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共立女子中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、共立女子中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば共立女子中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
共立女子中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 地理、歴史、政治、時事問題、世界遺産、複数分野総合 |
共立女子中学校 社会の入試問題の傾向
幅広い分野からの出題がある
共立女子の社会は、「地理」「歴史」「政治」から基礎的な問題を幅広く出題する傾向にあります。記号選択や適語の記入といった問題が多く見られますが、字数制限のある記述問題などが増加傾向にあるため対策が必要です。
分野をまたがった問題も出題
共立女子の社会では、「地理」「歴史」「政治」を融合した問題の出題が見られます。そのため、テーマに沿って分野を横断するような学習も必要です。また時事的な内容を取り入れた問題も出される場合があります。その他、地形図やグラフを読み取る問題なども頻出で、資料集などを活用した学習が重要です。
問題の構成があまりそろっていない
ほぼ例年、各分野からまんべんなく出題がありますが、問題の構成が予想しづらい試験になっています。基礎的な学習を中心に、さまざまな角度からことがらを把握できるようにすることが大切です。また、会話文や日記などを読んで解答する問題があるのが特徴で、世界遺産や時事問題などと融合されているため、普段からニュースや新聞などを気にかけておきましょう。
時間配分について
問題の文章量に対して試験時間が短めであるため、すばやく適切に要点を読み取る力が必要です。得意な分野から取り組むなど、時間が途中で不足しないよう工夫しましょう。
共立女子中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
細かい知識を覚えるより、「知識の関連づけ」が大切
共立女子中学校の社会で出される問題のほとんどは、基本的なレベルの内容です。一部の男子難関校のように、マニアックで誰も答えられないような知識は基本的に問われないので、時間をかけて覚える必要はありません。それよりも、共立女子で頻出の「総合問題」に対応するためには、知識同士を関連づけて覚えることが大切です。
年表で流れを確認したり、ノートに地図や写真を貼ったりして、人物・地名・出来事のつながりを整理しておきましょう。
曖昧な知識では太刀打ちできない
共立女子の社会は、記号選択問題が中心ですが、曖昧な知識では太刀打ちできません。「古い順に並びかえなさい」「正しい組み合わせを選びなさい」といった設問が多いためです。
紛らわしい選択肢から正解を選ぶためには、正確な知識を確実に身につけておくことが必要になります。
「設問の読み違い」には要注意
また、共立女子の社会では、多様な設問が見られます。同じ記号選択問題でも、「正しいもの」を選ぶ問題、「誤っているもの」を選ぶ問題、「2つ」の答えを選ぶ問題、「すべて」の答えを選ぶ問題など、様々な設問があります。適語記入では、「漢字で書きなさい」という指示がついている問題も多く出されます。
中学入試では、本番で焦ってしまい、設問を読み違えてしまうケースが少なくありません。共立女子の社会で高得点を取るためには、短い時間で設問を正しく読みとる「集中力」「注意力」を養っておくことも大切です。
知識をしっかりと身につけ正確に問題を読み取る
比較的記号選択問題が多い試験ですが、「正しい組み合わせを選びなさい」といった問題が頻出です。騙されてしまうような選択肢もあるため、正確な知識を身につけておく必要があります。また、選択肢から正しいものを選ぶ問題と、誤ったものを選ぶ問題が入り混じっていたり、複数の答えを選択する問題があったりと注意して問題を読むことが大切です。ほかにも、説明文の中の間違った語句を見つけ訂正するなど、説明文全体を読まないと解答が難しいような出題もされています。
共立女子中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。