一橋セイシン会の
トッププロ教師を
ご紹介します
「本当に中学受験に
取り組むなら覚悟を決めて、
全員で力を合わせてこの難関を
乗り越えていただきたい」
志望校合格を目指すご家庭へ
指導をする上で大切にしている
ことはありますか?
お子さんにとって苦手科目=嫌い、ということが多いので、まずはその科目の中で一つでも好きになってもらえる所を探すように心がけています。
生徒さんを合格させるための
こだわりはありますか?
中学から大学までの学習に必要な読解は、中学受験で基礎ができてしまうので、一生ものの読解を身につけてもらいたいというのが私のこだわりです。
先日、中学生になった生徒さんのお母様とお話した際、『中学の国語の授業で大事な文に線を引くように言われ、うちの子は完璧に引けて学校の先生に褒められた』と伺いました。そんな風に今後の勉強につながる、本当の読解力を身につけてもらえたら嬉しいです。
家庭学習で実践してほしいことがあれば教えてください
例えば、サピックスですと宿題が多くて全部は解き切れないものです。弱点箇所のみ家庭学習の中心にするなど、復習はテーマを決めて集中してやるとお子さんの実力アップに繋がると思います。
保護者の方々がお子さんと接する時に気をつけて欲しいことはありますか?
国語の物語文について、『どうして、こんなことも分からないの!』と強く言ってしまいがちだと思います。一般的に男の子は精神的成長が女の子に比べて遅く、心情理解に時間がかかるため、小6夏ころまでは大目に見てあげて下さい。
家庭教師だけで中学受験をするご家庭へどんなアプローチをしますか?
通塾していないお子さんは、塾での学習分を自宅でこなす必要があり、かなりの学習量になります。家庭教師が宿題の進捗具合を確認し、テキストの記憶方法、ノートへの答えの書き方まで、かなり細かくアドバイスする必要があると思います。
訪問指導、オンライン指導でそれぞれ工夫していることはありますか?
訪問指導では、生徒さんの興味のあることを話したり質問するなどして、少しでも身近に感じてもらえるように心がけています。オンライン授業では生徒さんの全てを見ることができないので、手元カメラを使い『どんな風にテキストやノートに書き込んでいるのか、誤字はないか』こまめに確認するようにしています。
国語の記述問題を指導する際に工夫していることはありますか?
記述は誰もが最初は苦手なので、本文のどこを使って答案を書けばよいのか、まず本文に線を引いてもらいます。答えの大部分は本文の言葉そのままで、自分の言葉に変える箇所はわずかだと実感してもらうことで、苦手意識の払拭につなげています。
物語文、説明的文章が苦手な生徒さんを指導する際に
工夫していることはありますか?
物語文に関して最近多いのは、『この場合には、この気持ち』という反応ができない生徒さん。大人は『この状況なら、悲しい・うれしい』と反応できるのですが、そもそも思い浮かばない又は適切な心情語が出ない子もいるので、『こういうときは、こういう気持ちじゃないかな』と、覚えてもらうところからスタートしています。
説明的文章、論説文のほうが比較的マニュアルに沿って読解できます。
まず話題は何か、次に筆者の意見とその理由をつかみましょう。理由が複数ある場合には番号をふっておくと、選択肢問題で正しい理由を複数選ぶときにも即答できます
受験を控えている保護者の方々へのメッセージをお願いします
少子化の時代になり、中学受験はご両親が受験した頃よりハイレベルな競争になっています。覚悟を決めて本格的に受験に取り組まないと、中堅校も合格がおぼつかない状況です。
それでも、ご家族が覚悟を決めて取り組めば十分良い結果につながりますので、どうぞ皆様力を合わせて、この難関を乗り越えて頂きたいと思います。
受験生への応援メッセージを
お願いします
中学受験は、大学入試へのアドバンテージというだけでなく、人生の基礎を作る良い機会です。宿題や模試などでつらいと思うことがあっても、やっていることは決して無駄にはなりません!
今後、一橋セイシン会で指導を
受けてくださる方へ
一橋セイシン会教師には才能豊かな人が多く、一緒に話していて感心させられます。是非、教師の能力を最大限使って頂き、お子さんの能力アップに繋げてください。
「一番大事なのは平常心です。
いつもしていることをテストの時に同じようにできること」
志望校合格を目指すご家庭へ
指導をする上で大切にしている
ことはありますか?
