- トップページ
- > 教科別対策 >
- 栄光学園中の社会対策
栄光学園中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
栄光学園中学校 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 6題 |
頻出分野 | 地理・歴史分野を中心とした総合問題など |
栄光学園中学校 社会の入試問題の傾向
栄光学園中学の社会は、例年1つのテーマに沿った総合問題の形式で出題されます。テーマは乗り物、ごみ問題、石炭など、多岐にわたっています。
ただ、共通するのは、断片的な知識ではなく、社会という科目を大きな流れで捉えさせようという意図のもとに入試問題がつくられていることです。
総合問題の中で問われる分野としては、地理や歴史の比率が高いのが特徴で、産業に関する設問も多くなっています。
また、神奈川県にある栄光学園中学ならではのご当地問題として、参考書や教科書に載っていない知識が問われることもあるので注意しておきましょう。
社会でも記述が非常に重視されています。 1行程度の短いものから、6行ほどの相当なボリュームを書かせる本格的な記述問題まで、とにかく書かせる試験です。
要点をきちんと押さえられた完成度の高い記述解答が求められていることを忘れないようにしましょう。
また、グラフ作成などの作業系の問題も特徴的です。 地図への書き込みであったり、グラフ作成であったり、年によってはかなり作業時間を要する問題が出されます。
栄光学園中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
栄光学園中学の社会は、細かな知識や深い理解が求められる試験です。とはいえ、基礎を土台にする必要があるため、まずは基本レベルの知識は正確に習得しておきましょう。
ただし、入試直前には的を絞ることも重要です。例年、政治に関する出題が少なく、歴史や地理の分野のうち、産業に関する問題が目立ちます。この分野を集中的に対策しましょう。
先ほどお話ししたとおり、複数分野が絡んだ総合問題の形式で出題されます。個々の知識を習得した後は、ことがら同士の結びつきや全体の流れを把握するようにしましょう。
また現代の日本や世界の社会情勢との自分たちの暮らしの結びつきについて問われることもあるため、身近なテレビや新聞などを利用して時事問題にも関心を持っておくことが大切です。
その際には地図や年表を使って場所や時代背景なども一緒に調べておくとより知識が深まります。
記述問題は、問題文や資料を見て、自分なりに説明する問題や、そこまでの問題や設問の内容をふまえて解答する問題もよく出されます。
問題全体の流れを意識しながら進めていくと効率が良いでしょう。