偏差値が届いていなかったお子さんたちを、毎年数多く志望校に合格させています
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このページには、ご家庭からお寄せいただいた「合格体験記」と、担当教務による「合格ノウハウリポート」を掲載しています。ほんの一部ですが、私たちの会で中学受験をしたご家庭の生の声を原文そのままで掲載しました。
中学受験を目指すご家庭にとって、励みや参考になる内容が必ずありますので、ぜひご一読ください。
T君は、SAPIXに通塾して開成合格を目指していましたが、5年生になってから成績が下降気味になり、クラスも下がり続けていました。私たちの会にご相談いただいたときの偏差値は、4科58.5、算数56.6、国語56.1、理科57.2、社会59.8という状況・・・。
お母さまが「これ以上のクラスダウンは、開成合格が遠のく」と危機感を抱き、家庭教師をつけて成績を建て直していくことになりました。
ご紹介したのは、開成、麻布、桜蔭、女子学院などの御三家、さらに駒東、慶應、早稲田など最難関校に毎年実績を出している、当会のトッププロ講師です。指導方針については、まずは、SAPIXの成績、クラスを上げることに全力を注ぐことにしました(SAPIXの教材を使用し、SAPIXのテストで点数をとれるための指導に専念)。
T君は、真面目な性格で、中学受験のハードな勉強を一生懸命がんばっていました。
ただ、性格的にマイペースな面もあり、進度がどんどん速くなっていくSAPIXのカリキュラムについていけなっていました。
課題の算数については、ケアレスミスでかなり点数を落としていました。
T君のテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、途中式の書き方、見直し方などもよくわかっていない状態だったので、まずそこから改善していきました。もちろん、「ミスしないように」と意識するだけではなかなか改善しません。ですので、「ドジノート」を作成して何度も見直すようにしたりと、さまざまな工夫も重ねていきました。
理解度を上げるのは時間がかかります。ですが、ケアレスミスを減らすことは比較的すぐできます。ですので、講師が指導開始した直後から結果が出始めました。すぐにSAPIXのクラスも昇格し、成績も上向いていきました。
T君の場合、特に問題だったのは、SAPIXの宿題のなかで不正解だったものを解き直しせず、そのままになっていたことです。また、塾で解説を聞いて「なんとなくわかったつもり」の問題でも、「原理原則」まで理解できていないものも多々ありました。さらに、場合によっては、解き方を丸覚えしているだけのものも散見されました。
ですから、理解度のチェック、定着度のチェック、不正解だった問題の解き直し、やり直しなどを徹底していきました。その結果、算数の最高で偏差値は68を記録しました。
SAPIXの場合、どうしても、毎回の授業で次々渡されるプリントや宿題をこなすことに追われてしまいます。そうすると、「教わっても、しばらくすると忘れる」というサイクルの繰り返しになってします。これでは、本当の実力は身についていきません。
SAPIXで最上位クラスを維持するのは大変です。さらに、開成に合格するとなると、体力的にも精神的にも強靭さが求められます。もちろん、それを小学生に求めるのはかなり酷です。
ですが、そこから逃げてしまっては、開成合格は勝ち取れません。担当講師も、勉強面だけでなく、生活面からメンタル面に至るまで、「開成に合格できる受験生」に近づけるよう、根気よく、熱意を込めて指導していきました。
「まだ難しい問題から逃げようとしている」
「もっと考えて、もっともっとこだわりを持たないと、開成合格には近づけないよ」
ときには厳しい言葉が飛ぶこともあり、T君いわく「厳しい戦い」が続きました。「SAPIXのプリントをこなしていれば開成に入れる」という認識が甘かったことに気づくことからスタートした家庭教師による指導。一筋縄ではいかないことも多々ありました。
生徒さんは、高学年になってからSAPIXに入塾して、中学受験を目指していました。
中学受験では、小4から(正確には、小3の2月)から入塾して3年間カリキュラムをこなすのが一般的です。ですので、他の子にもついていけず、山のような宿題に苦労する日々が続いてしまいました。
もちろん、中学受験の大変さは、お母さまはじめご家族の方も覚悟していましたが、SAPIXの過酷さは想像以上。伸び悩む成績に焦りをかんじて、当会にお声掛けいただいたのが家庭教師をはじめたきっかけです。
指導開始時の偏差値は、4科44.8(算数46.7、国語は39.3)という成績。
当初志望していた、立教池袋、立教新座(上位の附属校を志望)には程遠い状況でした・・・。
算数に関しては、基礎的なところから抜けが相当あり、それが原因で苦手分野も膨れ上がっている状況。親御さんも何とか塾のテキストの解説を読みながら教えていましたが、学年が上がり難易度も上がると、特殊な中学受験の算数は手に負えなくなっていました。塾で質問してくることも促しましたが、お子さんは、性格的に質問するのは苦手で、わからないところが溜まり続けていました。
成績低迷の原因は、通塾開始が遅かったことももちろんあります。
それもありますが、「中学受験で成績を上げるための勉強スタイルが確立できていないこと」が。根本的な問題点でした。
たとえば、「膨大な塾の宿題にどうやって優先順位をつけるか」、「教わった内容を本当に理解できているかチェックする」、「できるようになったところは反復して定着させる」、「テスト前にどこを勉強すれば点数を取れるか」、など、成績を上げるために中学受験では徹底すべきことも、手が回っていないところが多々ありました。
今回の場合、お子さんも真面目で努力家で、なおかつ潜在的な能力は高いものがありました(多くの中学受験生はそうですが)。足りていなかったのは、その能力を引き出す適切なパートナーです。
そこで、お子さん本人はもちろん、ご家族の方も手が行き届かない部分を、家庭教師がすべて代わりに行うことにしました。なおかつ、どうすれば志望校に合格できるのか、何をいつまでに仕上げていくのか、これまで不透明だったところを明確にして、受験勉強をリードしていきました。
指導開始後、3カ月ほどで、偏差値は4教科50を超えました。
1週間の学習習慣(いつ何をどれくらいやっているか)をこと細かに把握して、ムダを省き、逆に必要な内容の反復は徹底して、勉強の効率化と密度を濃くすることを同時に進めていきました。褒める指導を徹底したことで、お子さんも自信を持てるようになり、さらに成果が出るという好循環が生まれてきたのもプラス材料でした。ただし、小4の内容が出ると解けないので、そこは、SAPIXのカリキュラムを消化することと、さかのぼって復習することを上手く両立して解決。
家庭教師がついたことで、学習状況、成績は大きく変わっていきました。
