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海城中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、海城中の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
海城中の社会で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
海城中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 80点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 1題 |
頻出分野 | 全分野総合問題 |
海城中学校 社会の入試問題の傾向
海城中学の社会は、大問が1題のみです。他の中学ではあまり類を見ないユニークな出題形式になっています。
毎年問題文が1,000字程度あり、資料などもあわせて読み解きながら、ひとつの話題に対して深掘りする問題となっています。
解答形式は、選択問題や用語記入問題が中心です。時代の流れを応える問題や複数選択の問題もあるため、基礎的な事項は年代も合わせて確実に覚えておきましょう。
他に、リード文とそのテーマに関連した資料やグラフを読み取って解答する記述問題が、例年数題出題されています。
テーマも普段あまり馴染みのないようなものが取り上げられることもありますが、気後れせずに、まずリード文を読み解くことがポイントになるでしょう。
海城中学校
社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、海城中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
先ほどもお伝えしたとおり、海城の社会の問題は非常に特殊です。
過去の事例を見ると、社会と観光のかかわりをもとに、観光地や観客増加の経済効果などについて問われるもの、必要性などについて問われるものなどがありました。
ほかにも、これまでどのような問題が出題されているのか、過去問を見て把握しておきましょう。
過去問を解くには、長文のリード文を読みこなすことが必要です。
その中に、解答にも利用できる重要事項が多く説明されています。まずは、問いをひととおり読んでみて、どんなことが必要なのかを把握してから、リード文を読んでいくのも一つの方法です。
記述問題では、海城中学の社会では与えられた資料からポイントを読み取る分析力と、字数内でまとめる構成力が求められます。自分の意見を述べるタイプではないので、対策の方法にも注意しましょう。
特に解答には示されている資料やグラフをしっかりと活用することが必要です。資料の引用先として『日本国勢図会』が取り上げられていることにも注目しておきましょう。
日ごろからグラフの特徴を読み取り、自分の考えと照合する作業や特色を文章化してみることも1つの対策になります。
特殊な問題に対応するために、基本的な対策を怠ってはいけません。
白地図を使った地理の学習は、実際に作業することによって頭に知識が入りやすくなります。歴史に関しては全体の流れをしっかりと把握してから、細かい知識も身につけましょう。
政治に関しては日本国憲法や三権のしくみも基礎事項は抜け目のない学習が必要になります。
また、時事問題と絡んで出題されることもあるため、新聞やニュースを通して社会情勢に関心を持つことも大切です。
海城の社会で合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を進めていくことが非常に重要です。