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本郷中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、本郷中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば本郷中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
本郷中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 75点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 地理総合、歴史総合、政治総合 |
本郷中学校 社会の入試問題の傾向
本郷中学の社会は、大問3題、小問30問程度という出題構成で毎年ほとんど変化がありません。地理・歴史・政治の3分野から均等に出題されています。試験時間40分に対して解答数が多く、時間に余裕のない試験となっています。
解答形式は記号選択問題もありますが、適語記入問題が多くなっています。主要な人物名や出来事、地名などは漢字で正確に書けることが必要です。
出題形式としては、地図や資料、リード文を読み取り、その後設問に解答させる形式も目立ちます。
例えば、地理の問題であれば、2021年は利根川の周辺地域の地形図を見て解答させる問題が出題されています。また、政治の問題であれば、2022年は京都議定書に関するグラフを見て回答させる問題が出題されています。
「社会は暗記科目」ととらえるのではなく、読解力、情報処理力も必要な科目ととらえて学習していくことが必須と言えるでしょう。
また、分野によっては特徴的な出題がある場合もあります。 たとえば、歴史の場合、特定の地域に絞り込んだ問題、外交や経済などテーマを絞った問題など、他校で見かけないユニークな出題もあります。
2019年では、「アンパンマンの作者、やなせたかし氏の生きた時代を題材とした問題」が出題されました。過去問を通じて、そうした問題の形式や解き進め方に慣れておくこともポイントになります。
また、本郷中学はホームページにて直近4年分の解答例と正答率を公開しているのでそれらを有効活用してみるとよいでしょう。(2022年8月現在)
本郷中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、本郷中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
本郷の社会は、試験時間の割に解答箇所が多いので、手際良く解き進められることが合格点を取る前提条件です。問題を解くスピードはもちろん、時間配分が重要になってきます。
合格点を取るために最も重要なことは、問題の難易度を確認し、取れる問題だけを優先して取ることです。なぜなら本郷中学の社会は「簡単な問題、基本知識の確認問題」と、「どの受験生も解けなそうな難問」がはっきり分かれているためです。
以前、「利根川河口部に位置する神栖市が、隣接する都市と構成している工業都市の名前」を答えさせる問題が出ていました。ですので、こうしたマニアックな問題は取れなくても合否に影響は少ないでので、飛ばしても構いません。
それよりも、他の受験生も落とさない基本問題を絶対に取ることが重要です。
そのため、毎年出題が恒例となっている問題は重点的に対策しましょう。
例えば、本郷の社会では、地形図の読み取り問題は毎年恒例となっています。河川の地形図を見て地形の名称(例:扇状地など)を答えさせる問題や、そう判断した理由を説明させる問題が頻出しています。地形図の読み取りに苦手意識がある場合は、入試前に重点的に対策を行うことが必要です。
また、政治分野では、経済に関する問題が多いのも特徴です。時事的な要素と絡めて出題されることもありますので、ニュースや新聞などに関心を持つことも必要です。
本郷中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。