- トップページ
- > 教科別対策 >
- 女子学院中の理科対策
女子学院中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、女子学院中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば女子学院中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
女子学院中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 植物、水溶液の性質、エネルギー、地球・月・太陽系 など |
女子学院中学校 理科の入試問題の傾向
女子学院中学校の理科は、他の科目と同様に、試験時間に対し、問題量が多いのが特徴です。
しかも、後半の物質やエネルギー分野では、考えさせる問題も多く出されます。そのため、時間内に問題を解き切れない可能性もあります。
また、実験や観察に関する問題の比重が高いのも特徴です。
実験方法を図で示して説明させる問題や、実験図やグラフからデータを読み取れなければ、そもそも解答にたどり着けない問題がよく出題されるので、対策が必須になります。
物質やエネルギー分野では、空欄に入る数字を答えさせる「計算問題」が多いのが特徴です。
解答欄に求め方を書くこともほとんどなく、答えが合っていなければ点数に結びつかないので、点差がつきやすい問題です。
出題分野については、例年、4分野から1題ずつ、バランス良く出題されます。女子学院中学校では、同じ分野では、「似たような問題が連続して出されない」のが特徴です。
同じ「気体の性質」からの出題が連続して出題された年がありましたが、気体の発生とそれに関連する計算中心の問題と、傾向に関してはバラバラでした。
女子学院中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、女子学院中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
女子学院中学校の理科で、実験問題としてよく出されるのが、「物質と変化に置けるよう液の量的関係」「力のつり合い」「光とレンズ」「電気」などの単元です。
基本的な性質・原理の理解が不十分では、そもそも歯が立ちません。頻出単元の基礎知識や、原理の理解、関連知識などは、必ず押さえておきましょう。
また、同分野からでも問題傾向は多岐にわたるため、苦手をなくし、様々な角度から学ぶ姿勢を持っておくとよいでしょう。
試験時間に対して問題量が多いので、素早く問題をこなしていく解答スピードは必須条件です。ただ、「知識があれば解ける問題」と「考えさせる問題」が混合して出題されています。
合格点を取るためには、「問題を見たらどのくらい時間がかかりそうか予想する」「時間がかかりそうな問題は後回しにする」といった判断力も大きなポイントになります。
近年、受験生を不安にさせるような問題の出し方がされることもあります。
本番中に不安になったり、手を止めたりしないためには、自信を持って答えられるだけの確実な知識を持っておく必要があります。また、過去問などで、こういった受験生を惑わせる問題に触れておくことも有効です。
女子学院中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。