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世田谷学園中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、世田谷学園中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば世田谷学園中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
世田谷学園中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 国土・自然・気候、農林水産業、人口・生活・文化、地理総合、歴史総合、複数分野総合 など |
世田谷学園中学校 社会の入試問題の傾向
歴史と地理の比重が重め
世田谷学園中学の社会は、3題構成で地理総合・歴史総合・複数分野総合の出題になっています。政治分野に関する大問が見られないこともあり、比較的に歴史や地理分野からの出題が高めです。また出題分野に関わらず、日本国内だけでなく世界の国々に関連する内容が問われるのが特徴的です。
融合問題に近い
各大問どれも融合問題に近い形式になっているのも特徴です。特定の偏った分野からの出題は少ないため、単なる知識の詰め込みではなく、知識を使えるようにすることがポイントです。例えば、地名・産業を覚えるときも、歴史的背景や政治との関連性も覚えていくなど、周辺知識と合わせて頭に入れていくようにしましょう。
資料や写真を絡めた問題が多い
世田谷学園中学の社会では資料や写真を使用した問題が目立ちます。地図の読み取りや写真年代を問う問題など多様な問題が出題されているため、日ごろから意識して資料などを確認しておくことが必要でしょう。
時間配分について
試験時間は30分で設問数は少し多めになっています。ただし記号選択問題が中心で、基礎的な内容を問うものが多いため、落ち着いて素早く解いていくことで時間を有効的に使いましょう。
世田谷学園中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
基本的な知識、頻出事項を固めること
世田谷学園の社会は、基本問題、中学入試の頻出事項が出題の多くを占めます。
難問は少ないので、合格者と不合格者の差がつきづらくなっていますが、その分、社会で落とすと痛いといえます。やみくもに暗記するのではなく、各分野の特徴・出やすい問題を理解して、効果的な対策をすることが重要です。
地理分野は、地図とグラフ、統計データを頭に入れることが欠かせない
地理分野では、日本の農業(自給率、戦後の農業など)、地形図の読み取り、各都道府県の特色、日本の領土と自然、三大工業地帯などが出題されています。地理分野では、地図帳、白地図の活用がかかせません。また、地域ごとに、地形や気候、産業のようすを頭に入れること、さらに関連する統計データも頭に入れておくことがポイントになります。
歴史分野は「外交史」が頻出
歴史分野では、外交史がよく出されるのが世田谷学園の特徴です。日本と朝鮮の歴史、世界遺産、日本の貨幣、日本に影響を与えた外国人など、さまざまな切り口で出題されます。政治や時事問題との融合問題も目立つので、過去問演習を積み上げて、出題形式に対応できることが必要です。
政治分野は、時事問題・環境問題を絡めた出題も
政治分野から、地方自治、三権のしくみ、国連、日本国憲法、非核三原則などが出題されています。また、環境問題や時事問題もテーマにされることがあり、社会に対する関心・興味が問われる内容になっています。
日本と世界の結びつきを意識していく
全体的な特徴としては、地理・歴史・政治どれも、日本国内の内容だけではなく、貿易・外交・国際社会の問題など、世界の国々との結びつきが重視されていることです。学校によっては、歴史は日本国内の事柄だけ、という学校もあるので、こうした傾向も理解した上で対策することが必要です。
世田谷学園中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。