これを機会に振り返ったんですけども、お子さん相手でも敬語で話すようにしているところが以前と比べると異なっている点かなと思います。
そうするとお子さんたちも敬語を使うようになって『なんかちょっとその敬語おかしいよね』っていう日常会話から敬語の正しい言葉遣いみたいなものも勉強できるようになって、プラスここにあったなっていう風になりました。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
苦手だからとか得意だからということによって指導の根本が変わることは多分ないと思いました。
例えば理系科目だったらできるけど文系科目だったらできない、だから文系の科目で特に暗記が苦手なケースとか、理数系的なロジックの解放というのを身につけるのが苦手で、覚えるのはできるけど解き進めていくという手順を自分で組み立てていくのが得意ではないっていうお子さんがいるのであれば、次にどれぐらいできるようになるかをご指導してあげることが非常に大事だなって。
そうするための習慣付けをするサポートしていくことが大事かなと思っているので、一旦苦手とか得意によって声のかけ方を変えないかなと思っています。
生徒さんを合格させるための
こだわりはありますか?
短期決戦、本当に1ヶ月2ヶ月しかお預かりできないなら、受験する学校の入試問題をとにかく研究をして出るパターンの問題を教え込んでっていう風にすることが得策かなと思っています。
最低1年ぐらいお預りするということになってくると、1年間って大人は短いと思っているかもしれないけど、お子さんにとっては莫大な長い時間なんですよね。
そうすると短期決戦のような内容でお子さんと接するのはよろしくないと思っているので、とにかくお子さんが今できないことを次はできるようにしようという習慣ができているかというところに注目するようにしています。
中学に入ってから、高校に入ってからもずっと続いていく学習習慣っていうことに対して、受験のご指導する機会にちょっとでも土台を身につけてくれたら、最終的にはテクニックで色々暗記をして覚えてよりいい状態で受験には望んで欲しいんですけども、勉強する段階においてどれだけ勉強する素地がお子さんたちにできるかっていうところが大事だと思うので、そういったところを本当に意識してほしいです。
家庭学習で実践してほしいことがあれば教えてください
お子さんのスタイルにもよるとは思うんですけども、まず計算の練習を日々するということをおそらく怠っている子がすごく多いとは思いますので計算の練習を欠かさない。
算数・理科の計算部分に関しては、ちゃんと毎日計算の練習をするっていう物理的な習慣付けが大事で、あとは技術的な部分として私が1番言っていることですけど『計算は絶対に工夫をしなさい』っていう風に言っています。
工夫ができないって分かった段階で、諦めて筆算をするとか何かやってもいいけれどもそれ以外、明らかに計算の工夫ができるところをしないで、前から順番に筆算を殴り書きでやって、計算の量が多くなってしまって間違えるっていうのが一番愚かなので、とにかく計算の工夫をするってことに重点を置いて日頃からご指導させてもらっています。
日々の計算練習と、あとは計算の工夫を常に考えながら進めていくということは、基礎の段階で私は1番大事じゃないかなと思います。
家庭教師だけで中学受験をするご家庭へどんなアプローチをしますか?
なるべく早めに入試問題を解けるように単元学習を早くに終わらせて、入試問題を早めに解いて全体で何点取れるのか・何点取れないのかっていうのを早めに把握していただく。
これは塾に通ってもある程度同じですけども、塾に通ってないとよりそれを意識しないと指針がなかなかないので、指針は全てその入試で何点取れるかっていうことに置いた方がより良いとは思います。
とにかくその入試問題を見た時にそれはさすがに習ってないからこれは無理だろっていう問題ありますよね。それをなくしてあげた状態で入試問題を解いてもらう。
受験生への応援メッセージを
お願いします
まず受験において1番大事なのは平常心です。
いつもやれてることをテストの時に同じようにできるということが1番大事ですね。
ということは、日頃からテストのことを想定しながらお家での学習をしていただきたいと思います。
お家での学習をこうこうした方がいいですよっていうアドバイスを1つ1つ自分で納得して受け入れながら進めていって、今までの家での学習と本当に変わらない、会場が違うだけでやることは全然変わらないなっていう思いで入試問題を解いていくことが成功につがる鍵だと思います。
受験を控えている保護者の方々へのメッセージをお願いします
受験だから燃えて頑張ろうという風になることがすごく多いと思うんですけども。
燃えてどうこうっていうことよりも、お子様の平常心をサポートしていくということになってくると、日頃から常に変わらずに同じように同じことを言い続けていかれるかどうかということが非常に大きな鍵になってくると思うので、テストがいい時は喜んでもいいとは思うけども、喜んでもちゃんとその中でできなかったことの見直しはきちんとする。
逆にできなかった時に、どうしても落ち込んでしまうと思うんですけども、
落ち込んでもいいですけれども、同時にその振り返りを1秒でも早く行ってまた次に備える。これを常々繰り返し行っていって機械的に点数が何点、偏差値がいくつ、合格判定が何パーセント、そういったことを目にしたとしても、常に同じようにテストの振り返りをしていくってことが理想だなという風に思っています。
1番うまくいかなかった時に悔しいと思うのはお子さんなので、お子さんが悲しいと思っている時にそれを増長させるように叱ったりすることよりも、前を向けるような、サポートをしてあげられる、そういったお父様お母様でいていただきたいなと思います。
ちょっとした声かけ次第によって頑張れたり逆に諦めたりするとこもありますので。
そういったことを日常から想定をしながら声をかけていくっていうことを受験勉強のこの機会にお父様、お母様も是非お子様と一緒に学んでいただいて、頑張って最後までやり切っていかれるようになったら一番いいなと思っております。
「自分が厳しいな苦しいなって思ったら、
それは自分が成長してる証拠です」
志望校合格を目指すご家庭へ
指導をする上で大切にしている
ことはありますか?
