城北埼玉中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

城北埼玉中の算数は、受験者平均にばらつきがあるため、解けない問題を諦めず、解ける問題で油断しないことが重要です。基本的な計算問題や一行問題の配点が高いので、計算ミスに注意して確認を怠らないようにしましょう。特殊算が幅広く出題されるため、公式の活用に慣れておくことも必要です。また、図形問題が多く出題されるため、特に平面図形や立体図形の求積問題を中心に学習し、基本的な角度や長さ、面積の求め方を完全にマスターしておくと良いでしょう。

城北埼玉中の国語は、解答を本文から抜き出す設問が多く見られます。一題に対する設問数が多くなっているので、内容をしっかりと理解しておく必要があります。読解文の中で問われる「ことばの知識」などの知識問題の難度がやや高いため、注意しておきましょう。その年に出題される読解文次第で、平均点が大きく変わっています。幅広いジャンルの文章を読み、慣れておくことが大切だと言えるでしょう。

城北埼玉中の理科では、試験開始と同時に問題全体を見渡し、問題を解く順番を決める必要があります。大問1に、物理分野の力学の計算問題が出る場合が多いですが、それは後回しにしましょう。知識問題・基本問題から先に取り組み、後からじっくり計算問題に取り組むことがポイントです。例年大問2で物質分野が出題されており、難易度はそれほど高くありません。また、大問4の地球分野も知識問題がほとんどなので先に解くと良いでしょう。

城北埼玉中の社会では、グラフ、地図、写真に関する問題が多く出題されます。資料集や地図帳を活用し、基本的な資料の空所を埋める問題に慣れておくことが重要です。また、写真と名前を結びつける学習も必要です。時事問題は国際的な事柄も多く、日本のニュースだけでなく、国際ニュースもチェックしましょう。出来事の原因や影響を考える習慣をつけ、知識だけでなく思考力を養うことも大切です。