入試直前には、塾の最上位クラスまであと一歩手前まで、成績を伸ばすことができました。
その結果にも慢心せず、小さな取りこぼしやミスをなくすために、最後の詰めを徹底。字が汚くてマルをもらえなかったり等、点を落としている原因を潰していきました。特に、受験する青山は速読即解型の試験で、些細なミスが命取りです。志望校の傾向も踏まえて、本番で合格できる対策をしていきました。
ただ、誤算だったのは、入試直前(12月~1月にかけて)に体調を崩してしまったことです。
そのため、必要な勉強に十分な時間を割くことができず、コンディションも悪い日々が続きました。
もちろん、それで諦めるわけにはいきません。最後の悪あがきというと言葉は悪いですが、青山、立教池袋、学習院、世田谷学園など、受験予定の学校の過去問に絞り込んで徹底対策し、本番で1点でも多くとれる実力を養っていきました。
R君は4年生の冬季講習からSAPIXに通塾して難関校・上位校を目指してきましたが、なかなか成績が上がりませんでした。
私たちの会にご相談頂いたときの偏差値は、四科で40、算数42、国語44、社会42、理科38という状況…。
お母さまが、「このままでは志望校に入れないのでは」と危機感を抱かれ、家庭教師をつけて成績を建て直していくことになりました。
R君は努力家で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、進度が早く宿題も多いSAPIXのカリキュラムに次第についていけなくなっていました。
SAPIXに通われているお子さんは、毎回渡されるプリントや宿題をこなすだけで精一杯になりがちです。そうすると、「よくわからないままとりあえず宿題をやる」「分からない問題をそのままにしてしまう」という癖がついてしまいます。これでは、なかなか偏差値は伸びません。R君も同じ状況に陥ってしまっていました。
苦手意識の強い算数では、テストでは、途中までは正しい計算ができているのに、最後の一歩で間違えてしまうことが多くありました。解き方を理解しないまま演習問題をしているため、自分で書いた計算過程の意味を正しく把握できていないことが原因でした。
そこで、基礎に戻って途中式の意味を細かく解説し、「この問題では何を求めなければいけないか」を理解できるよう指導しました。また、SAPIXでクラスを上げるために、塾のカリキュラムに沿って簡単なものから段階的に、理解度・定着度を確認していきました。さらに、R君の苦手な単元を把握し、どこから取り組めばいいのか優先順位をつけてあげて、効率の良い学習ができるようサポートしました。
R君に必要な内容を選んで指導を続けていくと、3か月で4科の偏差値が40から51まで上がりました。また、授業では算数の理解度が上がり、ある程度の応用問題であれば一人で解けるようになりました。
毎月のテストの偏差値が内容によって安定せず、40~50の間で上下している時期もありました。そのため、R君はやる気を失い、難しい問題を後回しにしてしまうことがありました。
そこで、「以前は解けなかった問題が解けるようになったとき」、「難しい問題が解けるようになったとき」など、毎回の授業で必ず誉めて、モチベーションを上げるように心掛けました。また、応用問題が解けないときには解き方のヒントを出し、自分で考えて答えが導き出せるように指導していきました。
K君はSAPIXに通塾して難関校を目指してきましたが、算数の成績が不安定な状況でした。そんなときに、お母さまのご友人が一橋セイシン会のプロ講師をお勧めになったことがきっかけで、当会にご相談頂きました。
一橋セイシン会には、中学受験でもトップレベルのプロ家庭教師が多数在籍しています。その中で、お子さんの性格や現在の状況をヒアリングした上で、目標や志望校に最適な講師を選定しています。
K君の場合も、K君の性格や状況を詳しく伺った上で、志望校合格のために、最適な講師を選びました。
K君の算数のテストの結果や普段の勉強の仕方を分析すると、単元ごとに理解度に差があることが分かりました。そこで苦手単元は基礎に戻って復習し、模試や間違えた問題の解き直しを徹底して、理解度・定着度の向上を図っていきました。
また、K君は膨大なSAPIXの宿題を前に、どこから手をつければいいか分からずにいました。
SAPIXに通塾されているご家庭から、「宿題が終わらない」「宿題だけで他の勉強に手が回らない」という声をよく聞きます。ですが、志望校合格のために、必ずしも山のような宿題をすべてこなす必要はありません。
それよりも、たくさんの宿題の中からは、お子さんに必要な内容だけを優先順位をつけて取捨選択した方が、成績が伸びることが多いです。講師はSAPIXのテキストの中から、苦手単元や、志望校に出る問題を取捨選択し、効率的な学習をサポートしました。
ただ、指導を始めた当初は、なかなか成績が上がりませんでした。成績が安定しない時期が長く続いたため、モチベーションが下がってしまっていたためです。担当講師は、そんなK君を根気よく激励し、熱意を込めて指導していきました。K君も講師に引っ張られるように、勉強への姿勢が変わりはじめ、宿題や家庭学習もコツコツがんばりました。
その結果、模試で全国1位をとることができました。これはK君にとって大きな自信につながり、その後も志望校合格に向けてラストスパートをかけていきました。
K君は3年生からにSAPIXに通塾してSFCを目指してきました。しかし、学年が上がるにつれて、なかなか成績が上がらない状況に・・・。私たちの会にご相談頂いたときは、今まで出来ていたはずの国語の偏差値が48にまで下がっていました。
家庭教師をつけることをお母さまが決断されたのは、このような状況を変え、SFCに合格するためです。
K君は真面目な性格で、SAPIXの宿題を一生懸命こなしていました。
ですが、K君のテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、課題の国語は読解のコツや記述の仕方が十分に身についていないことが、成績下降の原因だと分かりました。
また、苦手意識の強い理科では、苦手単元が手つかずになっていることが分かりました。
まず、国語は次の2つに絞って対策しました。まず、文章題の設問をしっかり把握すること、そして、記述問題で得点できるテクニックを身につけることです。
文章題は問題文を最初に読むのではなく、設問を先に読んで、注目すべき箇所を把握してから問題文を読むよう指導しました。また、記述は「いきなり書き始めるではなく、文章中のキーワードを盛り込み、制限字数いっぱいまで書く」など、コツを指導していきました。
理科は、単元によって理解度にムラがありました。そこで、苦手単元は、問題のパターンを丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」という理屈まで解説しました徹底して解説しました。
