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春日部共栄中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、春日部共栄中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば春日部共栄中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
春日部共栄中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 50点 |
試験時間 | 理科と合わせて60分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 各分野の融合問題、世界遺産 など |
春日部共栄中学校 社会の入試問題の傾向
各分野からまんべんなく出題
春日部共栄中学校の入試問題は、地理・歴史・政治(時事を含む)の各分野からまんべんなく出題されており、各分野の融合問題が見られることもあります。大問数は3題、小問数は20問前後となっています。
また、受験者平均は例年30点台前半となっており、多少波はあるものの、難易度は標準的であるといえるでしょう。
「地理」「歴史」からの出題が多い
春日部共栄中学校の社会では地理・歴史のウエイトが高くなっています。地理では「国土と産業」「各地の特色」「世界自然遺産」など、歴史では「歴史上の人物」「歴史的建造物」「学問の発達」、政治では「第二次世界大戦後の国際社会」「日本の政治」「日本国憲法、国民の権利・義務」などが取り上げられています。
前年と同じテーマが出題されることはないので、幅広い知識が必要となります。
地形図の読み取り、縮尺や地図記号も頻出
地理ではほぼ毎年、地形図の読み取りが出題されており、縮尺や地図記号の設問が多く出されています。時事と絡めた問題も出題されることがありますが、それも地図を用いた問題が多く見られます。2017年には「2016年、南半球のブラジルのリオデジャネイロで、オリンピックがひらかれました。右の地図を見て、次の問いに答えなさい」という問題が出されました。
記述問題は1~2問のみ
春日部共栄中学校の社会では記号選択や適語の記入がほとんどです。過去には2~3問見られた記述問題ですが、近年では1問のみの場合もあります。記号選択も難解なものではなく標準的なものばかりなので、落ち着いて取り組むことができれば十分に解ける問題です。
春日部共栄中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、春日部共栄の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基礎を固めることが重要
春日部共栄中学校の社会の難易度は標準的なものとなっています。しかし、さまざまなテーマに沿った総合問題が出されたり、通史的に問うスタイルも見られるため幅広い知識が必要となります。教科書のほかに、説明が丁寧で易しい標準的な参考書を選び、基本事項をしっかりと身につけることが重要です。
白地図や年表を使った学習
春日部共栄中学校の地理分野において、地図とグラフは欠かせません。常にこれらを参照しながら、白地図作業帳を利用して地形や気候をまとめ、そこから産業のようすへと広げていきましょう。
また、歴史分野では教科書や参考書を読むだけではなく、自分で年表を作って覚えると学習効果が上がります。出来上がった年表は、各時代・各分野のまとめに活用することで、さまざまな分野が取り上げられる本校の歴史問題に、大いに威力を発揮することでしょう。
政治分野では、日本国憲法の基本的な内容と三権についてはひと通りおさえておいた方がよいでしょう。また、ニュースを確認して、国の政治や経済の動き、世界各国の情勢などについて、ノートにまとめることも効果的です。
春日部共栄中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。