一緒に伴走していくようにしているんですね。
週1回しか行かないんですけれども、家庭学習で分からないところがあったら写メで送ってもらってそれを返すっていうのをやっています。
毎日のように送ってくる子もいますし、夏休みだと朝送り返すと翌朝お代わりで送ってくる子もいて、そのやり取りをずっとしながら伴走者としてやっていく覚悟でいます。
ご家庭も一番多いのはお父様お母様が教えている段階で喧嘩になる・険悪になる、その部分がこれで解消できれば、安心してもらえるのかなとは思います。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
その子のいい科目をすごく褒めて、あれができるんだから、理科だってやれるよねっていうのを根気よく言っていきますね。
それを言うとすごく嬉しそうにその科目のことについて話してくれるんですよね。そんなにできるんだから理科も大丈夫だよって言うと色々愚痴は言うんですけど、続けていけば自信にもなるし、やっぱできたよねっていうところに繋がってきますね。
塾と家庭教師を併用しているご家庭へどんなアプローチをしますか?
塾のペースっていうのをちゃんと知って、そのペースをしっかりと生徒さんがやって効果が最大限になるようにしなければいけない。だからカリキュラムをただやっているだけでは身につかないと思う。
質問対応、分野での優先順位もあるので、そういうアドバイスをしてあげることで、塾に行っている効果は最大限に高められるのではないかと思います。
家庭教師だけで中学受験をするご家庭へどんなアプローチをしますか?
ライバルがいないので、その部分に自分がなってあげながら、上に上に引っ張ってあげないといけない。だからちょっと厳しめになるところはありますね。
家庭教師だけの場合っていうのは家庭学習の量が少なめになりがちなので、そこのところを多めにしっかりと塾の人たちと同じような量で練習できるように指導してあげないといけないですね。
指導を担当したご家庭との心に残るエピソードはありますか?
この間すごい嬉しかったのは女学館に進学した高校1年生になる子で、算数がすごく苦手でSAPIXの時はAクラスだったんです。
それなのに入ってから数学が好きになっていて、お母様はそれをすごく驚かれてて『今200人中30位以内をキープしてるんです。先生あの子が理系に行くなんて信じられますか』っていうのが来て。
それは私のおかげだって言ってくれたんですけど、もう4年も離れてるし、女学館の数学の先生方が魅力的なんじゃないですかって返して。
私も中学の時の数学の先生がすごい面白い先生で数学が面白くて好きになった口なので、その(女学館の)先生たちがきっといいんじゃないですかって言ったら『また大学進学まで報告させていただきます』っていうのですごい嬉しかったんです。
そういう連絡が1年に1回とか来ると嬉しいですね。
指導を担当したご家庭からも先生のおかげです!とのお言葉を頂いています
ご家庭も含めてのチームなので別に私がどうのこうのっていうのもないですしその子も最後頑張りました。
1点でダメだったという学校の中で勝負してきたんですよね、その場所の中で。一緒についてくわけにはいかないし、アドバイスしかできないから、勝負してきたのは彼なので、それは言ってくれるのは嬉しいですけど最後踏ん張りが効いたんじゃないかと思いますよね。
受験生への応援メッセージを
お願いします
いつも山登りに例えるんですけども、山が高ければ高いほど装備も練習量も苦しさも全部厳しくなっていくんです。自分が厳しいな苦しいなって思ったら自分が成長してる証拠なんです。
それがやりやすい練習で終わってる子はあんまり苦しさを感じない。それは自分に果たして練習になってますかって問いかけて欲しい。
今自分が憧れている人、どのジャンルとかどの世界でもいいんですけど、キラキラ光輝いてこうなりたいな、すごいな素敵だなって思う人はきっとそういうストレスと戦った人なんです。
大人になるっていうことは色々な壁とか困難を乗り越えるんですけど、1週間とか1ヶ月で乗り越えられないものを受験の時に半年、1年で乗り越えたのであれば、それはこれから来る困難とか試練とか必ずその時の糧になって自分の知らないパワーとなって乗り越える原動力になると思うんです。
だから、自分が苦しいと思ってる時は上達してる時だと思って、しっかりそこのところを乗り越えてコツコツやってほしいですね。
うまくいかない方が多いと思うんですけど、それが成長に繋がりますね。
「国語は全部の学問に通ずるものですので、
楽しい、面白いって思ってもらえることが目標ですね」
志望校合格を目指すご家庭へ
指導をする上で挑戦してみたい
ことはありますか?