SAPIXで伸び悩んでいるお子さんに多い傾向ですが、K君は「宿題を終わらせること」が日々の勉強の目的になってしまい、本当の実力がついているとは言えない状態でした。そこで、膨大な宿題の中からK君に必要な問題に優先順位をつけて取捨選択していきました。また、SAPIXの内容で理解が不十分なところを穴埋めするために、基礎的な問題から順に指導していきました。そして指導した内容がきちんと理解できているか、類題を解いて、定着度を確認しました。
6年生の9月には過去問の中でも比較的易しい問題であれば、解けるようになりました。そこからは、合格へ向けて、さらにSFCの傾向に特化した対策をしていきました。
SFCの国語は自由記述問題がメインです。そこで、表現力を鍛えるため作文練習は徹底して行いました。
着実に成果は出ていましたが、入試直前期には、K君もお母さまも志望校に合格できるのか、なかなか自信を持てずにいました。偏差値は安定していましたが、SFCの独特な入試問題に対応できるか、不安になっていたためです。
そこで、SFCの過去問だけでなく、志望校と問題傾向が似ている学校の過去問を選んで解いてもらうなど、SFCの独特な傾向に慣れるように指導していきました。
その結果、入試直前の合格判定テストでは、全ての志望校で合格率80%を取ることができ、K君は大きな自信を持って本番に臨めました。
R君は5年生から日能研に通塾して難関校・上位高を目指してきましたが、6年生の夏休み明けの実力テストで成績が下がってしまいました。
私たちの会にご相談頂いたときは、今まで出来ていたはずの国語の偏差値が46という状況…
夏休み中は塾のカリキュラムに沿って家庭でも徹底して学習をすすめてきたため、R君もお母さまも成績が下がった原因が分かりませんでした。お母さまは、「原因をはっきりさせ、なんとか志望校に間に合わせてあげたい」とお思いになり、家庭教師をつけて成績を立て直していくことになりました。
R君は努力家で、塾の勉強も家庭での勉強も一生懸命がんばっていました。
ですが、R君のテスト結果や普段の勉強の仕方を分析していくと、次のようなことが分かりました。
まず、成績が下がってしまった一番の原因は、課題の国語で配点の大きい記述や書き抜き問題が解けないことでした。また、苦手意識の強い算数は初見の問題が解けないことが原因となっていました。
さらに、R君は成績が急に下がってしまった不安から「とにかく量をこなす」というやり方をしてしまっていたことも分かりました。そこで、「質」を重視した学習ができるように、優先順位をつけて、苦手な単元を効率良く身に付けられるよう計画を立てて導いていきました。
まず、国語の記述や書き抜きでは、「そもそも何を書けば点数がもらえるのか」、「文章のどこを読めばそれが見つけられるのか」などを重点的に指導しました。特にR君は記述問題をむずかしく考えすぎてしまう傾向があったので、簡単に書けるように「盛り込むべきキーワードを考える」など記述のテクニックを教えていきました。また、書き抜き問題では書き抜くポイントを早く見つけるコツも合わせて指導しました。
一方、算数は基礎が定着していないため、その場しのぎで問題を丸覚えしている状態でした。基礎が定着していないと、応用問題・初見の問題にたちうちできません。そこで、思い切って基礎にさかのぼり、「なんでその答えになるのか?」という理屈の部分も合わせて、R君が納得するまで根気よく指導しました。また、算数は解き方を丸覚えしないように別の解き方も合わせて考えることで、単元の理解度を深められるよう心掛けました。
基礎問題の定着や苦手な単元を穴埋めすることに専念したところ、1か月後には国語の偏差値が46から62にまで上がり、記述問題での要点のずれが少なくなっていきました。そして、入試直前期には、難しい入試問題の記述問題まで回答できるようになりました。
R君の場合、塾の勉強をがんばってこなしていたのに急に成績が下がってしまったので、自信をなくしていました。そこで、以前は解けなかった問題ができるようになったときや、難しい問題が解けたときなど、毎回の授業で必ず誉めてモチベーションを上げるようにしました。
また、初めて見る問題が解けない時には解き方のヒントを出し、自分で考えて答えを出せるように指導していきました。R君はだんだん自信をとりもどし、実力テストでも本来の実力を充分に発揮できるようになりました。
Aさんは4年生からSAPIXに通塾して立教女学院を目指してきました。ですが、思うように成績が上がらず、塾のクラスも下がってしまいました。 私たちの会にご相談頂いたときは、4科で偏差値43、特に苦手意識の強い算数は偏差値41という状況…
塾のカリキュラムに沿って家庭でも徹底して学習をすすめてきたため、Aさんは「いくら勉強してもダメ」と、落ち込んでいました。そこで、お母さまは「この悪循環をなんとかしたい」とお思いになり、家庭教師をつけて成績を上げていくことになりました。
Aさんは真面目な性格で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、Aさんのテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと問題が浮かび上がってきました。課題の算数に関しては解き方を丸暗記しているため、応用問題になると太刀打ちできなくなってしまうことが分かりました。
そこで、各単元ごとに解き方や理屈をきちんと理解できているか確認することから始めました。そして、「なぜそうなるのか」という理屈の部分をAさんが理解できるまで解説しました。
また、Aさん自身が「わかっている」と言った単元でも、わかったつもりになっていないか、解説を丸暗記するだけになっていないかを、類題や応用問題で確認しました。
さらに、入試直前期には、立教女学院の独特な問題傾向に対応できるよう、過去問だけでなく、類題も解いてもらいました。立教女学院は論理的思考力を求められる問題が多く出題されます。そこで、独自の解説を家庭教師がノートに書き、後で何度も見直しても理解できるようにするなど、工夫していきました。
その結果、4か月で苦手だった算数の偏差値が14も上がりました。授業態度も変わり、分からない問題も、積極的に質問できるようになりました。さらに、問題を解くだけで終わらず、「解き方が正しいか」という一歩踏み込んだ質問までしてくれるようになりました。
がんばっているのに成績が上がらない時期が長く続いたAさんは、自信をなくしていました。そこで、「以前は解けなかった問題ができるようになったとき」や、「応用問題が解けたとき」など、毎回の授業で必ず誉めてモチベーションを上げるようにしました。
そうした積み重ねもあり、合格判定テストでは合格率80%の結果を出すことができ、Aさんの自信につなげることができました。
K君は、早稲田アカデミーに通い、第一志望の本郷中学校を目指して頑張っていました。
