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海城中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、海城中の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
海城中の国語で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
海城中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 120点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 2題(文章読解2題) |
頻出分野 | 小説、説明文 など |
海城中学校 国語の入試問題の傾向
海城中学の国語は、例年大問2題構成で、物語文・小説から1題、説明文・論説文から1題出題されています。題材となる作品は、高学年向けの話題作や、世相を反映したものが取り上げられやすい傾向にあります。
表現力や思考力、知識が総合的に求められるため、難易度が高めの試験です。
引用文の文章は8,000字前後と、他の難関校と比べると標準的ですが、選択肢の文章量も多いのが海城中学の国語の特徴です。時間内に全ての設問を解くには、文章を読み解くスピードがポイントです。
設問は、この選択問題が中心になっていますが、記述問題も手が抜けません。
80字前後の問題が大問1つにつき1~2題出題され、使用しなければならない言葉が指定されている場合もあります。基本的には自分の意見を書くものではなく、内容把握がきちんとできているかが試される問題です。
設問内容から文中のポイントとなる部分を見つけられるかどうかがカギになるでしょう。また表現力に加えて、制限字数内に収める構成力も必要です。
十分な対策ができているかどうかで差がつくポイントとなる問題です。
海城中学校
国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、海城中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
海城中学の国語は、先ほどもお話ししたとおり、選択問題が多数を占めており、合否のカギを握っています。選択肢の文章量も多いため、正解を選ぶには慎重に判断する必要があります。
設問の傍線部の前後の文章にも着目しながら、選択肢の中の正誤ポイントを見落とさないようにしましょう。過去問や類似問題を数多くこなしていくことで対策することが有効的です。
また、文章の内容把握ができているかどうかを問われる問題が頻出しています。
設問を読んで、何が問われているのか、ポイントを把握してから引用文を読むことは、内容把握の手助けになる有効的な方法のひとつです。
記述問題の出題は、物語文なら登場人物の心情変化、説明文や論説文なら内容を読み取れているかどうかを見られるものなど、ある程度パターンが決まっています。過去問などを活用して、80字前後で内容をまとめる練習を積み重ねましょう。
また設問自体にヒントが隠されていることがあります。文章内からキーポイントを見つけるための重要な手がかりです。過去問などで対策を行なう場合は、設問内容にも注目して問題に取り掛かりましょう。
例年、慣用句やことわざは長文に組み込まれる形で出題され、漢字の書き取りが5題程度出題されています。
漢字問題の難度はそこまで高くありませんが、トメやハネなどの細部まで正確に書けることが求められます。日頃から丁寧に書く癖をつけておきましょう。
分からない言葉が出てきたときには辞書で確認し、同音異義語やその意味など幅広く知識を身につけることが重要です。
海城の国語で合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を進めていくことが非常に重要です。