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法政大学中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、法政大学中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば法政大学中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
| 法政大学中学校 算数 2023年入試データ | |
|---|---|
| 配点 | 150点 |
| 試験時間 | 50分 |
| 大問数 | 6題 |
| 頻出分野 | 四則計算・逆算、単位の計算、濃度、仕事算、図形、場合の数など |
法政大学中学校 算数の入試問題の傾向
出題パターンは一定
法政大学中の算数は、2020年～2022年と出題パターンが一定化しており、大問1が計算問題3問程度、大問2が応用小問8問程度、それ以降は応用問題になっています。第一回の試験も、第二回の試験も、形式に変わりはありません。
「答えだけ」を解答欄に記入する解答形式
法政大学中の算数は、答えだけを解答欄に記入する方式になっています。そのため、考え方や途中式で点を取ることはできないので点差が開きやすい試験と言えるでしょう。
図形や特殊算、数の性質が中心
例年、図形や特殊算、数の性質が中心に出題されています。特に、面積・体積を求めさせる問題は必出で、応用問題の柱と言えるでしょう。
時間配分について
難問奇問は見られませんが、大問4.5あたりで図形問題が出されることが多く、時間がかかってしまう可能性があります。過去問などでどれだけ時間がかかるか確認しておくことが大切です。
法政大学中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
ケアレスミスは命取りに
答えだけを解答欄に書く方式のため、ケアレスミスをしてしまうと合格が難しくなってしまいます。ケアレスミスをなくすためには、普段からたくさんの計算問題を解き、正確な計算力を身につけておくことはもちろん、試験時間内に答えを見直す習慣を身につけておくことも大切です。
頻出分野に絞って対策をすることが有効
法政大学中の算数は頻出単元がはっきりしているので、頻出分野に絞った演習を積むことが一番効果的でしょう。特に、求積問題や図形、特殊算、場合の数に重点をおいて学習するといいでしょう。
典型題を数多くこなすことが点数につながる
ただ、頻出単元の演習を積むといっても、難問奇問といったレベルの問題にまで取り組む必要はありません。法政の場合は、他校でもよく見られるような、典型題の出題がほとんどです。
そのため、難問を解けるようになるために時間をかけるよりも、典型題を数多くこなし、素早く正確に解けるようにする方が、高得点を取ることにつながります。まずは過去問を繰り返し解き、問題の難易度や自分の弱点を把握したうえで対策を行うことが重要です。
「時間配分」にも注意が必要
中学受験生が見落としがちなポイントの1つに、「時間配分」があります。法政大学中の算数では、大問4、大問5あたりに、図形の問題が出されることが多く、時間がかかってしまう受験生も少なくありません。
過去問を解く際には必ず時間を計り、残り時間によっては、その問題を飛ばして次の問題に取り組むなど、テストの受け方も身につけておくのもポイントです。
法政大学中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
