- 中学受験・算数対策専門サイト >
- 普段は解けるのに、テストになると解けない場合の対策とは?
テストになると解けない場合の対策 テストで解けるようになる方法
中学受験を目指しているご家庭の方から、「普段は解けるのに、テストになると解けない」という声をよく聞きます。
そこで、このページでは「普段の授業通りの実力をテスト本番で出し切る方法」をご紹介します。
普段は解けるのに、テストになると解けない場合の対策
- 「分かったつもり」をなくす
- 「なぜそうなるか」まで理解させる
- 単元をまたいだテストでも解ける力を養う
「分かったつもり」をなくす
例えば、お子さんがテストの復習をしている時や、ご家庭で勉強をしているときに、「分かったの?」と聞いてみたとします。
たいていの場合、「分かった」と答えると思いますが、本当に理解出来ているか聞いてみてあげてください。
もしかしたら、お子さんが「分かったつもり」になっているだけかもしれないからです。
「理解しているのではなく、答えや解き方を覚えているだけ」というケースが多々あります。
授業、宿題、テストで同じ単元の問題を何回も解き直すうちに、自然と答えだけを丸暗記してしまうのです。ですので、その単元終了直後のテストの点数は良く、お子さんも「分かったつもり」になってしまいます。
小学4年生あたりでしたら、塾内テストは単元別で出題されており、習ったことがそのままテストに出題される可能性が高いです。
直前に丸暗記していても、塾内テストや単元別テストに対応できてしまいます。
しかし学年が上がるにつれ、難度が上がり、量も増えるのでとても覚えきれなくなります。
丸暗記では太刀打ちできないので、「普段は解けるのに、テストでだけ点数が取れない」という事態になってしまいます。
ですので、お子さんが「分かった」と答えても、本当に分かったのかを一緒に解いてみるなどして確認してあげてみてください。
「なぜそうなるのか」まで理解させる
普段は解けるのに、テスト本番で点数が取れないお子さんの場合「なぜ、そうなるのか」まで理解させてあげることが大切になります。
「なぜそうなるのか」まで理解できないと、テストでちょっと見た目が変わると途端に解けなくなるからです。同じ問題でも、使われている数字が変わったり、文章題の構成が少し変わったりしただけで、解けなくなってしまう、というようなことです。
ですので、似たような問題は家で出来たのに、テスト本番で解けなくなってしまったと思われる方が多いです。
しかし、実はしっかり「原理や原則」を理解できていれば、見た目が変わっても解くことが出来ます。
ですので、この場合「なぜそうなるのか」を理解して、問題を解くことが出来るようになればテストでも解けるようになるお子さんが多くいらっしゃいます。
単元をまたいだテストでも、解ける力を養う
「普段は解けるのにテストになると解けない」というお子さんにもうひとつ多いパターンとして、「どの単元の問題か分かっていれば解けるが、単元が混ざって出たり、テスト範囲が広いと解けない」という状況です。
例えば、単元が「つるかめ算」と分かっていれば解けるのに、実力テストのように何の単元かアナウンスされていない場合は解けなくなってしまう、というような状況です。
この場合は、お子さんにランダムで問題を解かせてみることや、何の単元から出題されているか、単元を隠して問題をやらせてみるなどをしてあげてください。
しかし実際、「何回解けば良いのか分からない」「どのように解けば分かるようになるのかが、判断できない」という方は、下記をご覧ください。