お子さんの第一志望合格が1番なんです。
ですけれども、できれば国語という科目の地位を上げたいですね。国語は全部の学問に通ずるものでありますので、国語があってこその他教科っていう風に思ってもらえるように、国語自体を楽しいと面白いって思ってもらえることが1番の夢で目標ですね。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
(読解の場合)
読解が苦手な子はとにかくまず語意を増やすというところから。
ちょっと逆転するかもしれないですけど知識問題からやらせてるんですね。知識問題ができると本文が読めるので、本文が読めると楽しくなるので理解できたところを結構盛り上げて褒めて、みたいな感じですかね。
なので、本文をまず読んでもらうっていうところと、お子さんによって興味のあるジャンルが題材として出る文章読解があると、その話を広げてあげて文章自体に興味を持つと読めた気にもなるので、
文章をとにかく大事に読む、ベースの知識をつけるということは意識しております。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
(記述の場合)
まず『とにかく何でもいいから書きなさい』と『間違ってもいいから書きなさい』っていうことでやるんですが、それもちょっとダメだという場合は、まず模範解答を丸写しさせます。
これが本文のどこにあるかな?っていうのを、その表現のヒントを本文から探してもらって、こういう風に答えを作るんだよって。じゃあ一旦、模範解答を隠してもう1回同じの書いてみようか、本文からっていうところからですね。
まずはいい答えを見せて、それをなるべく作れるようにすると。それは心がけてます。
生徒さんを合格させるための
こだわりはありますか?
一通り教えることを教え切ったら、結構早めに過去問に触れさせてしまいます。
受験しない学校の過去問にもですね。
スタンダードな問題の学校を選んでやらせると意外に点が6割ぐらい取れてくるお子さんがいらっしゃるので、そうするとあなたはここに受かるよっていう風なお話がやっぱりできます。
そうすると子供も『え、じゃあ過去問もっとやりたい』ってなった時に自分の志望校の過去問にあたらせやすくなるので。
やっぱりテストの機会は多い方がいいなと思っているので。
私は過去問を結構使い、それを丁寧に解説するということはやってますね。
指導を担当したご家庭との心に残るエピソードはありますか?
中学受験は12月が最終模試になるんですけれど、12月まで1度も合格圏に出なかった生徒さんが結局2月で第一志望まで行ったことがありまして、
本人がまず諦めなくて質問の量がすごかったです。毎日メールで質問してきて、何度もテストの用紙を送ってきて。
親御さんは、実は裏で受験対策をもう1つ、もう1本の進路を考えてらしたんですね。
もしお子さんがちょっと挫折してしまっても、もう1本の道をこっそり用意しておいて。
やっぱり親御さんが冷静だったっていうのも、すごく助けていただいたのもあるんです。
子供には『とにかく何度も質問して、一生懸命やりなさい』で、ただ裏ではお母さんが『先生この学校も選ぼうと思うんですけど』っていうことを別ルートで質問をくれて、それがうまく合格に結びついたなと。
後から聞くとお子さんも薄々、親御さんが別ルートを用意してるのも知ってたと。それを知って頑張らなきゃということで。
3日間ぐらい入試がある学校で、初日ダメだったんですけど2日目でなんとか第一志望に受かっていただいて。それは本当に印象に残ってますし、12月でも諦めないでねっていう話はそれのおかげでできてますね。
受かる生徒さんの特徴は
ありますか?
