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慶應義塾普通部
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、慶應義塾普通部の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應義塾普通部の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
慶應義塾普通部 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 9題 |
頻出分野 | 四則計算、平面図形、比の性質、場合の数、条件の整理、立体図形 など |
慶應義塾普通部 算数の入試問題の傾向
慶應義塾普通部の算数の入試問題は、例年、試験時間40分に対し、大問数9問、設問数は13題前後という問題構成になっています。
1問約3分というペースで、とにかくてきぱき解く「処理能力」を身につけることが大切です。
問題のレベルは標準的で、難問奇問の類は出題されません。しかし、時間的余裕がないこと、受験者層のレベルが高いことを考えると、1つのミスが命取りになります。普通部に合格するには、「正確さ」も合わせて必要です。
大きな特徴は、全ての問題で、解答欄に式などを書くスペースが設けられていることです。
単に答えがあっているだけでなく、お子さんがどう考えて、どうしてその解き方をしたのか、というプロセスも採点の判断材料になります。
慶應義塾普通部
算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、慶應義塾普通部の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
慶應義塾普通部の算数は、先ほどお話ししたとおり、試験時間の割に、問題数が多い試験となっています。そのため、それだけの問題数をこなす手際のよさ、面倒な計算を素早く解けるスピードが必要です。
また、処理能力だけでなく「問題の取捨選択」も重要です。問題の難度を見極めて、点数の取りやすい問題を素早く解けることがポイントになります。
問題の中には、解くのに時間がかかるものも混ぜられています。過去問演習で、時間配分の練習を十分行いましょう。
頻出分野は毎年ほぼ同じです。出題頻度の高い「図形」、「数の性質」「速さ」「割合と比」などの分野の基礎を固めておくことが重要です。特に「図形」が中心的な分野となっているため、徹底的に対策を行いましょう。
また、似たようなテーマの問題がくり返し出題されているのも特徴です。具体的には、「展開図の問題」、「角度・面積・長さの問題」、「速さと時間と燃費の関係の問題」など、「定番」と言える問題が数多くあります。
さらに、近年は、「整数・小数・分数の性質の問題」など数の性質を問う問題も連続して出題されています。こうした問題は、集中的に演習を行いましょう。
過去問や類題を解く時は、解答の「過程」にも注意が必要です。
試験で「部分点をもらえる解答」を作るために、普段から意識して丁寧に途中式を書いて、練習しておくことが大切です。
慶應義塾普通部の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。