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本郷中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、本郷中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば本郷中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
本郷中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 75点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球 |
本郷中学校 理科の入試問題の傾向
本郷中学の理科は大問が4題で各分野からまんべんなく出題されます。ただし出題傾向やパターンが比較的にわかりやすくなっています。
問題文を読んで実験や観察の過程を理解し分析する必要がある問題が多いことが大きな特徴です。
問題文も長めのものが用意されており、知識だけでなく思考力や情報を分析する力が求められている試験です。
そのため、基本的な知識を問う問題が多いですが、読解力が必要とされ、時間配分に気を付けなければならない試験になっています。
ほかにも、計算問題として、金属と気体の発生・中和反応に関するものや、滑車、ばね、浮力、振り子、輪軸に関するものが頻出しています。
また地球分野では、「データ読みとり問題」が頻出しており、時事問題を絡めた問題が出題されるのが特徴です。
本郷中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、本郷中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
本郷中学の理科は、出題傾向やパターンがはっきり決まっています。
ですので、合格点を取るには、その傾向に合わせて、出やすい範囲・問題形式を徹底的に対策することが近道になります。
本郷が第一志望の場合は、出題傾向に思い切り絞り込んで対策すれば、偏差値が届いていなくても、本番で合格点を取れる可能性は十分にあります。
物質分野は、「金属と気体の発生・中和反応に関する計算問題」が頻出です。
問題文がかなり長いので注意が必要なのですが、実は、この問題文にヒントが隠されていることが多々あります。知識が抜けていた場合でも、問題文章をあたれば正解にたどりつける場合もあることを覚えておいてください。
エネルギー分野も「滑車、ばね、浮力、振り子、輪軸」などの単元の力学計算が頻出で、毎年問われる内容は決まっています。
化学分野と同様、力問題文章の案内に従って丁寧に解き進めれば、時間的な余裕さえあれば解けるものが多くなっています。
生命分野の問題は実験観察形式になっており、化学分野、物理分野の問題よりもさらに問題文が長くなっています。図説だけで2ページ以上にわたる場合もありました。しかし生物分野の場合は、オーソドックスな問題は問題文章を読まなくても解けてしまうものもあります。最初に設問全体をひととおり見て時間短縮を試みるのもよいでしょう。
地球分野で頻出するデータの読み取りは、時事問題を絡めた問題が多く出題されます。中学入試の範囲を飛び越えた出題も目につくので、その年のニュースになった日本や世界の気象現象、天体観測で話題になったものなどは、要注意です。
データの読み取り問題で時間を浪費してしまうと、そのほかの問題にも影響が出てしまいますので、過去問などで演習を繰り返し、問題の傾向にも慣れておきましょう。
本郷中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。