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逗子開成中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、逗子開成中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば逗子開成中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
逗子開成中学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 各分野からバランスよく出題 |
逗子開成中学校 理科の入試問題の傾向
各分野の頻出単元は必ずチェック
生命分野からは鳥類の特徴や、森林のでき方、植物の育ち方や光合成について取り上げられ、人体についての問題も出題されています。物質分野の問題は計算問題と絡められることも多く、水溶液の中反応や気体の発生、食塩水の濃さなどが頻出単元です。エネルギーの分野では電気と磁石の単元からの出題が目立ち、てこや力のつり合いも注意しましょう。地球の分野では、地層のでき方や流水の働き、地震についても覚えておく必要があります。
4分野すべてから出題、基礎問題が中心
逗子開成中学校の理科は、生命・物質・エネルギー・地球の分野からバランスよく出題されるのが特徴です。実験や観察、観測をもとにした問題が比較的多く出題されています。表やグラフから数値を読み取る問題は頻出です。出題形式は、選択問題や用語記入ですが、短文記入やグラフの完成もあります。また、選択問題は複数選ばせる場合があるので、問題文の読み落としがないように注意しましょう。
正確な計算力が合格への秘訣
物質やエネルギーの分野では計算問題が目立ちます。難度も高めなので、ここが勝負の分かれ目です。特に、化学分野の酸化・還元などでは計算問題が何問も出題されることがあります。計算を正確にこなしていく処理力が求められるでしょう。手のかかる小数の処理を含めた計算が必要なこともあるので、要注意です。
生命分野の頻出単元
生物分野では、鳥類の特徴、森林のでき方、トウモロコシの種子と発芽、ジャガイモの育ち方、光合成などが取り上げられています。そのほかの単元としては人体も取り上げられます。ヒトの体のしくみ、消化などが出題されています。
物質分野の頻出単元
化学分野では、計算問題と絡めて、食塩水の濃さ、水溶液の中和反応、気体の発生、金属の性質などが取り上げられています。頻出単元の基礎的な知識は押さえておくことが必要です。
エネルギー分野の頻出単元
物理分野は、「電気」「磁石」の単元からの出題が目立っています。電気回路と電流、電磁石と磁界、モーターの仕組みなどが出題されています。その他には、力のつり合い、物体の運動、光・音・熱の伝わり方なども取り上げられています。
時間配分について
各分野から幅広く出題されますが、基礎知識を問うものも多くあります。まずは基礎的な問題を手早く解答していくのがよいでしょう。骨のある計算問題が出題されることが予想されるので、なるべく計算問題に時間をかけられるようにすることがポイントです。40分の試験時間も決して短くありません。時間配分を考えて問題に取り掛かるのが重要です。
逗子開成中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
基礎を問う問題では、失点を防ぐことと素早さが肝心です。教科書や参考書をよく読み、基礎知識を確実に身につけておきましょう。その際に、ノートにきちんと整理しておくことで知識が定着しやすくなります。
計算問題の対策は重点的に
骨のある計算問題に対してどう対応していくのかが合格へのポイントになるでしょう。「中和反応の濃度」や、力のつり合いの単元の「てんびん」「振り子の運動」「てこ」「りん軸」など、逗子開成の理科の計算問題でよく出るものを中心として、多くの問題を解くことで対策を講じましょう
忘れてはならない、グラフや表の読み取り対策
逗子開成中の理科の計算問題は、グラフや表と組み合わさって出題されることが頻繁にあります。計算力をつけるだけでなく、グラフや表などからデータを読み取る力が必要です。学校の授業で行われる実験・観察・観測に関して、その結果を表やグラフなどを活用してノートにまとめておくことも有効的な対策です。
逗子開成中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。