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山脇学園中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、山脇学園中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば山脇学園中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
山脇学園中学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 60点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球など |
山脇学園中学校 理科の入試問題の傾向
標準的な分量
山脇学園中学校の試験時間は30分です。大問数は4題ほど、小問数は20問前後で、試験時間と問題数のバランスは標準的となっています。
解答形式は、記号の選択がほとんどですが、1行程度で考え方を述べたり、短文記述もあり、様々です。どのような解答形式にも対応できるよう、しっかり練習しておきましょう。
油断は禁物
山脇学園中学校の出題は、中学の理科を学習するにあたって、基礎的な力が身についているかどうかを見るものです。一見、基礎的な内容が中心に見えますが、受験生の苦手分野をつく問題もしばしば出題されています。
毎年、山脇学園中学校は作問への意欲的な取り組みを見せています。女子中堅校だからと安易に予測せずに、しっかりと対策しておきましょう。
具体的な4分野からの出題内容
山脇学園中学校では、4分野から様々な問題が出題されます。
「生命」からは、「植物の分類と特徴」、「花と実」、「ミツバチのダンス」、「ヒトのたん生と遺伝」、「ヒトと動物のからだのつくり」、「動物の分類と特徴」、「季節と植物」などが出題されています。
「物質」からは、「水の温度変化」、「浸透圧」、「金属の燃焼」、「水の状態変化」などが出題されました。
「エネルギー」からは、力に関係する単元の出題が目立ちます。詳しく見ると、「てこのつり合いや浮力」、「ばね」、「滑車」、「密度」、「ふりこの運動」、「電流」、「熱」などで、いずれも計算問題が中心です。
「地球と宇宙」からは、「日食」、「流水のはたらき」、「太陽高度・気温・地温の1日の変化」、「月の動きと満ち欠け」、「星の動き」、「火山と岩石」などが出題されています。有名な科学者とその功績を問うものなども見られます。
山脇学園中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
まずは基礎を固める
山脇学園中学校の理科は、各分野からまんべんなく出題されていて、それぞれの出題分野はほとんどが基礎的な内容です。なので、基礎的な知識を早いうちに身につけ、その上で問題集を使って演習を繰り返しましょう。
また、不得意分野をつくらないこともポイントです。問題集でよく間違える問題を見つけたら、すぐに教科書や参考書を振り返って確認してください。これを常に意識していれば、不得意分野はほとんどなくなるでしょう。
耳慣れない題材にも積極的に挑戦
山脇学園中学校では、2012年の入試から、理科と社会が分離して各30分、60点満点に変わりました。耳慣れない題材がよく出題されていますが、実際に解き進めていると、前半との流れで、芋づる式に空欄が埋まっていくこともあります。ですので、もし聞いたことのない問題にぶつかっても、チャンスだと思って積極的に解いてみてください。
山脇学園中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。