あります。質問が多いです。ものすごく聞いてきますね。唯一だと思います、それが。
例えば、記述答案を模範解答と見比べて一言違っても『なんでこれ違うんですか?』って聞いてくる子であるとか、知識問題ができなかった時『どうやって勉強したらいいか』って聞いてくるお子さんは強いですね。
苦手を克服するための質問がうまいお子さんですね。それは絶対伸びますね。
受験生への応援メッセージを
お願いします
これから中学受験のお勉強されようと考えてる皆さん。
中学受験のお勉強は本当に大変ですし、途中でくじけたり受験を辞めたりしたくなることもすごくあると思うんですけれども、何のため勉強するかというと、楽しい夢の中学生生活のため、皆さんのこれからの楽しい学校生活のために勉強しますので、まず頑張って勉強して欲しい。
でも、勉強してと言われただけではなかなか机に向かうこともないと思いますので、好きな科目を増やして、その中に国語を是非入れて欲しいです。
国語の楽しさだったらいくらでも教えることができますし、将来大人になってから国語ができるようになったというのはすごく良かったなと思ってもらえると思います。
皆さんと一緒に勉強していく中で、国語の良さ、楽しさというものを伝えられたらと思ってますので是非一緒に頑張っていきましょう。
「今まで一生懸命、何年間も頑張ってきた勉強は
基本的に自分を裏切らない」
志望校合格を目指すご家庭へ
塾の講師や家庭教師の“教える仕事”の魅力を教えてください
私は毎年指導していますけど生徒さんにとっては本当に人生の一大イベントなので、毎年毎年、中学受験する生徒さんが人生をかけて全身全霊で挑んでいるので、それをサポートして見守って結果を掴んでいって人間として成長していくっていうのを見守るというのがすごくやりがいではありますね。
オンライン指導で工夫している
ことはありますか?
特に小学生ですとこちらがちょっと気を抜くと少し生徒さんが遊んでしまったりとか、集中していなかったりすることが出てきてしまうので、必ず相手の生徒さんの顔とノートと手元を見つつちゃんと集中してやっているか一番気をつけていますね。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
結局教えること全般で注意してることですけども、自分を基準にしないで自分がこれは当たり前で分かるだろうってことはあまり気にせずに、生徒さんの目線に立って客観的にどこが原因で詰まっているのかっていうのを、その生徒さんの立場に立ってしっかりと細かく分析していくところですかね。
ここがこうなっているから間違っちゃってるだけだなっていうのをしっかりと原因を把握して解決していこうというのは心がけてます。
塾と家庭教師を併用しているご家庭へどんなアプローチをしますか?
基本的には塾で教えているやり方を家庭教師の方で確認して、そのやり方がまず生徒さんに合っているのか、完全に合ってないまでもその子なりにアレンジしてあげた方がいいような場合は解法をもうちょっと噛み砕いてあげて生徒さんに理解させてあげて、あとは塾の宿題のどういうのが出されているか優先順位付けとかですね。
そういった日々の学習のサイクルを整えてあげたりですね。
家庭教師は塾の学習をうまく回らせるためのサポートに回るのが1番私はいいのではないかと思います。
やはり集団の方が勉強時間も多いですし、家庭教師は集団に比べると時間的に少ないことが多いので、塾の勉強と宿題が生徒さんにとって1番効率よく回るように家庭教師の方で調整をしてあげるというのが1番効率的なのではないかなと思います。
家庭教師だけで中学受験をするご家庭へどんなアプローチをしますか?
やはり集団の塾と比べて家庭教師ですと、基本的には週の家庭教師中の授業時間というのは少なくなることが多いと思うので、その分、集団で教えてもらうよりも理解度、解法の理解度は上がると思うんですけども、特に中学受験においては『分かる』と『できる』というのはだいぶ差があると思うので、解法を理解した上でアウトプットをしていかないと結局は定着せずに身についていかないので。
家庭教師1本で中学受験をする場合は、家庭学習ですね、家庭教師の授業がない時の家庭学習の質と量を確保していただいて、勉強時間・演習時間・アウトプットの時間をかなり多めに確保してもらうことが重要だと思います。
生徒さんを合格させるための
こだわりはありますか?
