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頌栄女子中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、頌栄女子中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば頌栄女子中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
頌栄女子中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 読解問題、知識問題、作文 |
頌栄女子中学校 国語の入試問題の傾向
頌栄女子の国語は、ここ最近、漢字の書き取り1題、小説・物語文から1題、論説・説明文から1題という出題構成が続いています。
読解で題材とされる文章の中には、小学生には共感しづらい内容のものもあり、戸惑ってしまう受験生も多いと思われます。
設問形式を見ると、年によって形式に違いはあるものの、記号選択、書き抜き、記述問題がバランス良く出題されています。
記述問題は、30字程度の短めのものから、文中の言葉を使って60~80字で説明する問題など、様々な種類のものが出されています。
また、ここ数年、与えられたテーマについて、自身の体験もふまえて記述する自由作文が出題されています。
漢字の書き取りは大問として切り出されていますが、知識問題は読解問題の中で出題されます。慣用句の空所補充、擬音語・擬態語の選択などがよくみられます。
頌栄女子中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、頌栄女子の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
頌栄女子の国語では、漢字の書き取りや慣用句、擬音語の選択といった知識問題が他校に比べて多めに出題される傾向にあります。
そのため、読解問題の演習に加えて知識をつけるための学習も必要になります。
こうした知識問題は読解問題に比べて学習した成果が得点に直結しやすいので、「知識問題では満点を取る」という気持ちで学習に臨みましょう。
合否を分けるポイントになるのが、配点が大きいと思われる記述問題の対策です。
頌栄女子の記述問題は、例年、いわゆる「行間」を読み取って答える問題が多くなっています。
問題文の中に答えが明確に書かれていることが少ないので、人物の心情や筆者の主張を書かれていることから推測する力が求められます。
「何を書けばいいのか分からない」といったお子さんの場合には、まずは、十分な読解力を身につけるようにしましょう。
読解力を身につけた上で重要になるのが、「言い換え」や「要点をまとめる力」です。
例年説明文の最後で出題される記述問題は、書かなくてはいけない要素が多いのに60~80字程度字数しか記述できません。
この問題を攻略するには、文中の言葉をうまく言い換えて、字数内に要点をまとめる演習をしっかり積んでおくことが必要です。
また、これらは自由作文でも求められる力です。
覚えておいてほしいのは、必ずしも満点を狙う必要はないということです。少しでも書いて、できるだけ部分点を稼ぐのがポイントになります。
空欄のままということは絶対にないようにしましょう。
頌栄女子中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。