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早稲田中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早稲田中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田中学校 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 40点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 地理総合、歴史総合、政治、複数分野総合など |
早稲田中学校 社会の入試問題の傾向
早稲田中学の社会は、大問3題で、3分野から1題ずつの出題構成で、問題数は15題前後と、それほど多くありません。解答形式は、記号の選択と用語記入が中心です。
しかし、試験時間30分の中で、説明文や資料をみて解く必要があるため、多くの情報を整理しながら素早く解き進める必要があります。
また、問題自体の難易度もそれほど高くありません。基本的な知識を基にした問題が多くなっています。
一方で、総理大臣在職日数順の並び替え問題、うどんの名産地とその地域で開催されている祭りを両方知らなければ解けない問題など、単なる暗記だけで手ごわい、一般常識を問うような問題も見られます。
そのため、あやふやな解き方では得点できません。知識の正確性が合否を分けることになります。
また、「当時の社会情勢を反映した文章を読み解く問題」や、「問題文を読んで地形をイメージさせる問題」なども出されます。
それほど複雑な文章が出されることはありませんが、文章を読んで状況や場面をイメージできる一定レベルの読解力は必要です。
早稲田中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基本的な知識を問う問題が多い半面、歴史では「文化史」「外交史」、地理では「世界地理」など、中学入試ではあまり取り扱わない問題が目立つのも特徴です。
基本的な問題が多いことから、高得点勝負が予想されるので、こうした独自の傾向に対する対策が、合格のポイントになります。
「文化史」「外交史」では、自分で年代ごとの年表を作り、「世界地理」では、貿易と絡んだ知識を重点的に対策しておきましょう。
歴史・地理分野では、史料問題が頻出です。合格点を取るには、史料問題への対策が必須です。歴史的背景をしっかりと理解しておかなければ、問題を解くことができません。
また、地図や表から情報を読み取る問題もよく出されるので、勉強する時に必ず史料や地図まで押さえておきましょう。
公民分野に関しては、それほど難解な問題が出題されることはないので、多大な労力をかけて勉強する必要はありません。
「憲法」「三権のしくみ」「国の財政」など、基礎知識を身につけておけば対応できます。
時事問題と絡めての出題もよく見られるので、テレビや新聞のニュースに日頃から関心を持っておくのが必要です。
早稲田中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。