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立教女学院中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、立教女学院中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば立教女学院中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
立教女学院中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 60点 |
試験時間 | 30分 | 大問数 | 3題 |
頻出分野 | 地理総合、歴史総合、政治総合 など |
立教女学院中学校 社会の入試問題の傾向
立教女学院中学校の社会では、試験時間30分に対し、問題数が35問前後と問題数が多くなっており、時間配分には注意が必要です。
また、年によって、難度にバラつきがあるのが目につきます。そのため、難度が高い場合は「解く問題を取捨選択する」など、問題によって解き方を変える判断力も身につけておく必要があります。
出題分野を見てみると、地理、歴史、政治の3分野からまんべんなく問題が出ています。なかでも、世界とのつながりを持たせた問題が多くなっています。
地理では日本各地の地形や産業など以外にも世界地理に関しての出題もあります。
歴史も原始から近現代までの幅広い範囲から出題され、外交に関すること、建造物や活躍した人物に関することから頻出しています。
政治では国憲法や国際社会についても出題率は高いです。
出題形式は、選択問題や適語記入問題が多く見られます。的を絞って深く掘り下げた問題や、分野をまたいだ内容から構成されている総合問題など多様です。また歴史に関しては、時代に流れが問われることもあります。
内容も2019年は、「日本各地の特色についての問題」、「日本の世界遺産を題材にした問題」、「ネルソン・マンデラの業績を題材にした問題」、2020年には「地図や地球儀の問題」など多岐にわたって出題されています。
時事問題も出題されているので、ニュースや新聞を読みまとめるのがポイントです。
最近の中学入試の傾向を反映して、「グラフ」「地図」「史料」を用いた問題もよく見られます。
地理・歴史分野はもちろん、政治分野でも、「日本の主な輸入相手国」のグラフや、「憲法改正に関するアンケート結果」の表などといった資料から情報を読み取る問題が多く出題されています。
立教女学院中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、立教女学院中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
立教女学院中学校の社会では、「細かい知識を問う問題」から、「広く浅い知識を問う問題」まで、多様な種類の問題が出されます。そのため、合格点を取るには、広範囲にわたって、詳細な知識を身につけておく必要があります。
また、「知識の丸暗記」では解けない問題も出されるので、勉強をする際には、語句や出来事の背景・意味や内容・流れまで覚えておくのがポイントになります。
歴史は、「時代の流れ」を問う問題が多くなっています。最近では、「歴史の中での女性についての文章を時代順に並べ替える問題」「日本の世界遺産に関する時代を題材にした問題」などが出されました。
よく言われるように、自分なりに時代ごとの年表を作ったり、分野ごとに出来事をまとめたりといったことがきちんと出来ているかどうかで、差がつきます。受験直前に慌ててやらなくて済むよう、時間のある早い時期に対策をしておくことが大切です。
政治分野では、2019年では「裁判官制度」、「2020東京パラリンピック」、「長崎と天草地方の潜伏キリシタンが世界遺産登録」、2020年では「築地の移転場所」が取り上げられているように、近年の時事問題と絡めて問われる問題がよく見られます。
こういった話題に関するニュースや新聞記事は、普段から注意して見ておきましょう。
先ほどお話ししたとおり、地図やグラフを用いた問題が頻出しています。日ごろから資料集や史料集などにも読み込んでおく必要があります。白地図を使って地形や気候をまとめ、産業などについて覚えていくのも1つの方法です。
立教女学院中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。