• 日本大学の第二番目の付属中学校として昭和二年に開校した伝統校であり、平成8年度より共学化を実施しています。「信頼敬愛」「自主協同」「熱誠努力」という校訓のもと、自主性、積極性の育成に力を入れています。
• 入試は各科目とも基本的な問題が多く、基本的な知識が正確に定着しているかを見る出題傾向です。
• 付属校ではありますが、東大、早慶をはじめとした他大学の合格実績も高く中堅上位層の併願校として人気を集めており、この先も応募者数の増加傾向は続くと予想されます。

もちろん、細かく言うともっとありますが、こうした傾向を踏まえた上で、入試対策をしていくことが合格の近道になります。

• 算数：基礎的な力の定着を見る問題で、難易度はあまり高くありませんが、それだけに計算ミスなどのケアレスミスには十分注意する必要があります。途中式を書く習慣をつけておくことがミスを減らす練習になります。基礎力がついたかは過去問の大問1や2を解いて適宜確認すると良いでしょう。
• 国語：文章はやや長めですが、内容はそこまで難しくありません。多くの読解問題にあたり、指示語や接続語に注意しながら文章の展開をつかめるように練習しておきましょう。知識問題は基本的な知識があれば対応できる問題となっています。幅広く出題されるので、問題集などを使ってひととおり確認しておきましょう。
• 理科：先ほどお話ししたとおり、基礎的な問題がほとんどですので、早めに基礎固めを行い、問題演習を多くこなしましょう。物質では実験器具の使い方も問われるので、確認しておきましょう。
• 社会：基礎的な問題が中心ですが、適語記入の問題は漢字指定のため、人名や用語は正確に覚えておく必要があります。地図・グラフ・写真などを用いて出題される問題が多いため、出題形式に慣れておきましょう。また、時事問題も出題されるので注意が必要です。