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早稲田中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば早稲田中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田中学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 60点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 計算、図形、整数・小数・分数の性質、調べ・推理・条件の整理など |
早稲田中学校 算数の入試問題の傾向
早稲田の算数は、年度によって難度に差があります。合格者平均点が30~40点台の間で毎年変動しており、注意が必要です。
とはいえ、基礎・基本レベルの問題が中心で、試験時間50分に対し、設問が15題前後と、問題量が極端に多いということもありません。グラフや出題の仕方が少し目新しい出題もあるものの、基本的には、中学入試でよく見られる問題ばかりです。
普段から計算問題にあたって正確な計算力を身につけることや、基礎的な公式を網羅しておくことが必要です。
例年、大問1の小問集合では、特殊算や数の性質、条件の整理が出題されています。
特殊算の出題傾向を見ると、「速さ」の出題が比較的多くなっている他にはあまり偏りがなく、バランス良く出題されているので、さまざまな種類の特殊算に触れておくことが求められます。
応用問題では、「図形問題」の比重が大きいのが特徴です。ほぼ毎年4題以上出題され、特に「求積問題」がよく出されます。
しかも、最近は立体図形の分割の問題など、あっさりとは解けない問題が増えているので、よりいっそう、重点的な対策が必要です。
早稲田中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早稲田中学校の算数は、解答用紙を見ればわかるとおり、「答えのみを書く解答形式」です。そのため、「部分点」がなく、計算ミスが即失点につながります。
また、基本的な問題が多く、同じ早稲田系列にみられるような難問奇問はほとんど出題されません。長い問題文から条件を読み取る「論理問題」も、今まで出されていません。
このことから、シンプルに、「計算力」を試す問題と言えます。受験者層のレベルを考えると、ケアレスミスでの失点は合否に大きく影響します。
日頃の計算練習で正確な計算力を身につけておくことはもちろんですが、見直しをしやすいように普段からしっかりと途中式を書くなどして、ケアレスミスをなくす工夫も必要です。
また、先ほどもお話ししたとおり、早稲田の算数は、年によって、難しさに差があります。早稲田の算数で合格点を取るためには、「難度が高いか低いかで、点数の取り方を変える」のがポイントです。
問題が難しい年は、中学の数学の内容が出題されることもあるので、「落ち着いて、解けるものから確実に解いていくこと」が大切です。
逆に、基本的な問題が多い年は、高得点勝負になるので、「見直しを丁寧に行ってミスがないようにすること」ことが大切になります。
合否を分けるのは、メインである「図形問題」への対策です。「角度の求め方」「図形の移動」や「相似」が頻出となっています。
小6になるとあまり練習しなくなってしまうお子さんも多いですが、しっかりと対策する必要があります。これらの図形問題を攻略するために、図やグラフを書く練習もしておきましょう。
早稲田中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。