春日部共栄中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

春日部共栄の算数は、比較的傾向が安定しています。特に「図形」と「数の性質」はほぼ毎年応用問題として出題されています。 「図形」では「線上をすべることなく移動させる問題」や「直線を軸として1回転させたときにできる立体の体積を求める問題」、「数の性質」では「最大公約数・最小公倍数に関する問題」などが頻出です。過去問を中心に、重点的に対策をしておくことが合格への近道となります。

春日部共栄の国語は物語文、説明文、ことばの知識、漢字の読み書きとなっており、日程ごとでも年度ごとでも似た傾向にあります。他の学校と比べても比較的よく出る形式のものばかりなので、しっかりと過去問を見て確認しておきましょう。

春日部共栄の理科は「生命」「物質」「エネルギー」「地球」のすべての分野からバランスよく出題される傾向にあり、理科に関する幅広い知識が求められます。基本知識の有無を見る小問集合と、実験・観察を重視した本格的な問題構成で、計算問題（特に物理・科学分野）、文章記述・図を完成させるものなどもあり、注意が必要です。

春日部共栄の社会は、地理・歴史・政治（時事を含む）の各分野からまんべんなく出題されており、各分野の融合問題が見られることもあります。地理・歴史のウエイトが高くなっています。地理では「国土と産業」「各地の特色」「世界自然遺産」など、歴史では「歴史上の人物」「歴史的建造物」「学問の発達」、政治では「第二次世界大戦後の国際社会」「日本の政治」「日本国憲法、国民の権利・義務」などが取り上げられています。前年と同じテーマが出題されることはないので、幅広い知識が必要となります。