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慶應湘南藤沢中等部(SFC)
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、慶應湘南藤沢中等部の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應湘南藤沢中等部(SFC)の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
慶應湘南藤沢中等部(SFC) 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 50点 |
試験時間 | 25分 |
大問数 | 7題 |
頻出分野 | 地理、歴史、政治、複数分野総合など |
慶應湘南藤沢中等部(SFC) 社会の入試問題の傾向
慶応義塾湘南藤沢中等部の社会は、試験時間25分に対し、大問7題、問題数40題前後という出題構成になっています。
解答形式は数字選択式の問題がほとんどですが、試験時間が短いので、合格点を取るためには、相当のスピードが必要です。
歴史分野の比重がやや重いですが、地理分野、政治分野と幅広く出題されます。年度によっては複数分野からの総合問題が出題されることもあります。
分野別にみると、地理では日本各地の自然や産業や農業など、歴史では時代の流れを問われる問題が頻出です。
また、歴史では古代から近現代まで、文化などのある一つのテーマに沿って問題が出されることが多いです。
政治ではよく時事問題が出されるのも特徴です。最近の問題では、「情報化社会についての問題」、「税と社会保障に関する問題」「日本国の憲法の改正」「議院内閣制」や、世界的出来事で話題になった外国が取り上げられました。
さまざまなテーマの問題が取り上げられるため、多くのことに関心を持つのが大切です。
共通しているのは、資料の読み取り問題が多いことです。しかも、「資料が表していることが分かっているという前提で、その関連知識を問う」という、高度な問題が多く、深い知識が求められます。
慶應湘南藤沢中等部(SFC) 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、慶應湘南藤沢の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
歴史は、先ほどもお話ししたとおり、あらゆる時代から幅広く出題されます。また、細かい知識が問われるのに加えて、資料や略年表を使った問題の出題も多いです。
「出来事の背景・原因」「歴史的意義」「外国からの影響」などに注意し、正確な知識を固めておきましょう。
得点を伸ばすためには、地図・グラフ・表などの「読み取り問題」への対策が必須です。毎年出題されているので、的確に情報を読み取れなければ、合格点を取ることは難しいと言えます。
地図や表から正確に情報を読み取る力を養うためには、知識を覚える際に、資料集や図表をこまめに開いて、地図やグラフに親しんでおくことが大切です。
普通部の「統計資料の読み取り問題」や、中等部の「地図への書き込み問題」などの過去問を使って演習を積むのも一つのやり方です。
また、「速読力」も重要なポイントです。25分という試験時間に対し、問題の文章量が多いため、素早く文章を読んで、内容を理解できる力が必要です。読解のテクニックとスピードを身につけておきましょう。
時事問題については、日ごろからニュースや新聞などにも目を通しておくようにしましょう。アンテナを張り巡らせておき、政治や経済の動きなどをチェックすることも重要な対策です。
慶應湘南藤沢中等部(SFC)の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。