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海城中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、海城中の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
海城中の理科で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
海城中学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 80点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球の各分野から1題ずつ |
海城中学校 理科の入試問題の傾向
例年、大問4題の構成で、「生命」「物質」「エネルギー」「地球」の各分野から1題出題される形式です。問題の難易度は高く、出題分野も幅広いです。
また、取り上げられる素材が新しいために他校ではあまり見かけないユニークな問題が出題されています。
試されるのは真の応用力があるかどうかで、与えられた情報から基礎知識を活用し、考察しながら解答を導くことが必要です。
海城中学校の理科は、実験と絡めた計算問題が非常に多く出題されるのが特徴です。計算問題自体も難易度の高いものになっています。
また、実験器具について問われることもあるので、注意が必要です。その他にも図やグラフや表の分析問題も目立ち、作図させる問題が出題されたこともありました。
問題文(リード文)が長いことも特徴のひとつです。理科の知識、計算力以前の問題として、「読解力」が点数に大きく影響します。
海城中学校 理科で合格点を
取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、海城中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
海城の理科では、先ほどお話ししたとおり、実験や観察結果を見て、一つ一つ処理していけば解ける問題が頻出します。何について問われているのかを把握する力、それらを学習した知識と関連づける力が必要です。
そのためにはまず、基礎知識を身につけておくことが必須です。実験や観察結果について、自分なりに分かりやすくノートにまとめておくことも有効な対策です。また、参考書のコラムやニュースなどにも目を向けて、幅広い知識を習得しましょう。
エネルギーの分野や化学の溶解度、中和や気体の発生などについては、計算問題が出題されることが多いです。
グラフや表に関連して出題されることもあるため、過去問や問題集などで様々なパターンに慣れておくことが大切です。また計算力を向上させスピード感も養っておくと良いでしょう。
時事的な話題やニュースに絡めた問題も出題されます。その物事を知っているだけでなく、与えられた情報から何が推測できるのかという踏み込んだ内容が問われます。
海城独自のユニークな問題に対応するために、知識を単に詰め込むだけでなく、身近なニュースや現象にも自分なりの考えを持っておくことが大切です。
海城の理科で合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を進めていくことが非常に重要です。