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栄東中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、栄東中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば栄東中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
栄東中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 理科と合わせて50点(A日程) |
試験時間 | 理科と合わせて50分(A日程) |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 国土と自然(森林、世界遺産など)、都道府県別の特徴、史料や年表の読み取り、会話文形式の問題、三権分立、選挙制度、内閣制度、憲法など |
栄東中学校 社会の入試問題の傾向
大問3題構成が定番
栄東の社会は、例年大問3題程度で構成されるのが定番です。出題分野は、地理、歴史、政治からそれぞれ出題されています。全体的には、基礎的な知識の定着度を問われる試験問題だといえるでしょう。
適語記入が多く記述問題も、選択問題は減少傾向に
解答形式は、適語の記入問題、記号選択問題が多数出題されています。2019年は23問出題されています。また、1~2行程度ですが、記述問題も何題か出題されています。記述問題は、用語や人物名、地名などは正確に書けること、時間をとられすぎないように書き慣れておくことなどがポイントになります。
各分野の頻出単元、テーマ
地理分野は、国土と自然(森林、世界遺産など)、都道府県別の特徴、農業と自給率、化石エネルギーと地球環境などが取り上げられています。地図をからめた問題は外せません。
歴史分野は元寇、足利義満、刀狩、自由民権運動、日清戦争、三国干渉、昭和初期のできごと、日本の権力推移、金印、元寇、刀狩、江戸幕府の外交などをテーマにした問題が過去に取り上げられています。
政治分野では、三権分立、選挙制度、内閣制度、憲法、お金の働きと経済活動、国際連動の仕組みや紛争などが取り上げられています。
史料や年表の読み取り、会話文形式の問題
設問形式には特徴があります。歴史分野では史料や年表を読んで解答する問題、政治分野では、会話文形式のやり取りを読んで解答する問題などが出されています。
栄東中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、栄東中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「他分野との関連性」も意識することが重要
栄東の社会は、基礎的な知識を問われる問題が大半です。ですが、単にその用語やことがらだけを丸覚えしているだけでは解答できない問題が多いことが注意点です。他分野との関連性も意識して頭に入れておくことが必要です。
史料や年表の読み取り、会話文形式の問題にも対応を
前述した通り、歴史分野では史料や年表を読んで解答する問題、政治分野では、会話文形式のやり取りを読んで解答する問題も出題されます。ですので、過去問対策を通して、栄東の入試問題の設問形式に十分に慣れておくこと、スムーズに対応できることも合格点を取るポイントになります。
埼玉県をテーマにした問題への対応
栄東の場合、埼玉県をテーマにした問題が出るのが大きな特徴です。過去には、埼玉古墳群、八幡山古墳、秩父事件、県の人口、ダイオキシン汚染問題などが取り上げられているので、そうした地元ネタもおさえておくようにしましょう。
他では見かけないユニークな出題にも注意
他には、伝記で取り上げられる人物をテーマにした近代史の問題、当てはまる語句の指定された順番の文字を答える問題など、他校では見かけないユニークな問題が目立ちます。これらを含めて、過去問対策の重要性が非常に高い学校だといえるでしょう。
栄東中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。