しかし、小6の8月まで野球もがんばっており、成績はなかなか上がらない状況・・・。当会にご相談いただいたときの偏差値は、4科52.1、算数60.5、国語41.6、理科54.1、社会49.9。国語と社会が足を引っ張ってしまっている状況でした。ご両親は、学年が上がるにつれて勉強を見ることがなかなか難しくなり、K君も、不得意科目への苦手意識が増して行き詰っていました。お母さまは、そうした状況をなんとか変えるため、家庭教師をつける決断をされました。
K君のテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、国語に関しては、特に「スピーディーに読解すること」や「記述」をでつまずいていることが分かりました。記述は、苦手意識が強いこともありましたが、「何を書けば点数をもらえるのか」、「文章のどこを読めばそれを見つけられるのか」、「指定された文字数でまとめるにはどうすればいいのか」という、テクニックを細かく指導してもらっていませんでした。(塾で教わりますが、「知っている」ことと「できること」は別です。)
そこで、論説文・物語文の読解演習と、語彙力補強、記述演習を手とり足とり指導していきました。特に、K君の苦手な内容を重点的に教え、穴埋めをしていきました。
小6・9月という入試直前期だったのに成績が下がってしまい、すっかり自信をなくしていたK君。講師は、どんなときもK君を褒め、過去に国語で偏差値60を取れた実績など、K君に実力があることを示して激励し続けました。
また、K君と講師の相性がとてもよかったことも功を奏しました。講師を信じて本番までがんばり抜けたのは、信頼関係があったからこそです。
Yさんは、四谷大塚に通塾して難関校・上位校合格を目指していました。ですが、5年生の夏、公開組み分けテストで国語の成績が下降していました。私たちの会に相談頂いたときの偏差値は、国語が55という状況に・・・。
お母さまが、「入試直前で後悔することのないようにしたい」とお思いになり、家庭教師をつけて成績を上げていくことになりました。
Yさんは真面目な性格で、塾の授業も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、Yさんのテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、課題の国語については、読解のコツや記述の仕方が十分に身についていないため、成績が下降してしまっているということが分かりました。また、時間内に解ききれない、問題の意味を早とちりしがち、という傾向があることも分かりました。
そこで、まずは、時間内に読めるようにすること、設問をよく読むことから重点的に指導していきました。こういったところを克服するには練習量も大切なので、はじめは読解演習の数をこなすことも大切にしました。
そして、記述は、「いきなり書き始めるのではなく、文章中の言葉を利用して制限字数いっぱいまで書く」など、コツを指導していきました。
また、四谷大塚のクラスもSコースに上がることを目指していたので、使用教材は、予習シリーズなど四谷大塚の教材をベースにしました。ただし、塾の内容には優先順位をつけ、Yさんに必要な内容を効率よく身につけられるよう、講師が学習計画を立てた上で指導していきました。
Yさんに必要な内容を選んで指導を続けていくと、小6の9月頃には、Yさんは、易しめの入試問題の読解をすんなり解けるようになっていました。10、11月ごろになると、さらに読解スピードが上がり、女子学院の入試問題を時間内に解けるようになりました。そして、入試直前期には、記述問題も、ポイントをしっかりおさえられるようになり、難しい東邦大東邦の記述が解答できるようになっていました。
Yさんは、指導開始当初は、それまでの勉強スタイルをなかなか変えられずにいました。ですが、講師は根気よく激励し、熱意を込めて指導していきました。もともと真面目なYさんは、毎回の宿題もしっかりこなし、コツコツと努力を続けていきました。
秋の組み分けテストで成績が急に下がってしまったときも、モチベーションが下がらないよう、講師と二人三脚で乗り越えていきました。志望校対策に専念しているため、塾の成績はそう関係ないと「頭では」わかります。ですが、入試直前に成績が落ちてしまうと、お子さんもご家庭の方もどうしても不安になってしまいます。Yさんの場合、講師の激励と指導を受け、我慢強くがんばれたので、苦しい時期を乗り越えることができました。
R君は、SAPIXに通い、上位校合格を目指して中学受験の勉強を頑張っていました。
しかし、塾の宿題をこなすことに精一杯で、復習や苦手科目の穴埋めが出来ず、成績が伸び悩んでいました。6年生になる前の1月の組み分けテストの偏差値は、4科46、算数は42.9という状況・・・。R君も、お母さまも、どうしたら成績が上がるのか分からす、悩まれていました。家庭教師をつけることをお母さまが決断をされたのは、そうした状況を変えるためです。
R君のテスト結果や勉強のやり方を分析すると、課題の算数は、「基礎が定着していない」、「ケアレスミスが目立つ」といったことが原因でつまずいました
そこで、まずは、SAPIXの教材を使って算数の基礎からやり直しをしていきました。講師は、R君の理解度やペースを確認し、きちんと定着させながら指導していきました。
また、ケアレスミスについても、R君がミスしがちな箇所を分析し、適切な対策を講じていきました。
R君がケアレスミスをしてしまっていたのは、次のようなことが原因でした。
「途中式の正しい書き方を教えてもらっていない」
「自分で書いた数字を読み間違えて計算ミスしてしまう」
「見直しの仕方がわからない」 など・・・。
そこで、途中式の書き方を指導し、テスト以外でも時を丁寧に書くように教えていきました。また、テストの時間配分の仕方を教え、どこをチェックすればよいかなど見直しのポイントを指導していきました。
R君の場合、根本的に抱えていた問題はSAPIXの授業スピードについていけず、分からない内容がそのままになっていたことです。また、宿題についても、大量に配布される教材をこなすことが目的になり、なかなか力をつけられずにいました。
そこで、分からない内容や間違えた問題を、R君が理解できるまで、分かりやすく丁寧に指導しました。さらに、宿題の内容には優先順位をつけ、R君の苦手単元や志望校に出る問題など、必要なものだけを選んで計画的に取り組むようにしていきました。
R君は、塾の偏差値がなかなか上がらず、すっかりやる気をなくしてしまっていた時期もありました。そんな中、担当講師は、塾の特徴やR君の性格を考えながらベストな勉強計画を一緒に立ててやる気を引き出していきました。さらに、ご家庭から勉強の様子をメールでご報告頂き、それに対して返信をしながら、お子さんだけでなく、ご家庭の方の精神面のフォローも行っていきました。
S君は5年生の11月から日能研に通塾して難関校を目指してきました。
中学受験では、4年生(正確には、3年生の2月)から入塾して、3年間カリキュラムをこなすのが一般的です。そのため、模試やテストでは、S君がまだ習っていない単元が出題され、成績がなかなか上がりませんでした。
