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浅野中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、浅野の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば浅野の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
浅野 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 120点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 読解、知識 |
浅野 国語の入試問題の傾向
知識問題と文章読解問題で構成
浅野中学の国語は、知識問題が1題、文章読解問題が2題の3題構成の傾向が続いています。文章読解問題では、小説・物語文、随筆、説明文・論説文から2題出題され、2019年~2022年は小説と説明文からの出題でした。知識問題では漢字の書き取りと読みが出題されています。
国語の得点率は比較的高めで推移しており、2021年のように合格者平均点が70%に満たない年もありますが、やはり単純なミスは避け高得点を狙っていく必要があるでしょう。
長文の引用文と内容把握を問う問題が頻出
浅野中学の国語の素材文は文章量が多く、全体で約10,000字を超える量になっています。また選択問題の選択肢自体の文章量も比較的多めになっています。かなりのスピードをもって読み解いていく必要があるでしょう。
設問内容は、物語や小説なら登場人物の心情の読み取りなど、説明文や論説文なら文脈など、いかに内容を的確に読み取れているかが問われる試験になっています。
時間配分について
試験時間の50分の間に、約10,000字を超える引用文と文章量の多い選択肢を読み解くこと、さらに記述問題もこなさなければなりません。時間の余裕はないと考えておくことが重要です。知識問題は素早く解き、読解問題の解答になるべく時間を残せるようにしましょう。
浅野 国語で合格点を取る対策ポイント
内容把握問題の対策は必須
設問の中心になっているのは、内容を正確に把握しているかどうかという読解力を見る記号選択問題です。選択肢の文章量も多く、正誤の判断を下すのに素材文と選択肢を何度も行き来して確認していては時間がかかります。日ごろの読書で読解力を身につけていくようにしましょう。また、素材文の内容を把握しやすくするために、傍線が引かれている箇所が出てくれば、どうしてなのか、どういうことか、言い換えはないかと意識することが大切です。
記述対策は演習を繰り返そう
本文浅野の国語は読解力と表現力を見る問題が出題されます。表現力とは、内容をまとめること、自分の考えを述べることの2つがあります。内容をまとめる場合は、演習を繰り返すことでコツやまとめ方のポイントを身につけましょう。自分の考えを述べる場合は、解答に必要なポイントを抜き出し、それをつなぎ合わせてまとめるような練習が効果的です。字数制限のある問題の出題傾向が高いため、類似問題で字数の感覚も養いましょう。
「自由記述」の重点的な対策が必須
記述問題への対策が重要です。100字~120字という文章量は、一見、長いように思われがちですが、実際は、それほど多くのポイントを盛り込むことはできません。
テーマに対する自分の考えを簡潔にまとめ、文章にするテクニックを身につけておきましょう。また、浅野では、過去にも自由記述問題が出題されていたので、過去問を使って問題形式に慣れておくのが効果的です。
浅野の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。