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法政大学第二中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、法政大学第二中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
法政大学第二中学校の算数で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
法政大学第二中学校 算数 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 6題 |
頻出分野 | 辺の比と面積の比、相似、四則計算、逆算など |
法政大学第二中学校 算数の入試問題の傾向
オーソドックスな出題と途中式が必要な解答パターン
2021年、2022年とも大問1が計算問題、大問2が応用小問、大問3以降が応用問題といった出題傾向です。解答形式は、答えだけを解答欄に書く問題と、途中式や考え方も答えと一緒に記入する問題が入り混じっており、普段から計算式などを丁寧に書くような対策が必要になります。
計算問題と図形は頻出
前半の計算問題は、工夫が必要な問題や逆算などが出題されています。応用小問では、場合の数や約束記号などが頻出です。応用問題に関しては、図形と数量が中心となっており、水溶液の濃度についての問題も多く見られます。例年の出題パターンは比較的変更がないため、過去問などを活用する学習方法がおすすめです。
基礎力を身につけておけば解きやすい応用問題
問題の内容を見ると、前半の計算問題、応用小問は、基本レベルの問題がほとんどです。その反面、後半の大問では、「思考力」や「作業力」を必要とする問題が出されるのが、法政第二の算数の特徴です。特に、大問6では難しい条件がついている問題や、典型題を捻った応用レベルの問題も出されます。しかし、基本パターンをしっかり身につけておけば、比を利用して解答するなど応用ができるため、参考書をまとめたり、問題集を活用したりして、基礎固めを行うのが大切です。法政二中の算数は、約7割が合格ラインになっているため、計算問題や応用小問を落とすことのないよう、重点的に対策しましょう。
時間配分について
法政二中の算数は、2021年、2022年ともに試験時間50分、大問は6題という出題構成が続いており、出題傾向に大きな違いはありません。あらかじめ制限時間を設けて過去問を解答するような練習をしておけば、本番の時間配分に困ることも少ないでしょう。
法政大学第二中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
すばやく正確に前半の問題を解く
後半の応用問題に時間を使いたいなら、計算問題などはすばやく解答する必要があります。試験時間は比較的長めではありますが、前半に単位換算などの工夫が必要な計算問題や、幅広い範囲から出題される応用小問が集中しているため、油断は禁物です。途中式などのミスもしないように、はやく正確に解答する練習が重要です。また、正確性も問われますが、試験時間を効率的に使って、「解けるものから解いていく」という姿勢を身につけておくことも重要になります。 出題傾向に大きな変化は見られませんので、時間を計りながら過去問演習を行い、「パッと解法が浮かばない問題にどれだけ時間をかけられるか」を把握しておくことで、本番では焦らず効率的に問題を解くことができるでしょう。
「解ける問題から解いていく姿勢」も重要
また、法政二中の算数は、基本的に解答欄に答えの数字だけを書きこむ解答形式です。そのため、特に前半の問題では、計算ミスは命取りになります。後半の応用問題でも、部分点がありません。
正確性も問われますが、試験時間を効率的に使って、「解けるものから解いていく」という姿勢を身につけておくことも重要になります。
先ほど述べたように、出題傾向に大きな変化は見られませんので、時間を計りながら過去問演習を行い、「パッと解法が浮かばない問題にどれだけ時間をかけられるか」を把握しておくことで、本番では焦らず効率的に問題を解くことができます。
図形の対策を念入りに行う
出題単元については、法政二中の算数では、後半の応用問題で「平面図形」「立体図形」がよく取り上げられる傾向があります。求積問題では思考力を必要とする問題も出題されるため、「平面図形」「立体図形」については、多くの問題に触れて、重点的に対策を重ねておきましょう。
法政大学第二中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。