• 全科目を通じて、記述問題が多い傾向にあります。記述・過去問対策は不可欠です。
• 森村学園中では、進学指導を、進路と進学の2つに区別し、指導を行っています。また、進学校ではありますが、部活と学業の両立を奨励しています。
• 2020年度の国公立は、東大・京大・筑波に合格者がおり、私大では、早慶上智理科ICUに計62名が合格しています。

もちろん、細かく言うともっとありますが、こうした傾向を踏まえた上で、入試対策をしていくことが合格の近道になります。

• 算数：まず速くて正確な計算力を身に付けることが重要です。数量分野では、数の性質、規則性、場合の数などに注目しましょう。図形分野では、比を使って長さや面積を求めるもの、点・図形の移動と面積・体積の変化などが重要です。
• 国語：一定時間内に読み、設問の答えを出す読解力を身に付ける学習を心がけましょう。漢字は毎日少しずつ学習を続け、ことばの知識はコンパクトにまとまった問題集に取り組むのが効果的です。また、自由記述の小問が含まれているため、問題集で設問や解答の形式に慣れておきましょう。
• 理科：さまざまな単元をもとに問題がつくられており、基本的な知識を使いこなす応用力が試されます。そのため、各分野の偏りのない学習が必要となります。問題の多くは実験や観察の結果を総合的にとらえて、筋道を立てて考えていくことが重要ですので、基本的なことがらを確実に身につけていきましょう。
• 社会：記号選択もありますが、適語記入や記述説明など、書かせる問題が多く出題されます。よって、基本事項をしっかりと身につけるのはもちろん、仕組みや変化を理解しておくことが重要です。歴史分野では、古代から現代までの広い時代にわたってさまざまな分野から出題されますので、自分で年表を作ると学習効果が上がります。