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青山学院中等部
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、青山学院中等部の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば青山学院中等部の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
青山学院中等部 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 例年14題 |
頻出分野 | 四則計算・逆算、和と差、割合と比、速さ、図形、調べ・推理・条件の整理など |
青山学院中等部 算数の入試問題の傾向
青山学院の算数は、「広く浅く出題される」のが大きな特徴です。難問はありませんが、ほぼ全単元から出題があり、基礎力を重視した試験と言えます。
青山学院に合格するためには、難問奇問には時間をかけず、苦手分野をなくすこと、基礎固めを徹底することが第一優先です。
しかし、基本問題のなかに、「手間のかかる問題」「解くのに時間のかかる問題」が混ざっています。そのため、時間配分には注意が必要です。簡単に解ける問題を見極める、得意分野から手をつける、といったことも有効です。
また、大問の数が非常に多い、独特の出題形式をとっています。大問ごとに頭を切り替えて、素早く適切な公式や考え方を当てはめていかなければなりません。
「どれだけ多くの解き方を引き出しに蓄えておけたか」で差がつく試験です。
なお、同じ難関校でも、解答欄に考え方までを記入する開成、駒東、桜蔭などと異なり、青山の算数は、「答えの数字だけを書く解答形式」です。開成、駒東、桜蔭では考え方が合っていれば部分点をもらえますが、青山の算数では、答えが間違っていたら0点です。
出題傾向で目立つのが、例年5題前後出されている「特殊算」です。「平均算」「相当算」「旅人算」「推理算」などが頻出ですが、いずれも基本レベルの問題なので、「正確に問題を解いていく力」が求められます。
青山学院中等部 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、青山学院中等部の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基本問題、典型題中心の青山学院中等部の算数で合格点を取るカギは、「解き方の選択」です。青山学院中等部の場合、「公式の応用」でほとんどの問題を解くことができます。
ただ、解き方の選択によって、大幅に時間をロスしてしまう問題もあります。
「どの解き方で解けばスピーディーに解けるのか」を常に意識しながら問題に取り組む習慣を身につけておきましょう。
先ほどお話ししたとおり、「手間のかかる問題」も混ざっているため、解き方の選択を間違えてしまうと、大幅な時間ロスになってしまいます。このような問題が合否を分けるため、注意が必要です。
基本的な計算問題も多く出される青山学院中等部の場合は、「計算の工夫」や「還元法」を用いることで、解答にかかる時間を短縮し、効率的に問題を解いていくことができます。簡単な方法ですばやく解ける計算力を身に着けておくことが大切です。
中学入試の頻出分野である「図形」については、「角度」「面積」「体積」が頻出です。特に「角度」を求める問題はほぼ毎年出題されています。
過去問や問題集を使って問題を多くこなし、形式に慣れておきましょう。
青山学院中等部の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。