精華小学校の対策｜中学受験専門プロ家庭教師の一橋セイシン会

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精華小学校の対策

精華小学校について

精華小学校は、神奈川県横浜市にある名門私立小学校です。中学受験に関しては、神奈川屈指の実績を出しています。
中学受験の進学塾に通うのは当然で、高学年になると精華小学校の授業の中でも中学受験の問題を扱うようになります。

1学年は男女あわせて80名で、全校児童は480名です。
1クラス40名ずつで、松組と桜組という2つの学級に分かれています。「松」と「桜」と2つのクラスはあるものの、担任の2人で2クラスをうけもつ学年担任制を設け、多くの目できめ細やかな指導を行っているのが、うりの小学校です。

精華小学校の進学状況

精華小学校では、有名私立中学校に、進学塾も顔負けの合格実績を毎年出しています。
精華小学校のホームページで公開されている主な進学先情報は下記の通りです。

進学先	進学人数
聖光学院	31
浅野	19
フェリス女学院	11
開成	17
サレジオ学院	16
筑波大学附属駒場	8
麻布	10
鎌倉学園	10
慶應義塾普通部	5
逗子開成	11
法政大学第二	6
日本大学中	4
鎌倉女学院	3
攻玉社	6
芝	2
桜蔭	15
山手学院	5

進学先	進学人数
桐蔭学園中	1
神奈川学園	8
中央大学附属横浜	2
関東学院	5
桐蔭学園中等教育	4
駒場東邦	7
慶應義塾中等部	2
慶應義塾湘南藤沢	2
豊島岡女子学園	9
公文国際学園中等部	4
学習院中等科	7
暁星	2
世田谷学園	6
青山学院横浜英和	3
洗足学園	5
品川女子学院	3

平均すると、毎年男子の生徒さんの10％が開成か麻布へ、進学しています。

精華小学校は全員が外部受験しますが、実は、精華小に関係ある中学校（神奈川学園中学校）もあります。ただ、神奈川学園中学校に進学するためにも受験が必要になります。その点が、外部受験に失敗しても附属中学へ進学できる聖徳学園小学校などとの違いです。

精華小学校の生徒さんによくある状況

精華小学校に通うと、周りのお子さんは全員中学受験をします。普通の公立中に通うよりも周りのお子さんにつられてお子さんも受験モードに入りやすいと言えるでしょう。

まず注意すべき点は、精華小に入学したからといって、名門私立中の合格を勝ち取ったわけではないということです。　精華小学校の合格実績は大変すばらしいものがあるのはご存知の通りです。しかし、一方で、地元の公立中学に進学される方、志望する難関中学が叶わない方も毎年一定数はいらっしゃいます。
そこは、忘れないでください。

精華小学校のほとんどすべてのお子さんが３年生、４年生からサピックスなどの進学塾に入っています。学校側は中学受験を意識したテキストを用意するなどしており、通塾にも理解がありますし中学受験に協力的です。
ただ、受験を意識しだすのが早く、周りが全員受験生という環境は、お子さんだけでなく保護者の方もプレッシャーを感じ焦ってしまうことが多いようです。
家庭では、学校の宿題と塾の宿題を済ませなければなりません。学校の授業も塾の授業も家庭学習がおろそかでは効果が薄れてしまうため、特に教育熱心な保護者の方はストレスを感じてしまうでしょう。