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早稲田実業学校中等部
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田実業学校中等部の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早稲田実業学校中等部の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田実業中等部 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 60分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 読解、知識 |
早稲田実業中等部 国語の入試問題の傾向
早稲田実業の国語は説明・論説文が1題、小説・物語文が1題、知識問題が1題というのが主な構成です。ただし、読解では、随筆文が出ることもしばしばあります。知識問題は、漢字の書き取りや語句の意味などが頻出しています。
早稲田の国語は、小学生には少々難解と思われる文章というのが大きな特徴です。
設問では、物語文で「人物の性格把握」「気持ちの読み取り」、説明文で「指示語の読み取り」「要旨の把握」など、読解力を見る問題が頻出です。
また、毎年2~3問は、かなり思考力を必要とする問題も出題されています。
解答形式は、小説では記号問題や書き抜き、説明文では記述が中心に出題されています。以前と比べると記述問題が多く出題されており、しっかりと対策する必要があります。
早稲田実業中等部 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田実業学校中等部の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早稲田実業の国語は、長文の読解問題がメインで、設問内容が幅広いことが特徴的です。先ほどお話ししたとおり、かなり読解力を試されるので、日頃から読書をしておくと基礎を固めることができるかもしれません。
記号選択問題では、「問題文の中から根拠を見つけて解く」やり方が一般的ですが、早実の国語では通用しない問題もあるので、志望校対策をする際には注意が必要です。
また、近年増加している記述問題の対策も必須です。要点や主題を見つけ、決められた字数の中で的確にまとめる力が必要になります。過去問などで多くの問題をこなし、練習を積み重ねましょう。
漢字の書き取りや語句の意味など毎年のように出されている問題は、比較的簡単なものが多いですが、難しい熟語の意味や品詞の識別なども問われるので、対策は必須です。
確実に点を取っておきたいので、参考書を1冊仕上げておく、辞書を使って漢字の知識を深めておくのも良いでしょう。
早実の国語は、「総合読解形式」での出題となっていますが、こちらでも漢字や語句といった知識問題が出題されます。「外来語の知識」「ことわざ・慣用句」「四字熟語」「文学史」などは、重点的に対策をしておきましょう。
また、「ことばのきまり」についても、「主語と述語の関係」「助詞・助動詞の用法」「敬語」を中心に対策をしておくことが大切です。
確実に点数を取るために、長文読解問題に取り掛かる前に知識問題を解いておく、など計画的に取り組みましょう。
早稲田実業学校中等部の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。