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法政大学第二中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、法政大学第二中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば法政大学第二中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
法政大学第二中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 漢字・知識問題が1題、読解問題が2題。正確な読解力が重視される |
法政大学第二中学校 国語の入試問題の傾向
知識問題1題、読解問題2題、オーソドックスな試験
法政大学第二中学校の国語は、2021年、2022年は試験時間50分、大問3題という出題構成で安定しています。最初の大問が「漢字の書き取り」や「類義語」、「熟語の組み立て」などの知識問題、大問2が説明文の読解問題、大問3が物語文の読解問題という構成です。
読解問題で題材とされる文章も読みやすいものが多く、比較的クセのないオーソドックスな試験となっています。
読解力を入念に身につけておく
知識問題は、基本レベルの問題がほとんどです。適語の補充や指示語の内容など、典型的な問題が多く出題され、記述問題も出されています。バラエティーに富んだ出題形式ですが、問題のレベルは標準的なので、過去問などを演習して焦らず試験に取り組めば正解を得られる可能性が高いでしょう。 読解問題にある筆者の主張や登場人物の心情などを読み解く問題は、「なんとなく」の読み取りでは答えることができないので、読解力をしっかりと身につけておくことが必須になります。
80字程度の記述問題も1題出される
少し長めの記述問題が1題出されるのも、法政二中の国語の大きな特徴です。記述問題の字数は60~80字のものが多く、字数が書かれた解答欄に記入する形式になっています。 内容としては、問題文の内容の理解を問うものがほとんどです。
時間配分について
法政大学第二中学校の国語は、ここ数年は、試験時間50分、大問3題という出題構成で安定しています。比較的読み解きやすい作品が出題されることもあり、基礎力を身につけておけば時間配分に困ることは少ないでしょう。記述問題も出されているため、漢字の読み書きなどの知識問題はスピーディーに解答し、落ち着いて読解問題に取り組むのが大切です。
法政大学第二中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
合格ラインは6割~7割
法政大学第二中学校の国語は、出題傾向が安定しているので対策が立てやすい試験と言えます。受験者の平均点、合格者の平均点の推移を見ても、それほど大きなブレはありません。
ただ、その分、他の受験生もしっかり対策してくるので、国語で点数を落とすと合格はかなり厳しくなってしまいます。
年度にもよりますが、大体65%以上が合格ラインと思われます。過去問で演習をする際には、できれば70%以上を目指して取り組んでおきましょう。
解答方法を身につけミスを防ぐ
法政二中の国語はオーソドックスな内容で、比較的安定した出題傾向であるため、7割以上の正解を目指せば合格が近づくでしょう。しかし、ほかの受験生も対策がしやすく、ケアレスミスなどで失点すると合格が厳しくなるため油断は禁物です。 漢字の読み書きなどの基礎固めはもちろん、記号選択や適語の抜き取りなどの問題対策として過去問を活用し、出題パターンや解答方法を身につけられるような学習をしておきましょう。
作品の要点を選びまとめる練習を行う
記述問題では、「本文を要約するもの」「自分の考えを述べもの」など、さまざまな内容が問われます。なかでも「問題文の内容を説明する問題」では、設問で問われている内容に合わせて「解答に盛り込む要点を選び」、「制限字数内で要点をまとめる」ことがポイントです。 記述問題の対策をする際には、「どの要点を盛り込めばいいのか」を意識して取り組み、字数内におさまるよう言葉を言い換えたり、文章を削ったりする力を養っておきましょう。筆者の主張・登場人物の心情を理解して解く問題は、作品から正確に要点を読み解く力が必要です。普段からいろいろな作品に触れ、作品の構成や流れを意識しながら読み進めるよう心がけると良いでしょう。
法政大学第二中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。