トキワ松小学校の対策｜中学受験専門プロ家庭教師の一橋セイシン会

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トキワ松小学校の対策

トキワ松小学校について

学校の場所・歴史・系列校

トキワ松学園小学校は、東京都目黒区の、東急東横線都立大学駅から徒歩8分の場所に位置する、60年以上の歴史を持つ私立小学校です。

同じ法人が運営する学校には、女子校のトキワ松学園中学校高等学校、共学の横浜美術大学があります。

少人数制とそのメリット

トキワ松学園小学校では、少人数制をとっており、1学年約40名で、1クラス20名程度のクラスが2クラスという構成になっています。1クラス約20名の少人数制は、一般的な少人数制よりもさらに少なく、授業内に全員が発表でき、子ども同士の交流や先生との交流を、より密で濃いものにできるというメリットがあります。

教育目標

トキワ松学園小学校では、教育目標に「健康」「感謝」「親切」「努力」の4つを掲げた教育を行い、家庭的な温もりのある雰囲気づくりをしています。

モジュール制

トキワ松学園小学校の最大の特徴は、モジュール制を採用していることです。モジュール制とは、15分を1単位（モジュール）として、学年、教科によって、15分、45分、60分など、柔軟に時間割をつくることができる制度です。この制度には学習内容に合わせて効果的な時間配分ができるという利点があります。

アフタースクールの開校

また、「放課後NPOアフタースクール」をパートナーに、放課後の小学校にアフタースクールを開校しています。学童のようなもので、宿題・学習のサポートや、おやつの提供をします。宿題の時間が終わると、外遊びや中遊びの時間になります。2014年度からは芸術やスポーツに関するプログラムも行われるので、これに参加することもできます。

トキワ松学園小学校で、中学受験するメリット

5年生からの進学体制

トキワ松学園小学校は、男女とも5年生から進学体制を採用しています。
たとえば、算数の授業は週2時間ほど時間を増やし、より深く理解するための学習をおこなっています。
また、5年生の2学期からは月に1回授業として実力テストを行い、自分の力を把握し学習方針を立てる目安となるようにしています。

男子はほぼ全員が中学受験

男子は、毎年ほぼ全員が私立中学を受験します。男子を対象とした進路選択のための説明会や、志望校に関する個人面談なども行っています。進路選択は学力だけでなく、性格なども含めてひとりひとりに合った選択を保護者と一緒に考えるようにしています。
結果として、早稲田系列、慶應系列、開成、麻布、浅野などをはじめとした有名私立中学にたくさんの子どもたちが合格しています。

女子も多数が中学受験

女子は、トキワ松学園中学校に進学することを原則としており、併設のトキワ松学園中学校でリーダーになってほしいという願いから、男子と同じカリキュラムで教育がおこなわれています。しかし、男子と同じ進学体制のカリキュラムで教育がおこなわれているため、女子でも十分中学受験できる実力をつけることができ、4割近くが外部の中学校に進学した年もあります。
結果として、桜蔭、雙葉、共立女子、フェリス女学院をはじめとした有名私立中学に合格したお子さんもいらっしゃいます。

トキワ松小学校で、中学受験する際のデメリット

トキワ松学園小学校は、中学受験対策に非常に力を入れている小学校です。

しかし、進学体制への移行に伴い授業の難易度も高くなるため、一度理解に遅れを取るとそれを取り戻し追い越すのは非常に難しくなります。

また、中学受験をする人数が多いため、学校は一人一人の細かいサポートまではできないという場合もあります。

学校の授業についていけていない場合

学校の授業についていけなければ、中学受験対策もできることが限られてしまいます。
まずは学校の授業をしっかり理解できているのかどうかを確認し、理解できていないところがあれば、学校の先生や塾の先生に質問しましょう。

学校の授業にしっかりついていけている場合

また、学校の授業にはついていけているという場合は、志望校の傾向に沿った勉強を始め、入試問題を解いたりしましょう。このような中学受験対策は、お子さんやご家庭だけでは難しいと思う方も多くいらっしゃいます。本格的な対策をおこないたい場合は、塾や家庭教師に頼るというのも1つの方法です。早めに対策を始めて、ライバルに差をつけられるとよいでしょう。