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城北中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、城北中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば城北中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
城北中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 2題(文章読解題1題、知識問題1題) |
頻出分野 | 小説・物語・伝記、漢字の書き取り |
城北中学校 国語の入試問題の傾向
文章読解問題と漢字の書き取りは頻出
2020年以降は文章読解問題には、小説・物語・伝記などから引用されています。文章量も7500字程度のもので、量も多くなっています。漢字の書き取りは例年出題され、語句の意味を問う問題はやや難易度が高めです。
読み込む力・表現する力が試される
文章問題では設問数はあまり多くありませんが、文章を読み込む力や表現する力が必要になってきます。例えば「…からどのような様子が読み取れますか」「…とは、どのようなことですか」と、登場人物の言動や心情について考えさせられる問題が多いのが特徴です。
記述問題はまとめる力が必要
近年は記述問題も出題されています。文章内の人物の心情や言動の理由について問われるものが多く、文字数の制限があるのが特徴です。指定された文字数以内に内容をまとめて自分なりに記述する力が求められます。
設問数は10~20問程度と多くない
城北中学の国語は、設問数は20問程度と、それほど多くはありません。 ただし、要注意なのは、単に文脈や要旨の読み取りが必要な設問だけではなく、受験生が想像力を働かせて解答しないといけないタイプの問題もあることです。時間がかかりがちなので、気をつける必要があります。スピードも要求される側面がある試験です。
時間配分について
設問数はそれほど多くありませんが、文章量が多く選択肢の文章も長めのものもあります。読み解くのに時間がかかることが予想されるので、スピード感をもって臨みましょう。長文読解に時間を使うためにも知識の問題はテンポよく解いていく必要があります。試験が始まるとまず、知識の問題から解き始めるのも時間配分を考えるうえで有効的な方法の1つです。
城北中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
紛らわしい選択問題に要注意
城北中学の国語は、選択問題の文章が長いうえに非常に紛らわしいのが特徴です。過去問題で繰り返しこのパターンの出題形式に慣れておく必要があります。選択肢を丁寧に分析して、文章中の根拠となる部分と照らし合わせながら解答する方法を身につけましょう。
記述対策は過去問だけに頼らないで
記述問題の割合も多くなっているため、対策は欠かせません。文字数の制限が意外にも壁になってしまうことがあります。文字数の制限を決めて日ごろから文章を書く習慣を身につけましょう。城北中学の過去問だけでは頼りないので、同じような問題が出題されている他校の過去問も合わせて対策をすることも重要です。
知識問題はスピードと正確さを追求
知識問題では確実に点数をとれるようにしておきたいところです。慣用句やことわざでは、体の一部を用いたもの、動物を用いたものなどと分類して覚えておくとよいでしょう。漢字や熟語に関しては、読み書きを習得するだけでなく、類義語や同音異義語なども身につけておくのがおすすめです。
記述対策は、内容をコンパクトにまとめる練習を
選択問題と合わせて、記述問題の対策も外せません。毎年50字前後の字数指定の記述問題が出されます。字数が短いのでそこまで難しくないように感じますが、侮ることはできません。
特定の箇所を抜きだす、ある部分からキーワードを拾ってつなぎ合わせる、というより、文章全体を読み取った上で、全体に散らばる要素をまとめる作業が必要になります。また、それを指定字数でまとめるのは意外に難しいので、文章全体に散らばる要素をコンパクトにまとめる練習が必要になります。
問題を解く順番もカギ
城北中は最後の大問で漢字が出題される傾向にあります。確実に点を取るために、試験が始まったらまずは漢字問題に手をつける、というのもひとつの方法でしょう。
城北中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。