青山学院中等部の国語の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

青山学院の国語は、読解問題を4題ほど出す独特の出題形式が特徴です。
取り上げられる題材は、よくみられる説明文や物語文のほか、随筆文、詩、韻文と解説文など、幅広いジャンルから出されています。
それぞれの文章はそこまで長くありませんが、設問数が多いため、時間に余裕のない試験となっています。

設問は書き抜きや記号選択がほとんどです。出題内容は、「文脈理解」「内容・心情の読み取り」「主題」「指示語」「文整序」「漢字・語句の知識」など多岐に渡ります。
記述問題も1~2題ほど出題されていますが、多くても50字程度と、字数はそこまで多くありません。

こうした入試傾向を踏まえて、青山学院中等部の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。

青山学院中等部の国語は、先ほどお話ししたとおり、試験時間50分に対し、大問が5題と問題量が多く、スピーディに問題を解いていくことが不可欠です。
設問のほとんどが読解問題のため、「問題文から要点を素早く読み取る力」をしっかり身につけておきましょう。「じっくり読む」よりは、「さっと読んで要点を掴む」ことを意識しながら文章を読む練習をするのが効果的です。

選択問題は、選択肢の数が4つであることがほとんどです。そのため、消去法を使えば、大体の問題は、問題なく解くことができます。
問題文の分量もそれほど多くないので、「根拠と照らし合わせながら解いていく」癖を身につけておくのが、合格率を上げる近道です。

記述問題の場合、「必要な要点だけを簡潔にまとめること」がポイントになるので、「入れるべき要点の見極め」「字数内におさまるような文章のまとめ方」などを意識しながら、演習を積んでおきましょう。