「このままでは志望校に入れない」と危機感を抱かれたお母さまからご相談を受け、家庭教師をつけて成績を上げていくことになりました。
S君はとても努力家で、通塾、家庭学習どちらも一生懸命がんばっていました。
ですが、受験開始が遅かったこともあり、指導開始時の偏差値は、4科45、国語43、算数53、理科45、社会40という成績。志望校には程遠い状況でした・・・。
S君のテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、国語は、読解のコツや記述の仕方が十分に身についていないということがわかりました。また、算数は、塾の授業は理解しているものの、定着度が弱いため、応用問題が解けていませんでした。
そこで、まず国語の読解や記述では、「何を書けば点数がもらえるのか」、「文章のどこを読めばそれが見つけられるのか」、「指定された文字数でまとめるにはどうすればいいのか」というコツを細かく指導していきました。また、S君が弱い語彙力も重点的に強化していきました。
算数に関しては、日能研の授業内容をきちんと理解できているか、それが定着しているかを毎回の授業で確認しました。また、ケアレスミスを防ぐために、途中式をしっかり書く習慣をつけるように指導しました。
6年生の9月頃には、S君は、過去問の中でも基本問題はすんなり解けるようになっていました。入試直前期には、解くスピードも上がり、時間内に解ききれるようになりました。
しかし、順調に学力が上がっていく一方で、S君は受験を始めた時期が遅かったため、「入試までに間に合うのか」不安を感じていました。
そこで、以前は「解けなかった問題が解けるようになったとき」や、「難しい問題が解けたとき」など、毎回の授業で必ず誉め、やる気を上げるようにしました。
Aさんは4年生から日能研に通い、上位校合格を目指していましたが、6年生になり、国語と社会の偏差値が伸びず、成績が下降してしまいました。私たちの会にご相談頂いたときの偏差値は4科で49、特に苦手な国語は43という状態・・・
「塾で、家庭教師にみてもらっている人の成績が上がっているみたいだから、やってみたい」
というAさんご本人の強い希望から、家庭教師をつけて対策していくことになりました。
Aさんはとてもしっかりしたお子さんで、日能研の宿題や小学校(私立)の勉強も一生懸命がんばっていました。しかし、Aさんは成績を上げるためにどんな勉強をすればいいのか、適切な方法を教えてもらっていませんでした。限られた時間の中で効率良く成績を上げるには、膨大な宿題の中からAさんに必要な問題を取捨選択していく必要があります。ただし、自分で具体的に対策を立てることは、小学生には難しいので、大人がしっかりサポートしてあげることが大切です。
Aさんの場合、国語は記述でつまずいていることがわかりました。テスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、文章の意味自体は理解できていましたが、記述のポイントのずれや時間配分がうまくできませんでした。それが原因で、偏差値が伸びていませんでした。
そこで、文章題の読解演習と、語彙力補強を中心に指導していきました。特に「どうすれば早く解けるのか」「何を書けば点数がとれるのか」などを、Aさんの理解度に合わせて細かく指導していきました。
社会は、塾で教わった内容を丸暗記しているだけでした。ですので、内容や流れ、つながりなどの理解がおろそかになっていました。そこで、歴史の流れなどを丁寧に説明して理解できるようにしていきました。
Aさんの場合、私立小に通われていたため、「通学に1時間かかってしまう」「土曜日まで授業がある」など、なかなか勉強の時間を取ることが難しい状況でした。また、日能研の宿題も多く、どうしてもこなしきれない、もしくは、やりっぱなしになってしまうことが課題でした。
そこで、まずは効率良く家庭学習ができるように、内容に優先順位をつけ、苦手な単元だけを重点的に指導していきました。また、やりっぱなしにならないように、授業の最初に前回の理解・定着度のチェックを行いました。
入試直前期も、Aさんもお母さまも、国語にはまだ不安がありました。偏差値は伸びていたものの、その時点ではまだ、得意な算数で国語の穴をカバーしている状況だったからです。
そこで、Aさんに自信を持って入試に望んでもらうために、合不合テストや公開模試だけでなく、統一合判を受けていただくようにおすすめしました。講師が、問題傾向の似ている統一合判の方が、Aさんにとって適切な偏差値が出ると判断したためです。
その結果、傾向の似ている統一合判では偏差値60と、充分に志望校に届く成績を取ることができ、Aさんも自信を取り戻すことができました。
Nさんは、早稲田アカデミーに通い、普連土学園合格を目指してがんばっていました。
ですが、6年生の7月の首都圏模試で、偏差値が4科46。苦手の算数が足を引っ張ってしまっていました。
塾では、志望校を下げるように言われる状況・・・。ご両親ともにお仕事をされていたため、勉強を細かく見る時間もなかなかとれず、Nさんも「どうしたらいいかわからない」と行き詰っていました。お母さまが家庭教師をつける決断をされたのは、そうした状況を変え、なんとか志望校に間に合わせるためです。
Nさんは、もともと熱心なお子さんで、早稲アカの授業や宿題に一生懸命取り組んでいました。
しかし、次第に課題をこなしきれなくなり、分からない内容や苦手単元が膨れ上がってしまっていました。
Nさんの場合、課題の算数に関しては、基礎的なことは大体身についていました。ただ、「式が多くなる問題が苦手」「問題文が長いと問われていることが分からなくなる」など、応用問題になると解けなくなってしまうという状況でした。
そこで、早稲田アカデミーの教材(W-Basic)を使用しながら、Nさんの苦手な問題・単元を穴埋めしていきました。
その際、Nさんが「どこで、どうしてつまずいてしまっているのか」を細かく分析し、「いつ何をやればいいのか」という学習計画を具体的に指示していきました。
また、受験まで6カ月とタイムリミットが迫っていたため、取り組む問題に優先順位をつけ、普連土学園に出る問題など、Nさんに必要な内容だけに絞り込んで集中的に対策しました。
さらに、試験本番にそなえて、「時間配分」、「見直しの仕方」、「途中式の書き方」など、本番で得点するための重要ポイントもしっかり身につけさせていきました。
入試本番までの時間が短いため、Nさんの定着度の確認を常にできるように、「解き直し用ノート」をつくりました。Nさんは、このノートに何度も解き直して、完璧に解けるようになるまで反復演習をがんばりました。
また、担当講師は、重要暗記事項や問題の解き方をまとめたNさん専用のオリジナル教材を作成。
Nさんは、試験直前まで何度もこれを見て復習し、お守りのようにしてくれたそうです。
講師は、Nさんが分かりやすいよう丁寧に教えることを心がけ、勉強のやり方まで細かく熱心に指導していきました。
すると、指導開始から4ヵ月で偏差値が13アップ!
