- トップページ
- > 教科別対策 >
- 慶應普通部の社会の入試傾向と合格対策
慶應義塾普通部
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、慶應義塾普通部の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應義塾普通部の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
慶應義塾普通部 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 6題 |
頻出分野 | 地理、歴史、複数分野総合問題 など |
慶應義塾普通部 社会の入試問題の傾向
慶應義塾普通部の社会は、地理・歴史分野から8割ほどの問題が出題されます。
地理は各地域の様子について問うものが頻出です。歴史は鎌倉時代以降を中心に、あるテーマに沿って出題される傾向にあります。
「普通の小学生では知らない社会常識」「大人びた視点があるかどうか」が問われることが、最大の特徴です。
例えば、「はがきの宛先の書き方」といった、社会常識がなければ対応できない問題や、「感染症の歴史」といった、世の中の現象に関連のある問題が出題されています。
このように、テキストの用語の暗記だけではとても対応できない問題がよく見られます。
出題形式は、選択問題と用語記入問題が大半です。ですが、知識だけで解ける問題ばかりなのかというと、そうではありません。
リード文を読み込み、与えられた条件から想像力を働かせて推測しないと解答にたどりつけない問題が数多く出題されています。
慶應義塾普通部
社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、慶應義塾普通部の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
慶應義塾普通部の社会では、先ほどお話ししたとおり、中学入試のテキストを暗記しているだけでは通用しない、個性的な問題も出題されています。
そのため、小学生の関心の枠を超えて、世の中の仕組みやできごとにアンテナを張り、引き出しを増やしていくことが必要と言えます。
また、問題文(リード文)を読みこなす「読解力」も必要です。さらに、あることがらを、読み取った内容と関連づけて解答する「想像力」も求められます。
過去問を通じて慣れておくことが重要になります。
ほかに、資料の読み取り問題も多く出題されています。ですので、資料を読み取り、適切な数値を選べるように演習を積んでおくことが必要です。 ただし、小学生の知識ではカバーできない内容や題材が扱われることもあります。
あらゆるテーマに対応するために、農業、工業と貿易、環境問題など、現在の日本がかかえている諸問題について、経済や時事と結びつけてまとめておくとよいでしょう。
また、基礎知識を充実させ、ふだんの生活で見聞きしたこと、勉強して学んだ内容を関連づけておくことも有効です。
慶應義塾普通部の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。