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早稲田実業学校中等部
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田実業学校中等部の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早稲田実業学校中等部の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田実業中等部 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 60分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 逆算、つるかめ算、場合の数、図形など |
早稲田実業中等部 算数の入試問題の傾向
早稲田実業の算数は、試験時間60分に大問5題、小設問数が15題前後という出題構成です。年によって難度に差があるのも特徴です。
また、「特殊算」「図形」「場合の数」が頻出分野となっています。
試験時間は十分にあるものの、前半の計算問題・小問集合で時間を取られてしまうと、後半の応用問題で時間が足りなくなる可能性が高いです。前半は確実に手早く解く必要があるので、高い計算力が必要になってきます。
「数の性質」や「図形」問題では、例年かなりレベルの高い問題が出されており、時間配分をコントロールしないと、解ききれなくなってしまいます。
問題処理能力をしっかり高めておくことが時間配分をうまくコントロールするためのポイントとなってくるでしょう。
よく出題されるのが、「問題を解くための条件やヒントに気づければ解ける」という問題です。こういった問題を解くために必要な「思考力」・「推理力」の有無が合否を分けるポイントとなってくるでしょう。
早実の算数の難しさの理由は、「計算の複雑さ」にあります。「手間のかかる逆算」、「分数を用いた文章題」、「複数の円すいを組み合わせた立体の表面積」と、最初からかなりの計算力を必要とする問題が出されています。
「完成された計算力」を身につけておかなければ、合格点を取ることはできませんので、日頃から計算力を高めておくことが必須事項となってくるでしょう。
早稲田実業中等部 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田実業学校中等部の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早実の算数は、図形や点の移動をからめた問題に重点が置かれており、対称移動、面積・角度、面積変化などには注意が必要です。
また、「場合の数」に関しては数の規則性や条件の整理を問われることもあるので、対策を練っておきましょう。
先ほどお話ししたとおり、時間配分のコントロールが鍵となってきます。普段からできる限り計算問題をたくさん解いて、速さと正確性を確実に上げておくことが重要です。
また、計算が複雑な問題も多くなっています。計算の複雑さによって時間をとられるのはもったいないので、込み入った問題を数多くこなすことが大切です。
計算問題に自信がついたら、応用問題のために思考力などのスキルアップを目指しましょう。
応用問題では、設問順に問題を考えていけば、段階を踏み解答に辿りつくことができるものがほとんどです。公式や基礎事項を理解したうえで、1つずつ問題を解いていくことが重要です。
早稲田実業学校中等部の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。