やっぱりスケジュール管理ですかね、大まかな。
中学受験ですと学校によってどこのレベルまで算数を上げればいいかとか、学校によって変わるので、この学校に行きたいのであればこの時期までにこのレベルまでちゃんと固めて、この時期からは過去問に入って、と学校ごとに変わってくることが多いので、その辺は注意してやっていますね。
受験生への応援メッセージを
お願いします
おそらく大体の生徒さんが小4小5から一生懸命、中学受験の勉強をしてきたと思うんですけども、今まで一生懸命何年間も頑張ってきた勉強は自分を基本的に裏切らないので、今までの自分の勉強を信じてください。
本番で自分の今までの数年間の成果を出し切るということを、それを第一の目標としてですね、体調を整えて気持ち的に自信を持って入試に挑んでいただければと思います。
「私が教えたことを生徒さん自身が
自分で考えて実行できるように意識しています」
志望校合格を目指すご家庭へ
指導をする上で大切にしている
ことはありますか?
私が意識していることは3つあります。まずはシンプルであること、そしてシステマティックであること、そしてシナジー。
国語を学ぶことで他の科目も伸びていける、そのような指導を心がけております。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
(国語の場合)
国語が苦手っていうお子様の状況をよく聞いてみると、なんとなくというか、どうやって勉強したらいいのか分からないっていう方が多くいらっしゃるので、まずはきちんとした方法論、どうやって読んでいくのか、そしてどうやって解いていくのかをきちんと方法論として伝えることに集中しております。
原因を色々と探ってみると、結局たどり着くのが漢字であったり言葉・語彙力であったり、そこに問題があることが多いので、まずは漢字と語彙力をつけていただく。で、同時に読み方・解き方を伝えていく。その両方から攻めていくアプローチをしております。
生徒さんの苦手科目を指導する際に工夫していることはありますか?
(社会の場合)
まず地理に関しては、一番応用問題が作りやすい分野でもあるので、なぜそのような現象が起きるのか、『地形の理』と書いて地理なので、しっかりその原理を説明するようにしております。
そして歴史に関しては、いかにしてその時代ごとの特色を捉えてそして体系的に整理できるか、そこがしっかりできれば得点を重ねていける分野なので、体系的にまとめるようにしております。
政治に関してはやはり今のニュースなどしっかり見ていただいて、まずは関心を持っていただく。そして地理・歴史に比べれば学ぶ分量が少ないので、集中してまとめて一気に把握できるように努めております。
生徒さんを合格させるための
こだわりはありますか?
私が一番大切にしているのは生徒さんの再現性です。
私がいくら教えても生徒さんがそれを実行できなければ意味がないと思っていますので、私が教えたことをしっかり生徒さん本人が自分自身で考えて実行できるようにいつも意識しております。
指導を担当したご家庭との心に残るエピソードはありますか?
正直、一人ひとりドラマがあり状況も違って、私にとっては一人ひとり本当に忘れられない生徒たちなんですけども...
一番忘れられない生徒さんは、すごく国語にセンスがある女の子の生徒さんで、今までの中で一番センスもあるし、できる子だなって思ってたんですね。
それで、その子が女子学院を受験したのですが本番で算数が良くて半分、もしかしたら30点台かもしれないっていう...
受験が終わった直後の採点でちょっと厳しいかなと思ったんですが、合格を勝ち取ってきました。
その子に関しては国語でねじ込めたなと。それが一番印象に残っております。
受験生と保護者の方々への
応援メッセージをお願いします
受験生の皆さんへ。
1月の1ヶ月は本当に力が伸びる時期となっております。
今までやってきたことの総まとめをしっかりして悔いのない日々を過ごしてください。
保護者の方へ。
最後の1ヶ月は特に生徒さんのマネージャー役に徹してください。
まずは体調管理、そして基本的な計算・漢字、そしてまとめの管理など。しっかり管理してあげることで、生徒さんは安心して受験に臨むことができます。とにかくマネージャー役に徹していただけると合格率が高まっていくと思います。頑張ってください。
今後、一橋セイシン会で指導を
受けてくださる方へ
国語を勉強はしているけれども、どのようにしたら成績が上がるのかお悩みの生徒さんへ。
国語は方法論に従って勉強していけば必ず伸びる科目です。それぞれの文章ジャンルごとの読み方、そして記述問題の解き方・選択肢問題の解き方。
それぞれしっかり体系的に学んでいけば、必ずできるようになる科目です。
私と一緒に勉強して合格を勝ち取りましょう。