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本郷中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、本郷中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば本郷中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
本郷中学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 四則計算・逆算、図形、表とグラフ、整数・小数・分数の性質、調べ・推理・条件の整理など |
本郷中学校 算数の入試問題の傾向
本郷中学の算数は、大問が5題で計算問題と応用小問が全体の3~4割ほどを占めています。これらをスピーディーに確実に解いて、応用問題にじっくり時間をかけることが大切です。
計算問題では小数や分数の混合問題や還元算が頻出しています。
応用小問では、規則性や、場合の数、面積、速さ、相当算や周期算など多様な分野から出題されていますが、難問奇問はなく、基礎力を試すことに重点が置かれている問題がほとんどのようです。
大問の応用問題は、「図形」、「グラフ」、「場合の数」が頻出となっています。
図形の場合、三角形の相似比・面積比を利用する問題、図形上の点の移動の問題、面積の変化、回転体の体積・表面積を問う問題、立体の切断などが過去によく出題されています。
グラフ問題では、水深、点の移動にともなう面積変化、速さと絡めた問題などが頻出です。
場合の数では、コインやサイコロを用いた会話形式の問題が出題されます。
本郷中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、本郷中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
本郷中学の算数は、試験時間50分に対して大問5~7題、総設問20問程度なので、本来は時間的な余裕がある程度ある試験です。
ただし、1つの問題(特に序盤の問題)で時間をかけすぎてしまうと、後半の問題に大きく影響します。小問集合をすばやく正確に解く計算力を身につけておきましょう。
また、一見すると解きやすそうな問題であっても、場合によっては思いきって後回しにすることも必要です。
例えば、本郷中は毎年のように出題される整数の問題ですが、問題を解く糸口に気づけないとかなり手間取ります。
大幅にタイムロスすると命取りになるので、後回しにするなど状況判断が合否を分けることになります。まずは試験問題全体を見て、解ける問題から取り組むのもよいでしょう。
問題演習は、難問よりも、基本問題や応用問題のうち、中学入試の典型的な解法で解ける問題を中心に取り組みましょう。
偏差値上位の男子校ですが、極端な難問や発想力が求められるタイプの問題はほとんど出ません。典型題や基本問題を解くスピード、正確性のほうがはるかに合否に影響する学校です。
出題頻度が特に高い「整数」「規則性」「水槽」「速さ」「グラフ」「立体図形」などの単元の対策を集中的・優先的に行いましょう。
本郷中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。