講師との相性もよく、Nさんは指導内容をどんどん吸収し、面白いように成績が伸びていきました。
その後、模試の偏差値の伸びが停滞した時期もありましたが、普連土に特化した対策に集中し、Nさんは講師と一緒に本番までがんばり抜きました。
Y君は小4から四谷大塚に通塾して明大中野を目指してきました。ですが、勉強しても成績がなかなか上がらず、横ばい状態が続いていました。
私たちの会にご相談頂いたときの偏差値は、4科で45、国語41、算数52、理科41、社会45という状態・・・
お母さまは「家庭学習のアドバイスをしてくれる人がいたら成績があがるのでは?」と思われたお母さまからご相談をいただき、家庭教師をつけて成績を上げていくことになりました。
Y君はしっかりしたお子さんで、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、Y君のテストや普段の勉強のやり方を分析していくと、算数はケアレスミスが多く、応用問題が解けていないことがわかりました。
進学塾に通うお子さんの場合、「膨大なカリキュラムについていくだけで精一杯で、内容をその場限りで丸暗記してしまうため、定着していない」というケースが多々あります。しかし、集団塾では、一人ひとりの理解・定着度をこまかく見ることはなかなか難しい場合も多いです。
Y君も、同じ状況に陥ってしまい、基礎の定着が完全でなく、応用問題になると解けない状況でした。
これでは高い思考力を要求される明大中野の入試問題には太刀打ちできません。
そこで、まずはケアレスミスをなくすために、途中式や計算を必ず書く習慣をつけるように指導しました。また、思いきって基礎問題に立ち返り、「この問題では何を求めるのか」「どのような考え方をすれば良いのか」など、理屈を理解できるまで教えました。
また、国語は、長文読解が苦手で、時間内にすべて解くけていませんでした。
長文読解を時間内に解くためには、何を答えれば良いか意識しながら問題文を読むことが大切です。そこで、まずは本文を読みはじめる前に、設問を丁寧に読むように指導しました。「どんなことが問われているか」を把握してから本文を読むだけでも、スピードや理解度は大きく変わります。
そして、その上で「要点や作者の主張をつかむ方法」や「重要なキーワードを見つける方法」など、長文読解のコツを教えました。
理科については、膨大な塾の宿題をこなすだけで、ほとんど学習時間が取れていないことが分かりました。
そこで、塾の宿題の中から、Y君に必要な単元・問題だけを取捨選択し、優先順位をつけて、効率の良い学習ができるようサポートしました。
Y君の場合、頑張っていたのになかなか成績が上がらないという時期が長く続いていました。
そのため、家庭教師をはじめた当初は「勉強しても成績が上がらない」と自信をなくしていました。
そこで、講師は毎回の授業で、宿題がよく解けていたときなど、誉めてモチベーションを上げるようにしました。
また、講師が、Y君の毎日の勉強の時間・量・内容のスケジュールを組み、効率の良い学習リズムが身につくように指導しました。
その結果、11月の合不合判定テストでは国語の偏差値が41から52まで上がりました。また、理科の偏差値は41から50に、社会は45から53まで上がりました。
Mさんは小5から日能研に通塾して東京女学館を目指してきましたが、学年が上がるにつれて算数と理科の成績が下降していました。
「なんとかこの悪い状況を変えたい」そう思われたお母さまからご相談を受け、家庭教師をつけて成績を立て直していくことになりました。
Mさんは努力家で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、指導を開始したときの偏差値は、算数は47、理科は37という状態・・・。
第一志望の東京女学館には程遠い成績でした。
Mさんのテスト結果や普段の勉強のやり方を分析していくと、算数は単元によって理解度にムラがあるということが分かりました。そこで、苦手な単元は基礎に戻って復習し、模試や間違えた問題の解き直しを通して、定着度・理解度向上を図っていきました。
理科については、塾のテキスト通りに問題のパターンを丸暗記していました。東京女学館の理科の入試には、実験・観察をもとにした問題が多く出題されます。そのため、基礎知識に加えて、「なぜそうなるのか」、理論・理屈への理解を深められるよう指導していきました。
進学塾に通われているご家庭から、「塾の授業を理解しきれていない」「宿題の量が多すぎてこなしきれない」などの相談を受けることがよくあります。その原因としては、カリキュラムが膨大なこと、授業のスピードが速いこと、そして内容そのものが小学生にとって難しいことが挙げられます。
そのため、授業が理解不足になってしまった場合、家庭学習で補っていく必要があります。もちろん、それをお子さんひとりでやるのは難しいので、大人がしっかりサポートしてあげることが不可欠です。
指導の結果、12月には苦手意識の強かった理科の偏差値が37から44まで上がりました。もちろんまだ志望校の偏差値に届いていませんでしたが、最低限の土台はできました。そこで、そこからは、東京女学館の入試で合格点をとる勉強だけに専念していきました。
それから、家庭教師をはじめた当初、Mさんは「がんばってもダメかも・・・」と自信をなくしていました。なぜなら、がんばってもなかなか成績が上がらないという時期が長く続いていたからです。
それを何とかするために、講師は根気よくMさんを激励し、熱意をこめて指導していきました。入試前日には、落ち着いて実力を出し切れるように、励ましの電話をかけるなど、合格のためにできることはありとあらゆることをやってきました。
Mさんは4年生から中学受験塾に通塾して洗足学園を目指してきましたが、6年の11月の段階で偏差値が49という状態・・・。偏差値60の洗足学園に程遠い状況でした。何とか志望校に間に合わせるため、最後の頼みの綱として、家庭教師をつけるご決断をされました。
洗足学園の過去問では、国・理・社では合格点を取ることができたものの、算数だけ合格点に届きませんでした。入試までもう残りわずかですので、洗足学園の算数の出題傾向に合わせて対策していくことになりました。
洗足学園の算数は、出題される分野や単元が広くなっています。また、答えだけでなく、図・文章・式など解法過程を記述させる問題が出題されます。女子校にしては難易度は高めで、よく考えさせる問題が多いのが特徴的です。
まずは、「過去5年間の算数なら、だいたい見覚えがあり、自分の力で解ける」というレベルまで、Mさんの実力を引き上げることを目標に対策を開始しました。具体的には、次の2つの対策を行いました。
1つ目は、分からない問題をすぐに教えるのではなく、自分で解き方を考えつくまでヒントを出すようにしたことです。
もう1つは、出来なかった問題の反復の徹底や、類似問題の演習で、理解を深めるようにしたことです。どちらも、これまでできていなかったことで、洗足の入試問題を解くために必要なことです。
6年生の12月末の模試でも偏差値49と変わりませんでした。理由は簡単で、模試の偏差値を上げるのではなく、洗足の入試で合格点をとるための勉強に切り替えていたからです。ですが、やはり目に見える数字が変わらなかったので、Mさんは自信をなくしてしまいました。そこで、「模試でいい点数を取るために勉強しているのではなく、志望校の入試で合格点を取るための勉強をしているんだよ。」と伝え、洗足学園の過去問がよく解けていたことを誉めて、Mさんに自信をつけるようにしました。
