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城北埼玉中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、城北埼玉中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば城北埼玉中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
| 城北埼玉中学校 国語 2023年入試データ | |
|---|---|
| 配点 | 100点 |
| 試験時間 | 50分 |
| 大問数 | 3題 |
| 頻出分野 | 説明文・論説文、小説・物語・伝記、長文読解、漢字の読み書き など |
城北埼玉中学校 国語の入試問題の傾向
読解文の種類は説明文・論説文と小説・物語・伝記
読解問題で取り上げられる文章の種類が年によって違うのが、城北埼玉中学校の国語の特色でしたが、近年は説明文・論説文と小説・物語文がそれぞれ1題ずつという出題がほぼ定着しています。全体的に、読む力・書く力を総合的に見ようとする意図がうかがえます。
説明文ではビジネス書からも出典
近年の出典には、説明文に小坪遊、雨宮処凛、服部みれい、小説に井上靖、阿部龍太郎、小川糸などの著書が見られます。2019年には斎藤孝著の「コメント力『できる人』はここがちがう」が抜粋されており、小学生が普段手に取らないビジネス書からも出題されています。
2019年以降、記述問題が頻出傾向
城北埼玉中の国語では、記述問題が頻出傾向にあります。2019年には50字以内、2020年では50字以上の記述を求められる問題が出題されています。内容も、題材をもとに自分の考えを簡潔に述べることが求められるなど、過去3年でやや傾向が変化しています。とはいえ、記述問題は他校と比較するとやや少ないため、慣用句や四字熟語などの知識問題は確実に得点を重ねられるよう十分に対策しておきましょう。
文章量は多め、読むスピードをあげて解答時間を確保
城北埼玉中の国語は、計8500字ほどと文章量は多めなため、時間の余裕はあまりありません。読むスピードをつけておくことで解答の時間を確保しましょう。
城北埼玉中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、城北埼玉中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「書き抜き問題」の出題が目立つ
城北埼玉中学校の国語では、解答を本文から抜き出す設問が多く見られます。
また、1題に対する設問数が多くなっているので、内容をしっかりと理解しておく必要があります。
加えて、読解文の中で問われる「ことばの知識」などの知識問題の難度がやや高いため、注意しておきましょう。
合格者平均点に、大きなバラつきがある
城北埼玉中学校の国語では、合格者平均点が年によって大きく変わります。2020年の受験者平均は68.3点ですが2021年の受験者平均は78.2点と10点ほども異なり、バラつきが見られます。
その年に出題される読解文次第で、平均点が変わってくると考えられます。幅広いジャンルの文章を読み、慣れておくことが大切だと言えるでしょう。
城北埼玉中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
