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巣鴨中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、巣鴨中の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
巣鴨中の社会で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
巣鴨中学校 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 広い範囲から深い知識を求められる問題 |
巣鴨中学校 社会の入試問題の傾向
大問3題、各分野から1題ずつという構成
巣鴨中学校の社会は、試験時間30分、大問3題構成がずっと続いています。地理、歴史、政治の3つの分野が独立した大問となっています。3分野にまたがるような、融合問題、総合問題は出題されていません。
工夫された複雑な正誤問題が厄介、近年は記述問題も
巣鴨の社会は、以前は記述問題はなく、ほとんどが記号選択問題でした。しかし、近年は80文字以内で説明する記述問題が見られます。字数制限が比較的短めなので、端的に説明できるよう、要点をまとめる練習をしておきましょう。
記号選択問題に関しては、「語群のなかから適切な用語を選ぶ問題」、「○○年におきた出来事を選ぶ問題」などさまざまですが、勘違いや間違いを誘発するよう、出題者側の仕掛けがみてとれる複雑な正誤問題が多いのも特徴です。特に、解き急いでいるときなどは「あてはまらないものを選ぶ問題・あやまっているものを選ぶ問題」なのに正しいものを選んでしまうというミスが起こりやすいので油断は禁物です。
なお記述解答の問題は、漢字指定のものが大半ですので、漢字で書けることが重要です。
記述問題に十分な時間を残すペース配分を
巣鴨の社会は、30分の試験時間で総問題数が25~30題と、比較的余裕のある時間配分です。ただし、記述の解答もあるため、記述以外の問題をいかに素早く解けるかが鍵となります。また、先述の通り、ミスを誘発する選択肢があるため、スピードは意識しながらも問題文を正しく読み取る必要があるでしょう。地理・歴史分野の配点が高い傾向があるため、分野ごとに時間配分を考慮しておくことも大切です。
巣鴨中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
各分野で出題傾向がありますので、本番まで時間が限られている場合は、頻出分野から優先的に対策しましょう。
地理分野
地理分野では、世界地理はほとんど出ません。日本の主な都市の特色、気候や産業を問うもの、日本の主要輸入品の輸入依存度など、さまざまな角度から問われる問題が出ます。また、地図を見て答えさせる問題、グラフや統計データを見て答えさせるような問題も多く見られます。
歴史分野
歴史分野は、文章を読んで解答させるパターンと、10題程度の一問一答形式の出題がずらりと並ぶパターンがあります。歴史分野は、かなり細かい知識を問うものが見られ、設問自体も複雑で、問題文も含めてよく理解しないと解けない問題が目立ちます。
細かな知識を正確に身につけるため、ノートに年表をつくると良いでしょう。
政治分野
政治分野は、行政機関のはたらき、選挙制度、裁判の仕組み、日本国憲法などについてよく取り上げられますので、しっかりと押さえておくことが大切です。また、経済をテーマにした問題が出題されることもあります。
巣鴨中の社会で合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を講じていくことが必要です。