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慶應湘南藤沢中等部(SFC)
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、慶應湘南藤沢中等部の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應湘南藤沢中等部の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
慶應湘南藤沢中等部 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 説明文・論説文、小説・物語・伝記、内容理解、指示後・接続語、漢字の読み、書き取り、語句の意味、作文 |
慶應湘南藤沢中等部 国語の入試問題の傾向
慶應義塾湘南藤沢中等部の国語は、大問1が知識問題、大問2と大問3が読解問題、大問4で条件作文が出題されるという問題構成です。
解答形式は、記号選択問題がほとんどです。ほかに、毎年、書き抜きの問題が出題されています。
読解問題で取り上げられているテーマを見ると、小学生には理解が難しい大人向けのものが多くなっています。
最近取り上げられた文章としては、『台所のおと』(幸田文)、『家族シアター』(辻村深月)、『硬さのおはなし』(寺澤正男)、『すごい進化』(鈴木紀之)などがあります。
ハードルの高さを感じないようにするためにも、普段からこういった文章に慣れておく必要があるでしょう。
また、例年、約12,000字前後と、引用文もかなり長くなっています。読解し、全ての問題を解くには、相当なスピードが必要でしょう。
条件作文問題では、「避難生活で10歳の子に経験してほしいこと」や「今後10年間の予測についての考え」など、毎年ユニークな問題が出されています。
慶應湘南藤沢中等部 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、慶應湘南藤沢の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
慶應義塾湘南藤沢中等部の国語で合格点を取るためには、知識問題での失点は許されません。
ここ数年は、漢字の書き取りが必ず出題されるほか、ことばの知識に関する問題が出されることが多いので、重点的に対策をしておく必要があります。
また、過去に出題された問題の傾向を見て、派生的に出題されそうな事柄にも注意して幅広く学習すると良いでしょう。
読解問題は、先ほどお話ししたとおり、記号選択問題が中心ですので、選択問題への対策が不可欠になります。消去法や、文中に根拠を見つけながら答えを選んでいく解き方を身につけておくことが大切です。
出題文のレベルや、出題の仕方が似ているパターンの問題に積極的に取り組み、内容把握問題の演習を繰り返しましょう。
条件作文は、150字程度の制限字数が決められている場合がほとんどですが、年度によっては、特に字数が決まっていない場合もあります。
ただ、どちらにしても、ある程度の字数を書く記述問題には変わりないので、100字から150字の記述問題を中心に対策をしておきましょう。
た、問題のパターンとして、自分の発想で書いてよい場合と、詩など、リード文の内容について考えを求められる場合とがあります。そのどちらにも対応できるようにしておきましょう。
題演習をするときは、まず入れたいポイントを書き出して、文章の意味が通るように整理する練習や、字数を適切な長さに調節する練習を積んでおくのが効果的です。
そして、書いた文を誰かに添削してもらうことも重要です。ポイントをしっかり書き込んであることや、正しい日本語の文が書けているかなど、チェックしてもらうと良いでしょう。
慶應湘南藤沢中等部の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。