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桐蔭中等教育学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、桐蔭学園中等教育学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば桐蔭中等教育学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。(※2019年度より桐蔭学園中学校男子部・女子部は募集を停止し、桐蔭学園中等教育学校が共学になりました。)
桐蔭学園中等教育学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 力のつり合い、天体とその動きなど |
桐蔭中等教育学校 理科の入試問題の傾向
問題量はやや多め
大問数は4題、総問題数は24問でした。
解答形式は、記号の選択が大半を占めています。記述問題も数題出題されています。また、2016年、2017年、2018年にはグラフや図を記入させる問題も出ていました。そのため、今後も記述や作図の演習も必須です。
実験・観察を重視
桐蔭学園中等教育学校は実験・観察を重視しているため、図やグラフが多く使われた問題構成となっています。断片的な知識を問う問題は少ないですが、難問と言われるような問題は出題されず、基礎知識がしっかり定着しているかどうかが重要になります。
4分野から均等に出題
桐蔭学園中等教育学校の理科は、以前から生命・物質・地球・エネルギーの4分野からまんべんなく出題されます。物質分野ではものの溶け方、燃え方、水溶液の性質、水の状態変化などが出題されました。
生命分野では植物・動物の生活やしくみ、エネルギー分野ではてこの原理、ふりこ、電流のはたらき、豆電球・電池の接続などが取り上げられ、地球分野では天体、地層、気象、川の流れなどの問題が出題されています。
桐蔭中等教育学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、桐蔭学園中等教育学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
4教科の総合力が試される
桐蔭学園中等教育学校の理科は、問題文が長めなので、文意を正確に早く読み取る訓練をしておくことが必要です。また、算数の計算力や思考力も求められます。4教科を総合的に勉強して、他の教科にも生かせるようにしましょう。
図やグラフとともに出題される
桐蔭学園中等教育学校の理科は、ほとんどの大問で実験や観察の様子を述べた文章とともに図や表、写真、グラフがあたえられ、それを読み解く問題が出題されます。普段から資料集を見たり、問題集を解くなどして、図、表、写真、グラフに慣れておくようにしましょう。
出題分野別ポイント
「運動とエネルギー」ではよく出題される力のつり合いに重点を置き、てこや振り子の運動などの基本的な考え方を身につけ、様々な計算問題に取り組み練習しましょう。
「物質と変化」では水溶液の濃度や中和反応など、表やグラフをもとに計算させる問題をよく練習しておくことが重要です。
「地球と宇宙」「生物と環境」は教科書の基本事項をしっかり頭に入れておくとともに、日常の生活でも星や植物を観察するなど、身近な現象に目を向けるようにしましょう。
桐蔭学園中等教育学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。