Y君は中学受験塾には通わずに、穎明館を目指してきました。それまでは、お父さまが勉強を見てきましたが、偏差値はなかなか上がらないまま、6年生に・・・。入試まであと1年、Y君もお父さまも、行き詰っていましたが、「なんとか穎明館に合格させたい」という思いから、家庭教師をつけるご決断をされ、当会にお任せいただくことになりました。
Y君はしっかりしたお子さんで、中学受験勉強とサッカーを両立してがんばってきました。
ですが、受験開始期が遅かったこともあり、私たちの会にご相談いただいたときの偏差値は、4科で39、国語38、算数38、理科40、社会40という成績・・・。偏差値61の穎明館には程遠い状況でした。
Y君の普段の勉強のやり方を分析していくと、国語は、長文読解のコツや記述・書き抜きの仕方が十分に身についていないということがわかりました。
そこで、まずは問題文を読む前に設問を読み、「何を聞かれているか」を把握する習慣をつけるよう指導しました。その上で、記述や書き抜きでは、「キーワードの見つけ方」「何を書けば点数がもらえるか」だけでなく、「そのキーワードを使って文章を作る方法」や「文章を字数制限以内にまとめる方法」などのテクニックも教えました。
算数の場合、ケアレスミスが多いこと、基礎はできているのに応用になると解けず、それが原因で偏差値が伸び悩んでいました。そこで、ケアレスミスを防ぐために、途中式や計算を書く習慣をつけるようにしました。
また、基礎に立ち返り、苦手単元を徹底的に指導しました。また、Y君が本当に理解できているか、類題や応用問題の演習によるチェックで確認しました。
入試本番まで1年。習い事やスポーツをやりながら成績を上げるには、やるべき内容に優先順位をつけて取捨選択して、効率良く学習する必要がありました。ですが、小学生のお子さん一人でそこまでやるのはほぼ不可能です。
そこで、講師が参考書や問題集・過去問の中からY君の苦手単元や抜けている内容を選び、効率的な方法で指導していきました。
また、「何時になったら何を、どのくらい勉強するか」を細かく指示しました。
Y君は3年生から日能研に通塾して上位高を目指してきました。ですが、6年生になると成績が下がり、クラスも下がってしまいました。
私たちの会にご相談頂いたときは、4科で偏差値が48という状態…得意だった国語は50に、社会は48まで下がってしまいました。
ご家庭でもやれるだけのことはやってきていたため、Y君もお母さまも原因が分かりませんでした。そこで、「原因をはっきりさせ、志望校に間に合わせたい」という思いから、お母さまが家庭教師をつけるご決断をされました。
Y君はしっかりしたお子さんで、塾の授業も宿題も一生懸命がんばっていました。
ですが、Y君のテスト結果や普段の勉強の仕方を分析すると、記述に時間がかかってしまうため、時間内に解ききれていないことがわかりました。
記述問題が苦手なお子さんは、非常に多いです。ですが、実は「やり方を知っているかどうか」で得意・不得意は大きく変わっていきます。
そこで、「ポイントはどこか」「本文のどこに書かれているか」「伝わりやすい文章の書き方」など、テクニックを指導しました。また、手作りのテキストを用意し、文章をまとめることに慣れるようにしました。
社会は、単元ごとの理解度にムラがあったために、テストによって成績が安定していませんでした。そこで、分野ごとに理解度に合わせた指導をしました。まず、得意な歴史は、基礎はクリアしていたので、難易度の高い内容に取り組みました。また、苦手な地理は基礎事項を中心に指導しました。また、メモリーチェックを使用し、定着度を確認しました。
指導を続けていくと、3か月で国語と社会の偏差値が57まで上がりました。また、授業での理解度が上がり、比較的易しい問題であれば一人で解けるようになりました。
G君は5年生の6月から日能研に通塾して法政二中を目指してきました。
ですが、中学受験の場合、小3の2月から入塾するケースが一般的です。そのため、G君は、授業や他の子についていけず、「いくら勉強しても差を縮められない」と行き詰っていました。
お母さまが家庭教師をつけるご決断されたのは、「この悪循環から、なんとか抜け出したい」というG君自身の強い希望があったからです。
G君は負けず嫌いな性格で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、当会にご相談いただいたときの偏差値は、算数と国語ともに40という成績。偏差値51の法政二中とは程遠い状況でした。
G君の場合、算数は基礎に抜けがあり、苦手分野が多くなっていました。そこで、まずは基礎から段階的に教え、穴埋めをしていきました。そして、「わかったつもり」になっていないか、類題の演習で確認しました。
また、G君はケアレスミスでもかなり点数を落としていました。なので、途中式の書き方やテストでの見直し方も指導していきました。
中学受験では、ご家庭でどれだけ勉強をサポートできるかが非常に重要です。お子さんに任せきりで、中学受験を成功させるのはほぼ無理です。というのも、「どんな勉強をすればいいか」をお子さんが把握し、優先順位をつけて取捨選択することは難しいからです。
G君の場合は、ご両親がお仕事で忙しいという事情から、一人で受験勉強をしていました。そのため、G君は、家で何を勉強すればいいのか、分からずにいました。
そこで、講師がG君に、いつどのような勉強をするか、細かく指示を出しました。また、宿題も4教科、バランス良く学習できるように的確に出していきました。
指導を続けていくと、3か月で国語の偏差値が40から50に、算数は40から46に上がりました。日能研でのクラスも上がり、G君も相当自信がついたようでした。
また、家庭教師をつける前は、努力しても成績が上がらず、模試の直前は精神的に追い詰められてしまう時期があったそうでした。ですが、成績が上がり、自信がついたことで、落ち着いて試験にも臨むことができるようになりました。
Tさんは2年生から、中学受験塾のフェリックスに通塾し、東洋英和を目指してきました。ですが、苦手な算数が足を引っ張り、4年生の秋ごろには、塾の宿題をこなしきれなくなってしまいました。
この状況を心配したお母さまは、知人に教えてもらったり、トーマスに通わせるなど対策をしました。しかし、それでは宿題を終わらせるだけにとどまり、成績を伸ばすには至りませんでした。
「なんとか成績を上げて、東洋英和に合格させたい」という思いから、お母さまは、最後の頼みの綱として、当会で家庭教師をつけるご決断をされました。
Tさんは努力家で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、当会にご相談いただいたときの偏差値は、国語60、算数49、理科44、社会54。課題だった算数と理科が足を引っ張っている状態でした。
Tさんのテストの結果や家庭学習の仕方を分析してみると、算数・理科ともに共通の問題点が分かりました。それは、基礎が理解不足のまま、解法を丸暗記していたため、問題が変わると解けなくなることです。
