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浅野中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、浅野中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば浅野中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
浅野中 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 80点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 地理、歴史、政治、複数分野総合 |
浅野中 社会の入試問題の傾向
幅広い学習が必須
浅野中学の社会は大問2題で試験時間が40分です。出題分野に関しては、いくつかの分野を融合した総合問題や、身近な出来事を扱った問題が出題されてる場合もあります。2021年は総合問題と歴史、2022年は総合問題と地理が出題されました。
地理では地図や資料とともに出題されるものが多く、歴史はあるテーマに沿った通史的な問題の構成が目立ちます。政治は時事的要素を含んだ問題の出題率が高めです。
基本的な知識を問う問題が多く、これまでの学習の成果が試される試験となっています。
必要なのは読解力
浅野中学の社会の特徴は、設問にいたるまでの問題文が比較的長いということです。近年では2000字を超える文章が提示されるなど、文章を読解する力も求められています。各問題文も長めですので、注意が必要です。
また地図やグラフ、写真なども随所に散りばめられており、日々の学習から親しんでおく必要があるでしょう。
時間配分について
試験時間の40分以内で、文章量の多いリード文、図やグラフの読み取り、記述問題の解答をしなければならず、時間は決して多くありません。問題の内容は比較的に基本的なことが問われやすいため、落ち着いて取りかかりましょう。まず素早くリード文を読み解くことがポイントです。
浅野中 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、浅野中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基本事項は確実に得点したい
高得点勝負になりやすい浅野中学の社会では、基本事項を問う問題で失点は避けたいところです。各分野の基本的な重要事項については確実に理解し覚えておく必要があります。その際に個々に暗記するのではなく、暗記した事柄の関連も合わせて覚えておくことが効率的です。
簡潔にまとめる力をつけよう
浅野中学校の社会を攻略するには、記述問題への対策がポイントです。浅野中学校の場合、記号選択で問われる知識は基本的なものが多く、周りも取ってくるので、記述問題でどのくらい点数を稼げるかで差がつきます。「要点を簡潔にまとめること」を意識して、記述の対策を行っておきましょう。過去問や類似問題で演習をし、何度も書くことでコツを習得してください。
また時事問題と絡めた出題も目立ちますので、新聞やニュースで日本だけでなく世界の情勢についてもアンテナを張っておき、政治に関する知識を増やすことも大切です。さらに時事問題への問題点や自分なりの考え方を持ち、まとめておくことも対策になるでしょう。
「読み取り問題」への対策も不可欠
また、浅野中学校でよく出される「地図、写真、グラフを伴った問題」への対策も不可欠です。図やグラフから情報を読み取る力が必要になりますが、図やグラフの情報だけでは解けない問題もあります。 「持っている知識を使って、図やグラフの情報を読み解いていく力」を身につけておくことも重要になります。地理では、白地図を利用して、自分の手で作業するなどして理解を深める工夫をした学習をするとよいでしょう。
浅野中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。