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海城中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、海城中の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
海城中の算数で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
海城中学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 120点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 6問(計算・応用小問1題、応用問題5題) |
頻出分野 | 四則計算、濃度、角度・面積・長さ、数の性質、場合の数 など |
海城中学校 算数の入試問題の傾向
海城の算数は、大問6題、小問18問という問題構成です。年ごとに、難易度は多少変動がありますが、頻出分野や出題形式などは毎年ほとんど同じです。
特に「図形」「場合の数」「濃度」「数の性質」「割合と比」などが頻出しています。また、長めの文章題として出題されることも多い「旅人算」も出題率が高くなっています。
全体的に見て、よく練られた問題が出題されています。問題集でよく見られる形とは一味違う、新しい傾向の問題が出されることもあり、推理力や思考力、判断力が必要で、粘り強く問題に立ち向かっていくことが重要です。
計算問題に関しても、 少数や分数を含む四則混合計算や逆算は式のくふうを使って解いていくものがよく出題されています。そのため、問題数はそれほど多くなくても、時間的な余裕のない試験になっています。
図形問題は応用問題の中心となっており、毎年2~3題出題されています。内容はバラエティーに富んでおり、点や図形の移動に伴う面積変化、図形上を周期的に移動する点、見取り図と展開図、立方体の転がり方などがあります。
特に難易度が高く頻出しているのは、立体の切断に関する問題です。深い理解も必要になるため注意しておきましょう。
また平面図形に関しては、角度や面積と比や相似を使った問題がよく出題されています。
その他にもグラフを絡めた水深の変化や速さなどの問題もよく目にします。
海城中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、海城中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
海城中学の算数は、比較的頻出分野が分かりやすいのが特徴です。
図形の分野や数の性質、場合の数や割合と比、食塩水の濃度などは比較的よく出題されています。過去問や問題集を使って十分な演習を繰り返して、重点的に対策をしておきましょう。
問題の中には、「問題そのものが難しい」ものと「計算処理に工夫が必要」なものがあります。計算問題を素早く解いていくためには、計算の工夫を行なっていかに式を整理できるかどうかがポイントです。
複雑な計算問題では、解説を使ってどのような工夫がされているのかを確認しておきましょう。また計算力をあげるためにも日ごろから計算の練習を怠らないようにしてください。
バラエティーに富んだ応用問題が出題されていますが、やみくもに難問対策に取り掛かる必要はありません。 まずは1問を丁寧に解いていくことからスタートしましょう。
問題の解き方に様々な角度からアプローチできないかを考えてみることが大切です。こうした勉強法を心掛けることで、推理力や思考力が身につけられます。
海城の算数で合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を進めていくことが非常に重要です。