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早高院中学部
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、早高院中学部の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早高院中学部の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早高院中学部 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 80点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 地理総合、歴史総合、政治総合、時事問題など |
早高院中学部 社会の入試問題の傾向
早高院中学部の社会は、大問6題、小問数は25問前後という問題構成が続いていました。
しかし、2022年は大問5題、小問数37問という構成になっています。まだ比較的新しい学校ですので、今後も傾向の変化に注意が必要です。
出題分野は、歴史と地理の比重がやや大きくなっています。
その代わり、歴史と政治の融合問題がよく出題されるのが大きな特徴と言えます。政治分野も疎かにしていいということではないので、油断は禁物です。
出題方法は、大問ごとにリード文が用意されており、それを読ませてから設問に答えさせるスタイルが中心です。
リード文は500~1000字程度なので、社会とはいえ、ある程度の読解力・国語力が求められます。
ただ、リード文の内容自体は、中学受験生であればお馴染みのものも多々あります。そこまで警戒せずとも良いですが、出題形式に慣れておくことは必要です。
ここ数年は、リード文なしの資料読み取り問題が1~2問程度出題されていますが、他はリード文がある形式となっています。
また、記述問題も多くみられます。2~5行ほど書かせるような長い記述問題が、分野を問わず毎年出題されるため、対策は必須です。
時事問題も出題されます。取り扱われている話題としては、2021年では、コロナウイルス感染症の関連した「自立支援と社会保障」の問題が出題されました。
ほかにも、憲法改正案、東京オリンピック、アベノミクスについてなども出題されています。
普段からニュース等を注意してみているかを試される試験と言えるでしょう。
早高院中学部 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早高院中学部の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早高院中学部の社会で合格点を取るには、まず基本的な知識問題などは取りこぼさないことが重要です。
一部、難度の高い問題もありますが、基本問題をいかに手際良く、ミスなく解けるかがポイントになります。
過去の出題をみると、地理分野では、人口問題、地方の産業や地域区分についてなどが比較的よく取りあげられています。
一方、歴史分野に関しては、各時代から偏りなく出題されています。歴史上の人物名、場所、出来事などは外せないので押さえておきましょう。
また、史料を読み取らせる問題も出ています。やみくもに勉強するのではなく、傾向を踏まえて効果的・効率的な入試対策を行うことが重要です。
最も差がつきやすいのはやはり記述問題です。 基本知識の確認問題ではほとんど差がつかないので、記述でどれだけ点数を稼げるかが合否を分けるポイントになります。
記述問題に関しては、「知識はあって当たり前」、「それをいかに文章で表現できるか」を問う、難度の高い問題が目立ちます。
時間に余裕がない中で、複数の知識を制限字数にまとめあげられる「表現力の有無」が合否に大きく影響すると言えるでしょう。
ただ単に事柄を暗記するだけでなく、日頃から「なぜそうなのか」「その結果どうなるのか」ということを、合わせて覚えることが記述問題対策での大きなポイントとなってきます。
早高院中学部の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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