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早稲田アカデミー 『予習シリーズ』対策
早稲田アカデミーでは、四谷大塚の『予習シリーズ』を中心に、早稲田アカデミー独自のテキストを組み合わせて学習します。この学習で、中学受験に必要な「応用力」や「考える力」を育成しています。
『予習シリーズ』で身につく「応用力」は、塾内でのクラスアップや、志望校合格への重要なカギです。
そこで、このページでは早稲田アカデミーでメインとして使用されている教材『予習シリーズ』の特徴や効果的な使い方についてお伝えします。
『予習シリーズ』を
使う上で
気になること
『予習シリーズ』を
使う上で気になること
すっきりとした内容の一方で・・・
「扱っている内容に無駄がない」と評判の教材です。その反面、算数など「導入のはずの例題が難しい」と言われることもしばしばです。学年が上がると難易度も上がるため、苦手な単元の場合は基本的な学習と理解を「予習シリーズ 計算」などに求めるべきといえます。
「自分の苦手すらイマイチわからない」といった状況では、『予習シリーズ』のなかでもどのレベルの問題に重点をおくべきなのか、どの問題の詳細な解説を読むべきなのか、などといった判断ができません。その場合、家庭学習の際の親などの、周囲のサポートが不可欠になるでしょう。
早稲田アカデミーの宿題は多く、一人ひとりの宿題について細かいチェックが行われないこともあります。
苦手が分からず、「とりあえず」無理に全部こなそうとすると、時間が足りない上に最も大切な基本を身に付けることができません。
『予習シリーズ』を
効果的に使うために
自分のレベルより下の問題をくり返し解くだけでも、難しい問題に多くの時間を使うだけでも、効果的に学力を伸ばす事は出来ません。
重要なことは、今のお子さんの学力に合わせて、解く問題や量、他の教材で補填するかを選択することです。家庭学習で『演習問題集』を用いて、『予習シリーズ』の理解度の確認や、週例テストなどの対策を取ることも必要となるでしょう。しかし、お子さん一人でそれを決めるのはかなり難しいです。親御さんや周りの方のサポートは必須ですが、専門的な知識も必要となるので、管理するには限界があります。