城北埼玉中の算数の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

城北埼玉中学校の算数は、大問5題の問題構成です。
大問1が計算と一行問題、大問2以降が応用問題となっています。前半は基本的な問題が多いので確実に得点しておきたいところです。
また、図形の問題が多く、相似の利用や図形の移動、角度を求める問題など平面図形の問題が目立ちます。図形の移動や切断などの作図問題もよく出題されているので注意しましょう。

解答は答えのみを記入する形式となっています。
答えが間違っていたら、得点は0点になってしまうので、解き終えたらミスがないか何度も確認することを心がけましょう。

第1回、第2回の両日程ともに、似た分野から出題されています。
計算、図形、速さなどは例年出題されていますが、最近は、相当算、仕事算などの「特殊算」の出題も増えています。
過去問を見て、以前出題されたことのある分野については、抜かりなく対策をすることが必要となるでしょう。

問題のレベルは標準的ですが、大問1の小問と、大問2～5のいずれか1つの応用問題にやや難しい問題が出題される傾向があります。
例年、試験時間50分に対し、設問数20問となっているため、1問に3分もかけられない計算です。決して時間に余裕があるとは言えないでしょう。

城北埼玉中の算数は、受験者平均に、年によってかなりのばらつきがあります。
解けないからといってあきらめない、解けるからといって油断しない、ということを試験中は常に意識しましょう。

城北埼玉中学校では、中学入試の上位・中堅校の多くの学校で出題される、基本的な計算問題や一行問題の配点が高くなっています。
この計算問題や一行問題を落としてしまわないよう、計算ミスがないか、何度も確認しましょう。
また、特殊算が近年、幅広く出題される傾向にあります。公式をスムーズに活用できるようにしておくと良いでしょう。

城北埼玉中の算数は他の学校と比べ、図形問題がとても多くなっています。平面図形の面積や立体図形の体積、直方体と水の高さの関係を問う問題など、様々な図形問題が出題されます。
普段からいろいろな図形問題を解くことを意識しましょう。その中でも、まずは、求積問題を中心に学習していくと良いでしょう。
基本的な角度や長さ、面積の求め方などは完全にマスターしておくと、試験の時にも焦らずに済みます。普段からさまざまな図形問題に触れておくことも大切です。