そこで、単元ごとに理解度を確認することから始めました。そして、「なぜそうなるのか」という理論・理屈をTさんが理解できるまで丁寧に解説しました。
算数の場合、東洋英和の入試で頻出の、面積や図形問題を徹底的に指導しました。さらに、間違えた問題や解けなかった問題に☆印をつけ、「☆ノート」に解き直す習慣をつけました。また、入試では正確性・スピードが求められるので、計算ミスを防ぐ途中式の書き方や、計算練習を強化していきました。
理科は、特に物理や化学分野が課題でした。東洋英和の入試では、全分野の基礎知識を問う問題が出題されます。そこで、幅広い分野の基礎知識を整理して理解できるよう段階的に指導しました。
フェリックスでは応用問題の宿題が多く出されていましたが、東洋英和の入試傾向に合っていないため、思いきって切り捨てて、本番で合格するための勉強に専念していきました。
「塾の宿題をすべて終わらせなければいけない」と、思い詰めてしまうお子さんは多いです。
しかし、志望校に出ない問題は捨てるなど、すべて終わらせる必要がない場合もあります。お子さんにもよりますが、Tさんの場合、頑張りすぎてしまう性格だったため、負担をかけない方がいいと講師は判断しました。
Tさんに必要な内容だけ取捨選択して指導していくと、フェリックスの授業にもついていけるようになりました。偏差値も少しずつ上がり、Tさんも自信がついたようです。
K君は3年生の1月から栄光ゼミナールに通塾して都立一貫校を目指してきました。ですが、6年生になり、明大明治に行きたいと思うようになり、受験方針を急遽転換しました。
しかし、6年生の8月、私たちの会にご相談頂いた時点で、合格率20%という状態…
「何とか明大明治に間に合わせたい」と思われたお母さまが、家庭教師をつけことをご決断されました。
K君は努力家で、通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、K君のテスト結果や家庭学習の仕方を見てみると、次の問題点が分かりました。
算数は、基礎に抜けがあり、応用問題に歯が立っていませんでした。
明大明治の入試は、解答用紙に答えだけでなく、途中式や考え方を記入させる形式の問題が出題されます。根本的に理解できていないまま、解法を丸暗記していては、明大明治の入試問題には対応できません。
そこで、思いきって4・5年生の内容に立ち返り、基礎の穴埋めをしました。また、入試で頻出の平面図形や比・割合が特に苦手だったため、重点的に対策していきました。
国語は、記述はよく書けているものの、書き抜き問題が苦手でした。そこで、「キーワードの探し方」「着目すべきポイント」など、テクニックを指導しました。また、読解に関しては、語彙力もネックになっていたため、漢字や慣用句なども重点的に対策していきました。
「がんばっても成績が上がらない」お子さんの場合、「間違った勉強のやり方」をしていることが大半です。しかし、お子さん自身でそれに気がつき、改善していくことは、ほぼ不可能です。
家庭教師はお子さんの能力を引き出す最適なパートナーです。プロがそばにいるだけで、成績は大きく変わっていきます。 K君の場合も、勉強のやり方を根本的に改善したことで、成績は大幅に伸びました。 また、塾でのクラスも上がり、「やればできるんだ」と自信をもてるようになりました。
Sさんは江戸川女子を目指して3年生の2月から中学受験塾に通い、習いごとのバレエと両立しながら、勉強を頑張っていました。
ですが、当会にご相談いただいたとき、アタックテストでの偏差値は4科で49。苦手意識の強い国語が足を引っ張っていたため、江戸川女子には程遠い成績でした。
そこで、お母さまは、志望校合格のため、最後の頼みの綱として家庭教師をつけるご決断をされました。
Sさんのテスト結果や家庭学習の仕方を分析すると、次の2つのことが分かりました。
まず、国語は読解問題が苦手で、問題文の要旨を把握することが難しい状態でした。
江戸川女子の入試には、物語文、説明文が出題されます。文章読解問題の引用文が長いのが特徴で、そのほとんどが、選択と書き抜き問題で占めています。合格点を取るためには、スピーディーかつ的確に文章を把握することが重要です。
そこで、長文を読み、要旨をまとめて、口頭で説明してもらうなどの方法で、きちんと内容が把握できているかを徹底して確認していきました。内容が把握できていなかったときは、つまずいてしまったポイントでヒントを出し、理解できるようにしていきました。
また、Sさんは5年生の秋に塾を辞めてしまったため、家庭で何を勉強すればいいか分からずにいました。そこで、講師がSさんの理解度に合わせたオリジナルのテキストを作成し、宿題に出して指導を進めていきました。
「習いごとと中学受験を両立したい」と思われているお子さんは多いと思います。しかし、「進学塾に通っているだけ」、「塾の宿題をこなすだけで精一杯」という状況では成績は上がりません。他のお子さんと比べて時間が限られている分、やるべき内容に優先順位をつけて取捨選択し、効率良く学習することが重要です。
Sさんの場合、バレエを週3回習っていました。そこで、講師は、Sさんの体力やスケジュールを考慮し、宿題の指示を出しました。無理をさせてしまうと、疲れがたまりすぎて、勉強への意欲をなくしてしまうリスクがあったためです。
Nさんは小学校入学当初から中学受験を意識していました。1・2年生では明光義塾、3・4年生ではSAPIX、5年生から早稲アカに通塾して法政中学を目指してきました。ですが、6年生になり、成績が伸び悩んでしまいました。
お母さまは「なんとしてでも、第一志望に合格させてあげたい」とお考えになり、6年生の秋から家庭教師をつけて、入試までに間に合わせることになりました。
Nさんは通塾も家庭学習も一生懸命がんばっていました。
ですが、当会にご相談いただいたときの偏差値は、4科で53。国語57、算数51、理科47、社会56と、算数と理科が足を引っ張っている状態でした・・・。
そこで、Nさんのテスト結果や普段の勉強の仕方を分析してみると、次のことが分かりました。
算数は、基礎に穴があり、応用問題が解けていませんでした。そこで、入試まであと4か月しかありませんでしたが、思いきって基礎に戻り、徹底的に穴埋めをしました。また、テストではケアレスミスでの失点が多くありました。そこで、ケアレスミスを防ぐために、途中式や計算を書く習慣をつけるように指導しました。
理科は、苦手意識が強く、どこから手をつければいいか分からずにいました。そこで、内容を丸暗記させるのではなく、基礎から教え、「なぜそうなるのか」理論・理屈が理解できるように指導しました。
さらに、宿題には授業の復習として、類題や応用問題を出して理解度を確認しました。宿題が解けなかったときは、次の授業でもう一度説明し、分からない項目を徹底的になくしていきました。
短い期間で成績を上げるのは簡単ではありません。Nさんの場合、入試まで4か月の時点で、算数と理科の偏差値が10足りない状態でした。そこで、講師がNさんの毎日のスケジュールを組み、「何時になったら何をどのくらいやるか」、細かく指示を出しました。
また、モチベーションを保つために、毎回の授業で「できるようになったこと」を誉め、自信を持てるように激励しました。
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