- トップページ
- > 教科別対策 >
- 共立女子中の国語対策
共立女子中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、共立女子中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば共立女子中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
共立女子中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 読解問題、知識問題など |
共立女子中学校 国語の入試問題の傾向
詩と漢字の書き取りや読みの問題が頻出
共立女子中学校の国語は、例年、試験時間45分、大問5題という出題構成です。問題の内訳としては、大問1・2が知識問題、大問3が詩、大問4、大問5が長文の読解2題というのが典型パターンです。
読解問題は読み解きやすい傾向
読解問題では、論説・説明文、小説・物語文、随筆文のいずれかから2題出されるというパターンがほとんどでしたが、2021年は2題とも説明文からでした。文章は比較的短めで、論説・説明文にはクセの強い文章が少なく、小説・物語文、随筆に関しても読みやすい文章が多くなっています。問題も、オーソドックスな内容になっており、高得点争いが予想されます。
共立女子の国語では、例年、合格した受験生と受験生全体で平均点に大きな差がないのも特徴です。そのためケアレスミス一つで周りの受験生と差がついてしまうので、確実に取っていくことが求められます。注意して試験に臨みましょう。
詩の読解問題が出題される
比較的珍しい「詩」が出題されたり、知識問題が独立した大問で2題出されたりと、共立女子独特の出題形式が特徴です。2022年は、詩で『落ち葉の道』(さわださちこ)、2021年は『かならず先に好きになるどうぶつ。』(糸井重里)などが取り上げられました。また、設問のほとんどが記号選択問題です。記述式の問題としては、年度によって異なりますが、書き抜き問題が1~2問ほど出され、最近少しずつ増えてきています。
時間配分について
比較的難易度が低めで標準的な問題の多い共立女子の国語ですが、油断は禁物です。例年、詩の出題も含め読解問題が3題見られるため、普段からさまざまなタイプの文章に触れ、すばやく読み取れるような練習をしておきましょう。また、記号選択問題が多い試験ですが、記述問題も増加傾向にあるため、知識問題は時間をかけずに解答し、じっくりと読解に取り組めるよう時間配分を工夫しましょう。
共立女子中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
前半の知識問題は確実に正解する
大問1、大問2で、漢字の読み・書き取り、慣用句・ことわざ、ことばの知識などの知識問題が出されます。平均点が6割以上になることが多く、高得点勝負になる共立女子の国語では、前半の知識問題を確実に取ることが必要です。 漢字については、基本レベルの問題が中心になります。ただ、日常生活であまり使われない言葉が出題されることもあるので、日頃から多くの文章や問題集に触れ、たくさんの言葉を漢字で書けるようにしておくことが大切です。
「難度の高い選択問題」の攻略が、合格の条件
記号選択問題が中心の共立女子の国語では、選択問題の攻略が、合格への必須条件です。中学受験の国語の場合、「記号選択問題」というと、比較的簡単に解けるイメージを持たれがちです。
ただ、共立女子の場合、ほとんどの選択問題が、5つの選択肢を持つ、難度の高い問題です。また、2018年のように、「合っているものには○、合っていないものには×を、それぞれ記号で書きなさい。ただし、すべて同じ記号で答えてはいけません」という問題も出されます。
ただ、共立女子の場合、ほとんどの選択問題が、5つの選択肢を持つ、難度の高い問題です。また、過去に出題されたように、「合っているものには○、合っていないものには×を、それぞれ記号で書きなさい。ただし、すべて同じ記号で答えてはいけません」という問題も出されます。
読解力を身につけ選択問題を攻略する必要がある
記号選択問題が中心の共立女子の国語では、選択問題の攻略が、合格への必須条件です。「記号選択問題」というと、比較的簡単に解けるイメージを持たれがちですが、共立女子の場合、選択肢が多く難度の高い問題が頻出です。また、選択肢は単語ではなく、長めの文章である場合がほとんどで、読み解くのに時間がかかります。「なんとなく」では正解を選べないので、文中にある「根拠」と照らし合わせながら選ぶ方法をしっかり身につけておくことが大切です。さらに、記号選択問題は傍線部近辺に答えがあるとは限りません。本文中の書き抜きや、記述問題にも読解力が必要です。文章の流れや因果関係をしっかりと把握できるよう、読解力を養っておきましょう。複雑な記号選択問題や読解問題には、過去問や問題集を参考にしたり、いろいろなジャンルの作品を読んだりするのがおすすめです。
共立女子中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。