東邦大付属東邦中の国語の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

東邦大東邦中学校
-国語の入試傾向と合格対策-

このページでは、東邦大東邦中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東邦大東邦中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

東邦大東邦中学校 国語 2023年入試データ
配点 100点
試験時間 45分
大問数 2題(文章読解2題)
頻出分野 説明文・論説文、小説、語句 など
東邦大東邦中学校 国語入試問題

東邦大東邦中学校 国語の入試問題の傾向

試験時間45分に長文読解2題という出題構成

東邦大東邦の国語は、試験時間45分、長文読解2題という出題構成になっています。試験時間が45分とやや短めですが、記号選択問題がほとんどなので、全く時間が足りないという受験生は多くないはずです。 また、前期・後期で試験が行われますが、問題傾向に大きな違いはありません。

近年は、記述問題が一切出されない

設問形式については、近年は記述問題が一切出ていないのが特徴です。問題のほとんどが記号選択と書き抜き問題です。

設問の大きな割合を占める記号選択問題も、4つの選択肢を持つオーソドックスなものなので、取り組みやすい試験と言えます。

独特の知識問題が出される

東邦大東邦の国語では、漢字やことわざ・慣用句に関する問題も必出です。こうした知識問題は、独立した大問ではなく、読解問題の中で問われます。 漢字の問題に関しては、シンプルに読み・書きを問うのではなく、同音・同訓の漢字を選択肢の中から選ぶという形式の問題となっており、簡単には正解にたどり着けません。

文章の難度はやや高め、高度な読解力が必要

出題されている文章を見ると、例年、小説・物語文から1題、論説・説明文から1題という構成が続いています。最近取り上げられた文章としては、物語文では『流れる川』(加藤千恵)、『音のない花火』(砂田麻美)、説明文では、『カレーライスと日本人』(森枝卓士)、『<弱いロボット>の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(岡田美智男)などが挙げられます。
取り上げられる文章の難度が全体的に高く、高度な読解力が求められます。また、各大問の最後の設問で、本文の内容説明または筆者の考えとして適切なものを選択させる問題が出題され、正確な読解力が問われます。

東邦大東邦中学校 国語で合格点を取る対策ポイント

こうした入試傾向を踏まえて、東邦大東邦中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。

東邦大東邦の独自の知識問題は、過去問でよく慣れておく

東邦大東邦の国語で合格点を取るには、点数の稼ぎどころである漢字や語句の知識問題で確実に得点することが必須になります。知識問題は、「自体」「看板」「目をひいて」「思い入れ」など、基本的なものがほとんどです。

ただ、設問形式に工夫をしてある問題が多いので、初めて解く受験生のなかには、戸惑ってしまうお子さんもいます。
例えば、「お茶を濁した」の意味を問う問題が出題されましたが、本文の内容に沿って答えなければいけない問題でした。

過去問を解いて、問題形式によく慣れておきましょう。

記号選択問題の攻略が、合格へのカギ

文章のレベルが高いといっても、設問自体で厄介なものはほとんどありません。特に、設問の大半を占める記号選択問題の解き方を確実に身につけておくことが、高得点を取るカギになります。
消去法や文中の根拠と照らし合わせて解答を選ぶやり方など、選択問題を解く練習を重点的にしておきましょう。

説明文は段落ごとの要旨、物語は心情分析を読み取る対策を

読解力と一口に言っても、文章全体の内容を読み取る力から、行間の心情を読み取る力まで、様々なものがあります。東邦大東邦の国語では、文章のジャンルごとに異なる読解力が求められます。

説明文の場合は、段落ごとの要旨を確実に把握しているかを問われることが多く、物語文では、登場人物が抱く心情について、行間を読み取る問題がよく出されるためです。 それぞれのジャンルの文章について、的確な読み方ができるように対策を行っておくことが重要なポイントです。

東邦大東邦中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。

※指導による成果には個人差があります。

※本サイトに登場する生徒様の名前は本人の希望により、一部仮名で掲載されております。

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